難病『門脈シャント』と診断された1歳半のチャチャを助けてください!

SUCCESS!

現在の支援総額

¥1,132,600

目標金額

¥990,000
想定必要金額…¥2,400,000

募集終了まで残り

終了

支援者数

186人

開始日

2022年2月16日

終了日

2022年3月27日
このプロジェクトの支援総額について

このプロジェクトの支援総額には、

  • プロジェクト外での支援金¥65,500

が含まれています。

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プロジェクト本文

初めまして。野口と申します。

2020年8月、ノミにまみれガリガリに痩せて弱っていたチャチャを保護し、わが家に迎え入れました。

ノミの駆除や去勢、体調不良を何度も乗り越えてきましたが、2021年12月上旬に発症率2%の難病「門脈シャント」であると発覚、余命3ヶ月ほどであると診断されました。

 

早期に手術を行わなければ余命が少ないこと、チャチャの場合は手術を行うことで完治も十分期待できるとのことで、リスクも承知のうえ手術をする事を決断しました。

しかし、チャチャの門脈シャントは非常に珍しく難しいケースで、手術は2回もしくは3回行う必要があるとの事です。

 

大変お恥ずかしい話ではありますが、わが家はコロナ渦の影響で収入が激減、後に失業してしまい、私たちだけでは手術費用を捻出する事ができません。

少しでもチャチャが幸せに長く過ごせますよう、どうかあなたのお力添えをいただけないでしょうか。

ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

プロジェクトの目標・実現したいこと

合計2回の手術を行い、チャチャの門脈シャントを完治させたいです。

 

2022年1月27日、無事に1度目の手術を乗り越えました。

1度目の手術費用は89万円、2度目の手術は80~100万円と見積もりをいただいています。

 

 

 

これまでに門脈シャントが原因とみられる体調不良等の治療にも約40万円の治療費がかかっており、門脈シャントに関わる治療費の総額が約235万円ほどになる見込みです。

私たちだけで用意できなかった手術費に、あにファン手数料10%を加味して、目標金額を99万円に設定させていただきました。

 

チャチャの門脈シャントが完治できるよう、手術費にご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 

チャチャを保護した経緯とこれまでの活動

●2020年8月

工場の近くで、ノミにまみれガリガリに痩せて弱っていた生後2ヵ月のチャチャを保護しました。

 

この時のチャチャは、糞尿まみれで目やにもひどく、「誰かが助けなれば」という状態でした。

わが家の家計も苦しい状況でしたが、苦しんで痩せ細っているチャチャを放置する事ができず、周りに猫を飼えるような方もいなかったため、わが家で責任をもって飼う事を決めました。

 

その後、猫白血病ウィルス感染症(FeLV)と猫免疫不全ウィルス感染症(FIV)の検査、ノミの駆除や去勢を終え、正式に迎えることになりました。

 

●2020年10月

ある日突然、汗まみれでヨダレを垂らし、意識も朦朧としてグッタリしたチャチャの姿がありました。

 

急いで病院に連れて行きレントゲンを撮ると、便が連なっているのが確認され、摘便しました。

強度の便秘を何度か繰り返しており、今思えば門脈シャントが原因だったのかもしれません。

 

2021年8月頃

再びチャチャの体調が崩れだしました。

血液検査をおこなったところ、肝臓の数値が正常値よりも悪い状態でしたが、体調によるものだろうとの先生の判断でした。

門脈シャント

 

尿が出ていない事で尿路結石が疑われたため、食事療法を行ったところ、症状が緩和。

このあと、わが家では尿量の管理のために「TORETTA(トレッタ)」を導入しました。

 

2021年10月上旬

2か月後、再び体調を崩しました。

すぐに病院に連れていき血液検査をしたのですが、当時は白血球異常で感染症の疑い、肝臓の数値も少し悪いが、もともとの肝臓の弱い子なのだろうという話でした。

3週間ほど抗生物質を投与し、元気になったりなくなったりを繰り返したあと、しばらくは元気な状態で安心していました。

 

2021年12月上旬

さらに2か月後、再び体調を崩しました。

今度は尿量は適性値だったため猫コロナウイルスが疑われましたが、検査結果は陰性。

10月に行った血液検査の結果で肝臓の値が悪かったことから、肝臓のお薬を飲んで様子見となりました。

 

●2021年12月下旬

2週間にわたって食欲増進薬やステロイド、肝臓の機能を良くするお薬を飲みましたが、結果は良くならず、肝臓の数値が悪化。

総胆汁酸が200μmol/Lを超えており、肝臓の数値が著しく悪いことから「門脈シャントの可能性が高い」との診断が出ました。

 

