プロジェクト本文
初めまして、はるさめの飼い主です。
3匹の保護猫と共に暮らしている中、末っ子で仔猫のはるさめが、
致死率ほぼ100%と言われている猫伝染性腹膜炎(FIP)という難病を発症してしまいました。
どうにかできないかと調べていたところ、FIPに効く治療薬があるという情報をネットで目にしました。
しかし、投薬期間84日間の薬代だけでも130万円はゆうに超え、
検査などもあわせると治療費が総額170万円は上回ってしまいます。
貯金をすべておろしてでも費用を捻出できる力がありません。
飼い主としてとても情けなく、恥ずかしく思っております。
それでも、はるさめの元気な姿を見続けたい、これからも一緒に暮らしていきたいです。
どうか、はるさめの治療にご支援・ご協力いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
▼プロジェクトの目標・実現したいこと
FIP混合型と診断されたはるさめは、3月28日より投薬治療を開始しています。
6月19日までの84日間投薬することで、FIPの寛解を目指しています。
この薬は国内ではまだ未認可の治療薬です。
その為、治療にかかる費用はかなり高額なものになります。
FIP混合型はFIPのなかでも症状が重いため、投薬量が通常より1.5倍多い150mg/kg必要です。
投薬開始時点の体重(4.01kg)でも1日600mg(15,000円)、
4月14日以降からは4.4kgになったため1日650mg(16,250円)の投薬を行っており、
今後も体重が増えるごとに投薬量も増えていきます。
単純計算でも、
・15,000円×17日間+16,250円×67日間=1,343,750円
となり、薬代だけでも130万円はゆうに超えてしまいます。
定期検査やFIPが判明するまでの検査費用も併せると治療費の総額は175万円はかかることに。
これまでに支払ってきた治療費は貯金や生活費を削って工面してきましたが、
今後かかる見込みの金額を捻出することが難しく、このままでははるさめの治療を継続することができません。
はるさめの元気な姿を見続けたい、これからも一緒に暮らしていきたい、
その一心でクラウドファンディングで支援を募らせていただくことといたしました。
どうか、はるさめの治療にご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
▼はるさめと出会うまで
昨年5月半ば、家を出たところ何処かから鳴き声が聞こえてきました。
声の元をたどると、茂みに隠れていく小さな後ろ姿。
5月とはいえまだ肌寒く雨も降る中、母親とはぐれたのかたった1匹で怯えながらも鳴き続けていました。
3時間粘ってなんとか保護に成功すると、まだ片手に乗るほどのかわいい仔猫でした。
急いで獣医さんに診てもらったところ、まだ6週齢ほどの男の子だとわかりました。
春の雨の日に出会ったので「はるさめ」と名付け、家族になりました。
それからというもの毎日よく食べ、よく遊び、よく寝て
すくすくのびのびと育ちました。
先住猫とも仲が良く、毎日追いかけごっこをしたり、おもちゃを取り合ったり…
とにかく甘えん坊なはるさめはいつも何をするにも誰かにくっついているので
「ストーニャー」と呼んでいます。
わずか500g程だったはるさめも気づけば4キロオーバー。
もうすぐお誕生日だね、なんて話をしていました。
▼病気が発覚するまでの経緯
2021年3月24日
いつものように遊んでいる猫たちを眺めていると
誰よりも遊びたがりなはるさめがじっと動かずにいることに気づきました。
耳を触ってみると異様なほどに熱く、おかしいと思い急いで病院へ行きました。
この時点で40.6℃の発熱(猫の平熱は38℃程度)
血液検査・エコー・生化学スクリーニング検査などあらゆる検査を行ってもらいましたが、
この時は特筆すべき原因が見つかりませんでした。
2021年3月25-26日
そこから続けて2日通院し、皮下点滴・消炎剤注射をしてもらいましたが
一向によくなる様子がなく、再び初日に行った検査+細胞診(3臓器)を行ったところ、
もしかしたらFIPかもしれないと診断されました。
FIPというのは仔猫に多く見られる致死率ほぼ100%の難病。
治療法がなく不治の病と呼ばれている恐ろしい病気です。
また進行がとても早く、発症すると長くても数ヶ月、早いと数日の間に亡くなってしまうそうです。
診断いただいた時は本当に頭が真っ白で、ただただ悲しく、そうではないことを祈るしかありませんでした。
