プロジェクト本文
こんにちは、首藤啓孝と首藤桃子と申します。
保護施設からお迎えをした生後6か月のあおちゃんが致死性の高いFIP(猫伝染性腹膜炎)という病気を発症してしまいました。
国内で認可された治療法は存在せず、かかりつけの動物病院でももって数ヶ月の命と言われ、頭が真っ白になりました。まだ生後半年の子猫なのに、、、
なんとか助かる道はないかと懸命に調べた結果、2019年に開発されたmutian という薬が有効かもしれないという情報に辿り着きましたが、国内未承認の薬のため大変高額で、総額100万円近く必要ということがわかりました。
恥ずかしながら、現在の経済状況でその金額はかなり厳しく、とても私たちだけで賄い切れるものではありません。
しかし、だからと言って大切な家族を見捨てることもできず、あおちゃんをなんとか救いたいです。
このページをご覧の皆様、どうかあおちゃんを救う手助けをしてもらえないでしょうか。
厚かましいお願いで大変恐縮ですが、どうかお力添えお願いします。
もくじ
このプロジェクトを立ち上げた理由
冒頭で述べましたように
我が家のあおちゃんはFIP(猫伝染性腹膜炎)という病気と闘っております。
現在、国内で正式な治療法は無く、
唯一の方法は非認可のmutianという薬を続けることです。
ただこの薬は非常に高額で、治療完了までに薬代含め総額100万円近く必要になってしまいます、、、
しかしながら、新卒1年目で結婚したてのわたしたちにとって100万円という額はかなり厳しく、知人の勧めもありクラウドファンディングへの挑戦を決意しました。
また毎日の治療の様子をSNSであげつづけることでmutianのお薬の効果を世間に知ってもらい、FIPの治療を悩んでいる方の後押しにもなるのではないかと思っております。
未だFIPは決して治る病気ではないという認識を持たれているお医者様は多く、mutianの存在を知らぬまま飼い主様が諦めてしまう事例も多いようです。。。
あおちゃんとの出会い
あおちゃんとの出会いは本当に運命的だったと思います。
私達夫婦は猫がもともと大好きで、飼うなら里親が良いなということでネットの募集などを見ていました。
さまざまな募集がある中で、私達夫婦どちらとも気になったのが、あおちゃんです。
不安と期待が織り混ざった気持ちで、保護施設に赴きました。
その日のうちに連れて帰れるように一応ゲージなどの準備もしてました。
全然懐いてくれなかったらどうしようとか考えてるうちにあおちゃんの方からゆっくり来てすんすんと匂いを嗅ぎ、ぺろっと指をなめてくれました。
その瞬間、不安はなくなり、その日のうちに家族になりました。
あおちゃんはいろんな環境を渡ってきた複雑な境遇の子でしたが、人間のことを心から信頼してくれている本当に良い子です。
あおちゃんの病気について
あおちゃんはおうちに来た時からちょっと不思議だったのが、あんまりご飯をがっつかないこと。
でも食べるには食べてたのでそんなに気にはしてませんでした。
家に来て3週間経過して、体重を測定しましたが全然増えておらず、流石におかしい気がして、病院で血液検査をすることに。
でも特に異常はありませんでした。
状況が変わったのは3月。
ある日、ふとあおちゃんを見ていると足が震えてる、、、
踏ん張りも効かない様子で排泄も満足にできてませんでした。
すぐに病院に行き、血液検査とエコー検査を実施。
その結果などからFIP(猫伝染性腹膜炎)と診断されました。
その際に先生からは、いつ死んでもおかしくない状況にあると言われました。
FIPとは?
