プロジェクト本文
初めまして。コタマの家族の田辺と申します。
プロジェクトをご覧頂きありがとうございます。
現在夫、私、コタマ(保護猫)、サザエ(保護猫)と暮らしています。
2018年10月に家族になった推定5〜6才のコタマがFIPを発症してしまいました。
FIPは致死率ほぼ100%の不治の病と言われており、有効な治療法がない非常に恐ろしい病気です。また、発症からの進行が非常に早いことも特徴のひとつです。発見から10日以内、確定診断を待つ間に亡くなってしまうこともある病気です。
しかし、最近では未承認の薬ではありますが『MUTIAN』という海外の薬がこのFIPに一定の効果があるということが分かってきました。
このMUTIANという薬は非常に高額であり、また未承認の薬であるためペット保険等も適用されません。
本来ならば家族である私たちが費用を全額負担するべきですが、コロナ禍で夫婦で収入が激減。数ヶ月貯金を崩す生活をし、私自身も昨年夏に病気が発覚。年末に手術、入院をして今月仕事復帰をしたばかりで費用を全額まかなうことができません。
しかし、MUTIANという選択肢がある中、経済的理由でコタマの命を諦めることはできませんでした。
どうしてもコタマの命を救いたいと思い、プロジェクトを立ち上げさせていただきました。
コロナ禍で皆様も大変な時期に厚かましいお願いで大変恐縮ですが、どうか皆様のお力をお貸し頂けないでしょうか。
もくじ
プロジェクトの目標・実現したいこと
いちばんの目標は、84日間MUTIANを続けて完治(寛解)を目指しコタマとずっと一緒にいることです。
とても甘えん坊なのに、一度捨てられ外の厳しい環境の中で寂しい思いをしていたコタマに、今度こそ幸せになってもらいたいです。
そして、一例ではありますが寛解という実績を残し、いずれは一般的に手を伸ばせる価格で治療できるようになることを願います。
コタマとの出会い・このプロジェクトを立ち上げた理由
2018年の夏頃近くの公園でご飯を貰っている茶トラの猫を見ました。その年の初めに急に現れるようになったようです。すでに成猫で、どうやら捨てられたようだと聞きました。人懐こく通行人の方にも可愛がってもらっていたようですが、車の通りが多い場所、猫を良く思う人ばかりではないということで家族に相談し、保護しました。
家に来た頃のコタマです。
力も強く、冬用の重たい布団を自分で持ち上げてかまくらを作っていたこともありました。
当時から健康的で、皆んなに大きいね!と言われていたコタマ。一度風邪を引いた以外は、全く問題なく元気に過ごしていました。
しかし、2021年の1月になり少し痩せたかな?と思い1月13日〜14日にかけ、明らかに食欲と元気がなく15日に病院へ。
エコーの結果腎臓に腫瘍があり、血液検査の結果、総蛋白が非常に高いということでリンパ腫かFIPの可能性がある言われました。その日のうちに腎臓の細胞診も行いましたが、がん細胞はなく正常な細胞のみでした。
病院に行く頃のコタマ。保護した当時で5.5キロあり、家猫になりMAX6キロ以上あった体重が4.3キロまで痩せてしまいました。
詳細の結果が1週間後に出ると言われましたが、腎臓の細胞診の検査結果は問題なかったことと、どんどん元気がなくなって食欲も出ないので1月17日にFIPの可能性があるならと思い、MUTIANの協力病院へ行きました。
検査をしていただいた結果、2日前の血液検査の結果より総蛋白の数値が更に上がっており、貧血も出ていてFIPドライタイプの初期の可能性ということで、その日からMUTIANの投薬を開始しました。(1月21日に確定診断)
その頃には4.1キロと更に痩せ、骨が浮き出て力もなく寝ている状態でした。
しかし、MUTIANは日本で未承認の為非常に高額です。コタマはドライタイプ初期のため、通常量の1.3倍飲まなければいけません。
元々6キロあった体重が4.1キロまで減ってしまい当初は薬代だけで130万円ぐらいかかる予定が、5キロまで戻ったので薬代だけで155〜160万円はかかると言われています。元の体重に戻ると、もう少し増える予定です。
非常に高額な投薬治療になる為このプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。
図々しいお願いで申し訳ありませんが、どうかよろしくお願い致します。
これまでの活動・今までかかった費用
○1月15日○
食欲もなくあまり元気もないので、近くの病院へ。熱が39.9度あり、触診で腎臓の肥大があることが判明した為、検査をして頂きました。
MAX6キロあった体重は4.3キロまで減少していました。
総蛋白が非常に高く、エコーの結果やはり腎臓の形に異常があり、リンパ腫かFIPの可能性と言われました。
その日のうちに腎臓の細胞診までして頂きましたが、がん細胞はなく正常な細胞のみでした。
確定診断は外部の精密検査に出す為、結果が出るのが1週間後ということで、その日は点滴と抗生物質を頂いて帰りました。
検査と、点滴、注射などの治療費で5万2855円でした。
○1月17日○
2日前より更に元気がなくなり、食欲もなくちゅーるも舐める程度になってしまい、FIPの可能性があるならとMUTIANの協力病院へ行きました。
体重は4.1キロまで減少していました。
検査の結果、両方の腎臓に肉芽腫があり、総蛋白が2日前より更に上昇していた為、FIPドライタイプの初期の可能性と診断されました。