二次診療専門の大きな病院(病院B)に診てもらうことになりましたが、年末年始のためなかなか予約が取れず、最短でお願いしても2022年1月14日の予約となりました。

悪化を少しでも抑えるため、肝臓のお薬を飲ませ、3日おきに補液をし続けました。

 

(2021年12月24日の血液検査の結果↓)

 

(2021年12月24日の肝臓の結果↓)

 

●2022年1月6日

チャチャの体重は減少し続け元気がなくなる一方だったため、先に超音波検査だけでもと別の病院(病院C)でに診察を受けました。

この時の超音波検査でシャントが確認され、門脈シャントの診断が確定します。

 

門脈シャントの可能性が高いことは分かっていたものの、結果を聞いて改めて絶望しました。なんでこの子が、と思いました。

 

(2021年1月6日の血液検査の結果↓)

 

●2022年1月14日

以前より予約していた、二次診療専門の大きな病院(病院B)ににかかりました。

・体重がかなり落ちてる(もともと2.6kgあった体重が、このとき2.0kgしかありませんでした)
・門脈シャントの子はCTを撮るための全身麻酔さえもリスクが高い

という事で、全身麻酔をしても大丈夫かどうかのさまざまな検査を行った後、麻酔をしてCTを撮りました。

チャチャが目覚めたという連絡が来るまでは、生きた心地がしませんでした。

 

結果、シャントはかなり太く2本あるという事が判明しました。

 

あまりに太いため、開腹しないとシャントが閉じれるかどうかも分からないという説明を受けました。

もし、シャントが閉じれない場合は打つ手はなく、チャチャにとっての大きな負担になるため、私たちはもう一度手術をする事がこの子の幸せになるのか考えました。

 

十分に考えた結果、やはり少しでも可能性があるのであれば助けたい。

以前のような元気なチャチャに戻ってほしい。

長く一緒にいたい、これからも一緒にいたい、長生きしてほしいと、そう思い手術の決断を再度しました。

 

(2022年1月14日の血液検査の結果と予定表↓)

 

●2022年1月下旬

手術日を決定してから数日後に再度、二次診療専門の大きな病院(病院B)から連絡が入り、

「CTを精査した結果、本来あるべき肝臓内の門脈が確認できず、シャント血管しか見当たらない」

「先天性門脈欠損症の可能性が極めて高く、手術は難しい」

と告げられました。

 

門脈があるかどうかも開腹をして確認しなければならず、

・チャチャの場合は、シャントが太く結紮できない可能性が高い
・そもそも門脈がない場合はシャントを結紮できない
・仮に門脈があったとしても、シャントの場所や太さ次第では結紮できず、手術で亡くなるリスクの方が上回る

という診断でした。

 

しかし、手術が出来ないとTwitterに投稿したところ、チャチャと同じ門脈シャントで戦う猫ちゃんの飼い主様から1通のDMをいただきました。

・手術のリスクが高いため大病院で手術を断られた
・あきらめずに別の病院で改めて診察をしたところ、手術してもらえた
・現在は二回の手術を終えて経過も良好

という事で、一度診てもらうだけでもどうですか、と病院名と先生の名前を教えていただきました。

 

諦めていた私たちでしたが、少しでも手術できる希望があるのであれば、、、

そう思い、紹介して頂いた病院(病院D)に急遽電話、診察の予約をしました。

 

2022年1月27日

紹介して頂いた病院(病院D)で診察を受けました。

事前にCTやその他検査データを送っておいたため、当日はエコー検査と血液検査のみ実施。

1月14日よりもGOTとGPT(肝臓の状態を表す数値)がかなり上昇しており、このままだと短命だという事でした。

 

(2022年1月27日の血液検査の結果↓)

 

先生によると、

・手術する事は可能
・ただし、セカンドオピニオンで診て頂いたときと同様に、手術のリスクはそれなりにある
・開腹しないと門脈があるかは分からない

数多くの門脈シャントの子を見てきた先生でも、チャチャは非常に珍しく難しいケースとの事でした。

 

ただ、門脈が少しでも見つかれば、シャントを結紮する事は可能だということ、手術に耐えて術後発作も乗り越えれば、健康な猫ちゃんのように過ごせるようになるとのお話でした。

全体のリスクは2割ということ、どんなリスクがあるのかについても詳しく説明してくださり、大変信頼できる先生でした。

 

