プロジェクト本文
はじめまして、とろろの飼い主の野辺彩乃と申します。
とろろは2020.12.22日生まれの女の子のマンチカンです。
2021年8月 とろろが、【猫伝染性腹膜炎(FIP)】と診断されました。
診断後2週間〜1ヶ月程度で亡くなることもある病気です。
助ける方法は、高額なFIPの治療薬『MUTIAN』を84日間毎日投与することだと言われました。
まだ8ヶ月。1歳にもなってないのに、、、もっと、もっと一緒にいたい。とろろのいない人生なんて考えられないです。
本来なら飼い主の私が責任を持ち、すべてを補わないといけないのですが、現在私も病院に通っており、さらに生活環境の変化から出費があり、私1人の力では全てのお金を用意出来ず治療を続けていく事ができません。
とろろはMUTIANを飲み始めてからみるみる症状は良くなり、元気を取り戻してきています。
どうか、皆様このまま治療を続けていけるようお力を貸していただけないでしょうか。
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目標金額変更のお知らせ
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途中から病院を変えたことで薬代が安くなったので、目標金額を下げさせていただきました。
とろろは投薬39日目を終え、日に日に元気になってきています。
ここまでこれたのも皆様の応援あってのことです。 本当にありがとうございます。 感謝してもしきれません。
しかし、薬代は安くなったものの、まだ治療を続けていくには足りていない状況です。
どうかこのままとろろが無事に寛解できるよう皆様のお力を貸してください。
まだ皆様のお力が必要です。
どうか大切な家族、とろろの命を救うためにご支援、ご協力よろしくお願いします。
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変更前の目標金額:850,000円
変更後の目標金額:585,000円
プロジェクトをやろうとした理由
FIPは、発症するとほぼ100%死亡する病気と言われていました。
しかしここ数年、FIP治療薬『MUTIAN』の投与で多くの猫ちゃんが助かっていることを知りました。
今までは延命治療しかなく死を待つのみだった難病が、いまはMUTIANによって、助かる可能性があります。
ですが、MUTIAN保険適用外であり非常に高額です。
現在、薬代は1日9,980円。ただ体重が増えると薬の値段も上がるそうで、治療完了までに検査費等含め、約120万円は必要と言われています。
とろろを助けたい一心でMUTIANでの治療を始めました。しかし今の私の経済力では、全額用意することができず今後、治療を継続することが困難です。
そんなとき、クラウドファンディングの存在を知り、FIP治療を続けられたという方を見て、私ももこの方法しかないと思い、皆様にお願いさせていただくことと致しました。
とろろの命を助けたいです。84日間の投薬を続けられるよう、どうかみなさまのご支援をお願い致します。
お家に来た日のとろろ。初日からとっても元気に遊び回ってました。
FIPとは
FIPの原因となるのは、「猫伝染性腹膜炎ウイルス」というウイルスで、これは、「猫腸コロナウイルス」が変異を起こして強毒化したものです。
猫伝染性腹膜炎(FIP)の症状はさまざまですが、ウェットタイプとドライタイプの2つに分けられます。どちらのタイプでも元気・食欲の低下、発熱、体重減少は見られます。
ウェットタイプ
胸膜や腹膜などの内臓を覆う膜に炎症が起きる「胸膜炎」や「腹膜炎」と、血管炎を特徴とします。これにより、腹水、胸水、心嚢水、陰嚢水が貯留します。胸水の貯留により、呼吸がしにくく苦しくなることがあります。ウェットタイプは進行が速く、診断後2週間〜1ヶ月程度で亡くなることもあります。
ドライタイプ
いろいろな臓器に肉芽腫を作るのが特徴です。肝臓に肉芽腫が作られると、肝機能が低下します。また、ドライタイプは、腎臓に肉芽腫を作ったり、糸球体腎炎を起こしたりすることで、腎機能の低下や腎腫大を引き起こします。
眼にぶどう膜炎を引き起こすことがあり、虹彩の色を変化させることがあるので、眼の色が変わった時には注意が必要です。脳に炎症を起こし、神経症状を生じさせることもあります。
免疫力がまだ未熟な1歳未満の子が発症する事が多いようです。
とろろはこのウェットタイプと診断されました。
とろろがFIPとわかるまで〜治療開始まで
最近あまりご飯食べないし、走り回らないし、寝てることが増えたなと思ってました。
常にぐったり辛そうな顔でした。
8月22日
夜、とろろのお腹を触ってみるとすごくパンパンに張っていました。
心配になり次の日病院を予約して受診することに。
8月23日
病院で先生にエコーで見てもらうとお腹に水が溜まっている状態と。猫コロナウィルスかもしれないと、そのまま検査をしますと言われました。
検査を待っている間に自分で、猫コロナウィルス、腹水について調べFIPの存在を知り涙が止まりませんでした。症状からしてきっとFIPだろうと思いました。受け入れられませんでした。