MUTIANは重篤な副作用がほとんど無いということで、その日から投薬を開始しました。
体重1キロあたり100mg推奨で、ドライタイプ初期は通常量の1.3倍必要なので、当時4.1キロのコタマは550mgスタートでした。
50mgあたり1200円で
✳︎1週間目(1月17日〜23日)
1日あたり13200円(税込14520円)を
1週間で92400円(税込101,640円)
最初は投薬がうまくいかない場合もあるので1日分余分に出して下さりました。(案の定うまくいきませんでした。)
検査費用と薬代で、13万1010円でした。
○1月21日○
MUTIANの協力病院の先生から、FIPの確定診断の連絡を頂きました。
後日自宅に届いた検査結果です。
○1月23日○
MUTIAN をいただきに協力病院へ。
体重が4.1キロ→4.2キロまで増えたため550mgから600mgに増量になりました
✳︎2週目(1月24日〜1月30日)
1日あたり14400円(税込15840円)を
1週間分で、100,800円(税込110,880円)
体重測定などの再診料と薬代で11万1430円でした。
○1月30日○
投薬2週間の検査に行きました。
エコーの結果、腎臓も少し状態が良くなっており、血液検査で総蛋白も12.9→10.4まで下がっていました。
食欲も出てきた為、体重が4.2キロ→4.7キロに。1週間で500グラムも増えて先生も驚いていました。
血小板の数値がかなり低かったですが、顕微鏡で見たら異常はないということでした。
MUTIANも650mgに増量になりました。
次回は4週間後ということで、自宅で体重を測りながらMUTIANを飲ませることになりました。
元の体重をふまえて1月30日〜2月13日の2週間分を4.99キロまでと想定して650mg
1日あたり 15600円(税込17160円)を
2週間分で218,240円(税込240,240円)
2月14日〜2月27日までの2週間分を5.39キロまでと想定して700mg
1日あたり16800円(税込18400円)を
2週間分で235,200円(税込258,720円)
で処方して頂きました。
エコー、血液検査、薬代で54万6315円でした。
6週間で84万1610円でした。
※まだ先のことなので、確定ではありませんが、現時点で5.2キロある為残りの6週間を保護当時の5.5キロに戻ることを想定して
1日あたり 18000円(税込19800円)を
6週間分で 75万6000円(税込83万1600円)
薬代のみで少なくとも倍の費用がかかります。
体重が6キロまで増えればもう少し増えますが、現時点で検査費用も含めて約180万円程かかる予定です。
ご支援金の使い道
全てコタマの治療費(薬代、検査費用)に使わせて頂きます。
かかった費用は医療費明細書と一緒に、随時更新させていただきます。
また、考えたくはありませんが治療中に万が一のことがあった場合は、今までの治療費に充てさせて頂きます。
リターンについて
活動報告機能での活動報告。
感謝のメール、お手紙、コタマの画像など。
また、気持ち程度になってしまいますが、コタマのポストカード、缶バッジ、卓上カレンダー、トートバッグなどを考えています。(デザインは現在考え中です)
コタマの投薬が終了してからリターンの準備に入る予定なので余裕を持って日程を設定しております。準備出来次第発送致しますので、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
実施スケジュール
2021年1月17日 MUTIAN投薬開始
2021年1月30日投薬2週間の検査
2021年2月27日投薬6週間の検査
まだ未定ですが、この間に何度か検査があると思いますので決まり次第活動報告で追加致します。
2021年4月10日投薬終了予定
2021年4月11日〜経過観察
2021年5月中リターン発送予定
おわりに
長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。
もっと早くコタマの異変に気づいていたら、こんなに苦しく辛い思いをさせなかったのではないかと後悔しました。
元々食べることが大好きで、具合が悪くなってからもご飯やおやつを欲しがる動作はしますが食べることができず、匂いを嗅いで顔を背ける感じでした。
次第にご飯を欲しがることすらしなくなり、起き上がるのもやっとな様子になりました。苦しいよ。助けてよ。と力無く鳴くコタマを見ているのが辛かったです。
現在はMUTIANのおかげで少しずつ元気になっています。
@diWFNpfNi9BM6MC
Twitterでも今までの経過を記録しています。
MUTIANは、コタマのことを助けることができるかもしれない希望です。
しかし、コタマは成猫で身体も大きく、ドライタイプ初期で投薬量が1.3倍。そこにかかる費用というのはとても私たちの収入や、家族からの借金で賄えるものではない高額なものでした。コタマを救うにはどうしても皆様お力添えが必要です。
特に、今は新型コロナウイルスによる影響で大変なご時世で、私自身の都合で勝手なお願いをしていることは重々承知しております。
ですが、どうしてもコタマを救いたいです。
どうか皆様のお力をお貸し頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。
※2021/3/28 投薬量の表記が間違っていたため、1.5倍→1.3倍に修正をしました(金額に間違いはありません)