手術は最短でも来月になるという話でしたが、

チャチャの場合は1カ月もつかどうか分からない
・1カ月先だと手術できない状態になっている可能性もある

という事で、「かなり遅い時間にはなってしまいますが、希望であれば今日手術しますよ」と先生に言っていただき、

 

このまますぐに手術して大丈夫か、これが本当にチャチャのためになるか、この決断はあっているのか、、、などたくさんたくさん悩みましたが、

それよりも、少しでもチャチャと一緒にいられる未来を信じたいと思い、また、信頼できる先生だったことも含め、当日手術する決断にいたりました。

 

●2022年1月27日21時過ぎ

手術開始の連絡がありました。

麻酔自体のリスクも不安なうえ、門脈がなければ打つ手がないため、私たちは門脈が少しでもある事をひたすら願う事しかできませんでした。

病院の近くでずっとずっと、チャチャの手術が終わるのを待ちました。

 

(術前にいただいたお守りを付けていた時のチャチャ↓)

 

●2022年1月28日0時すぎ

祈り続けて3時間…無事手術が終わったと連絡が来ました。

門脈が見つかり、シャントも8割締めることができたとの事でした。

この連絡はいただいたときは、何カ月もの不安が一気に解放されたような、そんな感覚でした。

 

●2022年1月28日2時半過ぎ

チャチャに会えたのは、手術からさらに2時間半後でした。

麻酔が効いており、気絶に近い状態でしたが、姿を見ることが出来て安心しました。

 

(手術直後のチャチャ↓)

 

後日詳しく伺ったお話ですが、

チャチャの門脈は血液が全く流れていない状態で、全てシャント側に流れていたとの事でした。

 

そのため血管がぺっちゃんこになっており、CTに映らなかったと。

先生がぎゅっぎゅっと血管を揉んで門脈にも血液を循環させてくださり、門脈が無事に復活しました。

 

また、チャチャのシャントは9㎜と極めて太いものと、2㎜ほどの細いものがあり、細いシャントの方は極めて珍しい位置にあったというお話でした。

通常のお医者様ではまず見つけられないような位置にあったという事で、本当に難しく珍しいケースだったとおっしゃっていました。

 

(手術翌日のチャチャ↓)

 

そして、肝臓の色が悪く、すでに8歳ほどの猫ちゃんと同じくらいの状態になっているという事でした。

おそらく1か月後では間に合わなかったという事で、やってよかったんじゃないかと、先生に言っていただけました。

やっと、私たちの決断は間違いじゃなかったんだと、そう思えた瞬間でした。

 

●2022年1月28日~30日

術後72時間は術後発作の可能性が高くまだ油断はできないという事、車で往復6時間かかる事もあり、術後3日は近くのホテルにて待機しました。

術後は少し安心できたものの、まだまだリスクは高い状態のため心が落ち着かずにいましたが、Twitterでもたくさんの方に応援して頂き、心を強く持てました。

応援もあって、無事にチャチャは72時間も乗り越えることができました。

 

(術後3日のチャチャ↓)

 

そして現在、チャチャは胃ろうチューブからお薬やご飯を取り入れながら、少しずつ回復しています。

 

先生のお話では、このまま調子が良くなったら3か月後に2回目の手術を行い、シャントを完全結紮して根治を目指します。

まずは3カ月間でしっかり体力をつけて、肝臓をいたわる事が重要となってきます。

 

まだ退院は先になりますが、退院後は週に1回通院する予定です。

 

 

そして、2回目の手術は2022年4月下旬に行う予定です。

コロナ渦の影響もあり、金銭的に厳しいわが家では今ままでの治療費ですらギリギリの状態です。

 

それでも、チャチャを助けるために最新の技術で、できる限りの治療を受けさせたいです。

 

(術後5日でやっと立ち上がることができたチャチャ↓)

 

今の状態では、1回目の手術費用すら親族や知人に借りている状態であり、2回目の手術ではお金が用意できません。

どうか、2回目の手術に向けて最善の治療ができるように、治療費のご支援をいただけないでしょうか。

 

 

これまで数々の苦難を乗り越え、苦いお薬や嫌いな通院、大きな手術を乗り越えてきました。

これ以チャチャに病気で苦しんでほしくありません。

 

私たちにできることは全て全力で行い、万全な状態で2回目の手術に挑みたいです。

 

どうか、チャチャの手術費のご支援をお願いします。あなたの力を貸してください。

 

門脈体循環シャントとは

 

 