病院に戻り結果はほぼFIPだろうと。しかし検査は別の場所に送らないとまだ断定は出来ないと言われましたが、もう覚悟しておいてくださいと言われました。涙が出ても出ても溢れて止まりませんでした。なんでとろちゃんなんだろうと。
この日は結果が出るまでのステロイドを貰い、それとMUTIANを使った治療の説明がありました。ただとても高額なことを伝えられMUTIANを使用した治療していくか、使用せず延命治療にするか考えておいてくださいと言われました。
8月26日
先生からお電話をいただき結果を聞く。やはりFIPですと言われました。
すぐにでも治療を始めた方が良いと聞いたのでご無理を言って今日中に伺わせて頂くことに。
病院につき正式に検査結果報告書とともにFIPのウェットタイプと診断されました。
高額な治療費がかかることは知っていましたが、とろろを助ける選択肢以外考えられませんでした。
次の検診までの5日間分のお薬をその日に処方していただき治療開始しました。
【治療のスケジュール】
2021.07.26 投薬開始
2021.11.17 投薬終了
2021.11.18〜2022.02.17 経過観察期間
再発がなければ治療完了
ご支援の使い道
支援していただいた金額は全てとろろの治療費に充てさせていただきます。
必要な治療費 約120万円
【MUTIANの費用】1,020,900円
〇1~13日目
9,980円×13日=129,740円
〇14~53日目
11,770円×40日=470,800円
〇54~84日目
13,560円×31日=420,360円
(現在3.1kgで300mgの投薬中。3.3kgを超えれば350mgの投薬と言わています。体重増加を考えて計算しています)
【検査費】約60,000円
検査費等 月約20,000円
合計1,080,900円(投薬期間中の概算)
その他に、FIP診断検査費、投薬期間後の定期検診等、約1,200,000円必要と言われています。
自己資金とクラウドファンディング手数料(10%)を考慮した上で、850,000円を目標とさせていただきました。
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目標金額変更のお知らせ(2021年10月5日追記)
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〚MUTIAN費用〛 253,440円
【残り26日分】
9240円×16日=147,840円
10,560円×10日=105,600円
合計253,440円
〚検査費・交通費〛 165,000円
交通費 約3,000円/回
検査費 約30,000円/回
33,000円×5回=165,000円
合計418,440円
その他に、9月13日と9月20日に協力病院に通った際の交通費と9月20日にお金が足りずカードで払った6万円、リターンの金額、クラウドファンディング手数料(10%)、薬の吐き戻しがあるかもしれないのでその分を入れさせて頂いて、585,000円とさせていただきました。
↑カードで支払った6万円分の明細です。
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今までの治療費
8月23日 ステロイド(400円)と検査費(38,582円) 計38,982円
8月26日 MUTIAN(59,880円)と検査費(5,390円) 計65,270円
8月31日 MUTIAN(172,210円)と検査費(2,970円)計175,180円
薬を飲んで元気になってきたとろろ。
前みたいにたくさんくっついてくるように。走るようにもなりました。
毎日、毎日お薬も頑張って飲んでます!日に日に今まで出来てたことが出来るようになってきています。
リターンについて
リターンはお薬が終了しまして、経過観察の終わる2月下旬から準備、発送いたします。
【全額支援コース】
心からのお礼のメールととろろの画像を送らせていただきます。
【支援コース】
心からのお礼のお手紙、お礼のお品を送らせていただきます。
(支援コースつきましては、お礼のお品のデザインの変更、発送時期が前後する場合がありますのでご了承ください。ご用意が出来次第、お送りさせていただきます。)
さいごに
最後までプロジェクトを読んでいただきありがとうございます。
まだまだこの先もとろろと一緒ににいたいです。
こんなにいきなり病気になってもう長くは生きられないって言われて頭が真っ白になりました。でも薬を飲み始めて元気になってくとろろをみて、とろろのいるこの生活がほんとに幸せなんだなと思います。
最初は自分でどうにかして助けられないか考えました。しかし、現実は難しくこのまま治療を継続していくには皆様のご支援が必要です。
どうか、とろろの命を助けるためご協力をお願いします。まだ1歳にもなっていないとろろ。もっともっと長生きしてほしい。
とろろがFIPになり一緒にいれるのが当たり前じゃない事に改めて気づかされ、1日1日とろろといれる幸せに感謝しています。
どうか、皆様ご支援よろしくお願い致します。
※FIPの治療に使用するMUTIANは、日本において動物医薬品として承認されていません。 自己責任のうえで投薬をし、とろろは症状が良くなってきていますが、全てのFIPの猫にこの治療薬が有効であるという趣旨ではないことをご理解お願いします。