猫伝染性腹膜炎(FIP)は、多くは1歳未満の子猫で発症します。発熱、沈うつ、食欲不振、体重減少、黄疸、腹水でおなかがふくれるなどの症状が起こり、進行が速いと診断後1ヶ月以内で亡くなることも少なくありません。
https://www.hanaoka-ah.jp/blog/2020/04/19/fip-summary/
( 猫のコロナウイルス感染症 猫伝染性腹膜炎(FIP)と猫腸ウイルス(FECV)感染症より抜粋)
あおちゃんは血液検査とエコー検査を行いました。
血液検査では、ヘマトクリットやグロブリンの数値が異常で、
エコーでは腎臓が腫れ上がっている様子が映し出されてました。。
FIPは猫コロナウィルスが変異してできるもので、おそらくは野良時代に移ったものが環境の変化などのストレスでFIPに変異したのだと推測できます。
もう少しお迎えの際に、ケアできなかったか今でも悔やんでます。
FIPはお腹に水のたまるウェットタイプと神経系に影響が強いドライタイプがありますが、あおちゃんはドライタイプです。
あおちゃんの主な症状を一覧にしました。
・神経症状(足の震え、眼振)
・食欲減退
・体重減少
・下痢
これらの症状が現れてました。
(神経症状の動画)
治療薬に関して
今現在、国内で認可されたFIPの治療法はありません。
最寄りの病院でも延命治療をすすめられました、、、
それでも何か治療法はないかその日よりネットで必死に調べました。
その結果見つかったのがmutianという薬です。
このお薬海外のものですが、調べるとFipを寛解した事例がかなりあり期待できるなと思いました。
投薬治療は基本的に84日間続きます。
FIPの病原菌はかなりしぶとく、必ずその期間中は治療薬を毎日決まった時間に処方する必要があります。
お薬は写真のようなカプセル状のものです。
国内でmutianを備蓄している病院は限られており、今回は最も近場のさくらペットクリニックに処方をお願いしにいきました。
(近場といっても県を何個か跨がないといけない距離でしたが、あおちゃんもかなり食欲減っており、危険な状態と判断してすぐ行きました。)
mutian は体重と症状の進行具合で処方量が変わります。
あおちゃんの場合、体重が軽いので処方量は少ないほうですが、神経症状がでていることもあり、中後期と診断されました。
なので1日あたり250mg必要になります。
事前に調べていたので、覚悟はできてましたが、薬の費用はかなり高く、大体1日6000円
また薬が効きにくい猫ちゃんもいるということと副作用がないということで、試しにその日は1週間分をもらいました。
これまでの活動・プロジェクトの進行状況
3/15
突然あおちゃんの足が震える。ふんばりが効いてない
深夜ということもあり、翌日病院へいくことに
3/16
最寄りの動物病院にてFIPである可能性が高いと診断される。
食欲もめっきり落ち、ほとんどドライも食べない
3/18
FIP治療薬を扱うさくらペットクリニックにてFIPと診断を受ける。
その日より治療開始3/19投薬1日目で足の震えなどは止まり、治療継続を決意!この日が一番食欲が落ちてました。
やむなく強制給仕をしました
3/22
以前よりも活発に動き回るようになる。
ご飯もよく食べるようになってきた✨
投薬時は、夫婦で片方があおちゃんを固定して、口を開けさせ、もう1人がお薬を飲ませる。そしてお水を流し込んでます。
いつもはおとなしいあおちゃんも投薬の時は大暴れしてほんとに大変です?
終わった後は不機嫌ですが、しばらくするといつものようにそばにやってくる可愛くてしかたないです❣️
3/26
足の震えは止まりましたが、まだ頭を震わす頭振の症状もあるため、ステロイドを併用してより確実に治療していくことにしました。
治療の様子は
twitter @aochannfip
instagram haruki6385
で随時報告しております!
ご支援金の使い道
薬代とFIPの検査費に当てさせていただきます。
①投薬費用の見積金額
200mg 118錠で590,000円
100mg 25錠で62,500円
50mg 34錠で42,500円
1日250mgなので基本は200mgと50mgのカプセルを組み合わせますが、
体重の増加次第で、1日の処方量が300mgになる可能性があるので100mgのカプセルも処方してもらいます。
消費税込みで計764,500円となります。
・②検査や通院費の想定金額
FIPウィルスが完全に寛解したかどうかを1ヶ月おきに検査します。
費用は1回9000円✖️3回で計27,000円となります。
・③目標金額
現在お薬代にそのまま回せる貯蓄が350,000円ありますので、
①投薬費用の見積金額
+②検査や通院費の想定金額
=791,500円
-貯金額350,000円
=441,500円
に、あにファン手数料やリターン発送費を考慮して、
目標金額は485,000円とさせていただきます。
どうかお力添えお願いします!
リターンについて
支援コースのリターン品として
あおちゃんの肉球スタンプをつけたオリジナルポストカード
粘土で作った肉球の型
あおちゃんのマグカップ
をお送りしたいと思います。
実施スケジュール
・投薬開始日
2021年3/18
・検査実施日
2021年3/18
・投薬終了日
2021年6/10
・リターン送付予定日
2021年7月30日
おわりに
いかなることがあっても育てると決めた以上、本来は医療費も全額負担すべきですが、どうしても今の経済状況で治療費を捻出するのが困難な状態です。
どうかお力添えをお願いします!!
この小さな命を一緒に守っていただけたら嬉しいです。
ご支援のほど、何卒よろしくお願いします。
※あまり考えたくないですが万が一治療の最中に子猫が亡くなってしまった場合、集まった金額は亡くなるまでにかかった薬代に当てます。
金銭が余る場合、香川県内の野良猫保護施設に全額寄付することをお約束します。
※本プロジェクトはall in方式です。
資金が目標額に行かずとも必ずプロジェクトを実行します。