3月10日【エコー検査の結果】

2022年3月10日、通院に行ってきました。

エコーと血液検査を行いましたので、結果をご報告させていただきます。

 

まず、エコーの結果ですが、腹水は前回の通院時と同様に増えておらず横ばいでした。

ただし以前のエコーと比較すると、肝臓部分が白っぽく映っており、硬くなっている可能性があるという事でした。

 

チャチャは体循環門脈シャントと別の難病「先天性肝繊維症」を患っているため、

腹水が貯まったことと今回のエコーの結果から、

先天性肝繊維症が進行している可能性が高いというお話をうけました。

 

現在は先天性肝繊維症が原因と思われる門脈圧亢進症を食い止めるために、皮下点滴や利尿剤、門脈圧亢進症のお薬を飲んでいますが、

万が一これ以上病気が進行した場合は、シャントを縛った糸をほどかなければならなくなっていまいます。

 

2回目の手術が受けられるかどうかは、先天性肝繊維症の進行が止まってくれるかどうか、が重要です。

 

 

また、エコーの検査の結果、良いニュースもありました。

肝内の門脈枝にしっかりと血液が流れていることが確認できたのです。

門脈は少しずつ成長してくれている可能性があるとのことで、この先門脈が育ち、先天性肝繊維症による門脈圧亢進症が食い止められれば、2回目の手術を行う事ができます。

 

そのため、引き続き3日おきの療法食に加えて皮下輸液と8種類のお薬を投与して、1か月間経過を見ていくことになりました。

どちらの進行スピードが速いかは個体差があるとのことで、今はチャチャを信じて治療に専念するほかありません。

 

そして、今回の血液検査の結果、アンモニア値が術前よりも倍近く高くなっている事が確認できました。

こちらも、先天性肝繊維症が原因と思われるという事でした。

アンモニア値が高い割には、術前とは違い元気に過ごせているのですが、その理由として、

①毒素に体が慣れた

②少なからず門脈が育っている可能性

の2つが考えられるという事でした。

 

アンモニア値の上昇に関しては、元気であれば心配する必要はそこまでないとのお話でした。

亜鉛のお薬を追加して、経過を見ていきます。

 

来月の通院時にＣＴ検査を行い、肝臓やシャントがどうなっているかを確認します。

ＣＴ検査の結果、手術可能と判断された場合は、2022年5月12日に2回目の手術を行います。

 

 

まだまだ、2回目の手術が受けられるかどうかには大きな試練があります。

投薬治療も想定より高額になっており、この先治療費が賄えるかどうか、不安でもあります。

 

それでも、チャチャが門脈シャントを根治して、肝繊維症を抑え込み、私たちと長く一緒に過ごせる幸せな未来のために、私たちは人生を捧げてでも、頑張っていくつもりです。

この先どうなるのか分からず、不安な毎日ではありますが、皆様の応援にいつも支えられています。

 

チャチャを見守ってい下さっている皆様、いつもありがとうございます。

どうかチャチャに奇跡が起こることを、一緒にお祈りください。

 

次回の通院日：2022/3/26

 

本日の診療明細書↓

3/1-3/7までの皮下輸液の明細書↓

2022/3/10までの合計治療・手術費用：148万4263円