猫の門脈体循環シャントとは、本来肝臓に入るべき胃腸からの血液が、「シャント」と呼ばれる異常な血管を経由して、解毒を受けないまま全身を巡ってしまうことです。

胃腸からの血液には、アンモニア、メルカプトン、短鎖脂肪酸など数多くの毒素が含まれており、適切な解毒を受けなければ体に害を及ぼしてしまいます。

 

この解毒業務を受け持っているのが肝臓です。

正常であれば、胃腸からの血液は門脈(もんみゃく)と呼ばれる専用の血管を通じて肝臓内に入り、そこで解毒を受けて全身を巡る血液循環、すなわち「体循環」に合流します。

 

しかしシャントにおいては、門脈から体循環につながる血管に近道ができてしまっているため、解毒を受けていない血液がそのまま体循環に混入してしまいます。

その結果、有害な物質が体の各所に届くようになり、様々な弊害を生み出すと同時に、肝臓が栄養失調に陥って小さく萎縮してしまいます。

 

この状態が「門脈体循環シャント」です。

 

参照元:猫の門脈体循環シャントの病態と症状

 

ご支援金の使い道

ご支援金はすべて、チャチャの門脈シャントに関する治療費に使わせていただきます。

 

チャチャの場合は、先天性の門脈体循環シャントと診断されました。

先天性の場合、手術を行うことで肝機能が改善され、完治も十分期待できます。

 

●手術費・入院費

・1回目…88万1099円
・2回目…80~100万円

手術費・入院費合計…178万1099円

 

●通院費・お薬代

・2020年8月~2021年12月…41万4158円

・2021年1月~2022年4月…15万6000円

 

門脈シャントに関する治療費合計…235万1257円

 

私たちだけで用意できなかった手術費に、あにファン手数料10%を加味して、目標金額を99万円に設定させていただきました。

チャチャの門脈シャントが完治できるよう、手術費にご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 

リターンについて

すべてのご支援者様に感謝の気持ちを込めたメールと経過報告をさせていただきます。

 

リターンのお届けは2022年3月下旬を予定しておりますが、チャチャの術後の容態によって前後してしまう可能性があることをご了承ください。

(※その際はこちらからご報告させていただきます。)

 

実施スケジュール

  • 2021年1月6日 門脈シャントと診断
  • 2022年1月27日 1回目の手術を実施
  • 2022年2月6日 抜糸・退院予定
  • 2022年4月27日 2回目の手術を実施予定
  • 2022年7月27日 治療終了

 

【現在の状況】

高速道路を使って往復5~6時間、ほとんど毎日チャチャの面会に行っていました。

少しでもチャチャが私たちの顔を見て元気になってくれたらという思いです。

 

退院後は、週に1回の通院となります。

お薬は7種類飲んでいます。ご飯はお口から少し、ほとんどは胃ろうチューブから摂取しています。

 

まずは3か月後の手術に備え、体力を増やし肝臓をいたわっていく食事が必要になります。

 

チャチャの受診状況、検査結果、手術予定日、かかった費用などについては随時、活動報告、SNS(TwitterとInstagram)で報告させていただきます。

Twitterアカウントはこちら

Instagramアカウントはこちら

※拡散していただけるだけでも、私たちとチャチャの力になります。日々励まされています!

 

おわりに

迎え入れたころから、やんちゃで甘えん坊なチャチャ。

毎日、チャチャのおかげで楽しく幸せに暮らしていた私たちには、チャチャのいない生活はとても考えられません。

 

 

1日でも長く、チャチャが幸せな日を送れるようにと祈ってクラウドファンディングを立ち上げました。

これからも大切な家族の一員として、10年、20年と一緒にいたいです。

 

今もチャチャは頑張っています、とっても頑張っています。

 

あなたの力を、貸していただけないでしょうか?

ご支援のほどよろしくお願いいたします。

支援コース

支援するコースを選択後、画面下部の「支援する」ボタンからご支援ください。

※数量の変更、複数コースの選択ができます。

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「ニックネーム&住所入力なし」で支援できます。

発症率2%の難病 「門脈シャント」 (1)

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制作費用の掛からないリターンのみとさせていただき、ご支援金をすべてチャチャの治療費用に使わせていただきます。

支援数: 210100 お届け予定:2022年4月上旬
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支援数: 2 お届け予定:2022年4月上旬
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支援コース 30000

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支援数: 0 お届け予定:2022年4月上旬
¥50,000
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・チャチャの写真(印刷)
・お礼のお手紙
・経過のご連絡

をお送りさせていただきます。

支援数: 0 お届け予定:2022年4月上旬
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