日に日に弱っていくはるさめの隣で20分おきに目を覚まし呼吸を確認してはホッとする毎晩でした。
2021年3月27日
セカンドオピニオンを受けに行きましたが、ここでも確証がとれず・・
進行がとても早い病気のため
何とかしたいと思いつつも確証がなく、もどかしい日々が続きました。
なにより、普通に生活しているだけでもしんどいはるさめに、
何度も何度も病院に行って大変な検査をさせてしまっていることが心苦しかったです。
2021年3月28日
発熱してから5日が経ちました。
この時点でご飯も食べられず、歩けず、目も開けられない状態になっています。
せめて痛みを少しでも和らげてあげたいと調べていたところ、
致死率ほぼ100%と言われているFIPに効く治療薬があるという情報をネットで目にしました。
近年海外で開発された薬を84日間投薬することで8割程の猫が寛解しているそうです。
奇跡的にもその薬を取り扱っている病院が近くにあった為
最後の希望を込めて訪れたところ、FIP混合型と診断されました。
これでようやく治療ができる、はるさめを楽にしてあげられる、
そう思いました。
ですがこの薬は国内未認可であり、かなりの高額です。
加えて経過を診るための定期的な血液検査・エコーなども必要なのでかかる費用は少なくありません。
実際、FIPと診断されるまでにあちこちの病院で検査を行っており、
既に20万円以上かかっている現状です。
保護してから今までたくさんの成長を見せてくれたはるさめ。
そしてこれからもそんな日々が続いていくものだと信じていました。
正直なところ、諦めたくないです。
どうにかして助けてあげたい、まだまだこれからも一緒にいたい。
刻一刻を争う中、迷っている余地はありませんでした。
3月28日より投薬治療を開始、6月19日までの闘病生活が始まりました。
投薬初日の夜には驚くほど元気を取り戻していきました。
ごはんも食べられるし、歩き回れる。つい数時間前までの姿が嘘のようでした。
▼ご支援金の使い道
ご支援金は、手数料等を差し引いた全額はるさめの治療費に充てさせていただきます。
●投薬費用
投薬期間は84日間なので、
・3月28日~4月13日
17日間×600mg(15,000円)=255,000円
・4月14日~6月19日 ※体重増加による投薬量増加
67日間×650mg(16,250円)=1,088,750円
投薬費合計:1,343,750円 ※現在の体重を維持した場合
●通院費用(点滴等含む)
FIPが判明するまで・・・
・1件目(3回):88,600円
・2件目(1回):20,900円
・FIP治療薬協力病院・初回:94,240円
FIP治療開始後・・・
・定期検査(全8回):26,300円/回
●治療費合計
投薬費(1,343,750円)+検査費(414,140円)=1757890円
※今後、体重増加があれば費用はさらに増えます。
これまでは貯金でなんとか治療費に充ててきておりましたが、
自分の力だけでは捻出の難しい1,200,000円を目標金額に設定させていただきました。
何卒ご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
▼リターンについて
・お礼のメール
・オリジナルシール
・オリジナルポストカード
・オリジナル巾着袋
を贈らせていただきます。
⬇︎グッズイラストの例
尚、回復状況も随時ご報告させていただきます。
▼実施スケジュール
FIPはとても進行が早く早急な治療開始が必要であったため、3月28日から投薬治療を始めています。
経過状況や明細などは活動報告、Instagramにて随時ご報告させていただきます。
Instagram:@harutocona(https://www.instagram.com/harutocona/)
▼おわりに
まだまだ小さな命です。助かる方法が少しでもあるのなら諦めたくありません。
私が飲むのですら躊躇うような大きなカプセルを毎日何個も飲んで頑張ってくれています。
希望があるかぎり手を尽くしてあげたいと思います。
少しでも長く、穏やかで幸せな一生を送らせてあげたいです。
暖かいご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※この薬は動物医療薬品として認可されていません。
はるさめの飼い主として自己責任と判断の上で投薬しています。
また全てのFIP患者に有効であるとは限らないことご了承ください。