プロジェクト本文
はじめまして、よもぎの飼い主です。
生後1歳4か月になるよもぎが、FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症してしまいました。
神経障害から歩行困難になってしまい、食欲不振によりチュールを食べきることも出来ない状態です。
協力病院の獣医さんにはドライタイプ後期の為、薬代や定期的な検査代を含め、治療費に150万円は想定した方がいいと言われました。
プロジェクトを立ち上げるまでなんとか頑張ってきましたが、今までの治療費で貯金が無くなってしまい、寛解まで治療を継続できそうにありません。
ですが、よもぎは私の大事な家族です。
諦めたくない。これからもずっと一緒にいたいです。
どうか皆様のご支援ご協力をお願い致します。
もくじ
プロジェクトの目標・実現したいこと
よもぎのFIPを寛解させて、これからも元気いっぱいな姿で一緒にいてほしいです。
治療法がないと言われてきたFIP(猫伝染性腹膜炎)ですが、MUTIANを84日間、毎日同じ時間に投薬すれば寛解に向かうことができます。
よもぎはFIPドライタイプ後期、体重が2.3kgなので、1日あたり500mg(13,200円)を投薬しています。(8月12日現在)
寛解に向けて薬代や検査代などを合わせ、およそ150万円ほどかかってしまいます。
これまでなんとか頑張ってきましたが、今までの治療費(約46万円)で貯金も無くなってしまい、藁にもすがる思いでプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
本当に申し訳ございませんが、どうか皆様のお力をお貸しください。
よもぎとこれからも一緒に笑っていたい。たくさん撫でてあげたい。寂しがり屋でどこにでも絶対ついてくるよもぎを見てまた笑いたい。沢山遊んで幸せになって欲しい。
どうか、ご支援ご協力をよろしくお願い致します。
【FIP(猫伝染性腹膜炎)とはどんな病気なのか】
FIP(猫伝染性腹膜炎)とは非常に致死率の高い病気です。
猫腸コロナウイルスが変異を起こして猫伝染性腹膜炎ウイルスになることが原因とされており、予防法がありません。
(現在流行してる人間の新型コロナウイルスとは別のウイルスです)
ウェットタイプの症状は主に腹水や胸水が溜まり、体重減少、元気減退、発熱などがあります。
ドライタイプの症状は体重減少、元気減退、発熱などの他に神経症状や臓器に肉芽ができます。
また、1度かかってしまうとウェットタイプでは2週間~1ヶ月、ドライタイプでは数ヶ月で死に至ってしまいます。
予防法も治療法もなく、ある日突然発症して飼い主と猫を引き離してしまう恐ろしい病気です。
↑転倒してしまった瞬間。
よもぎは神経症状が出ているためドライタイプ後期にあたります。
神経障害から歩行困難になってしまい、食欲不振によりチュールを食べきることも出来ない状態です。
よもぎとの出会い
●2020年6月20日
実家に住んでいたころ、生後2ヶ月のよもぎを譲っていただくことになりました。
お恥ずかしい話なのですが私は親との仲があまり良くなく、家族愛を受けていると満足に感じられませんでした。
その中でヨモギと出会い、まるでヨモギが初めて心の許せる本当の家族のように感じるようになりました。
まるで自分の娘のような姉妹のような、かけがえのない存在です。
愛して愛されるとは、このようなことを言うのだと感じたことも覚えています。
今までは家にいてもずっと自室にこもっており、家族と関わることが全くなかったのですが、よもぎが来てからは家族で集まることや話すことが増え、少しずつわだかまりが無くなっていきました。
よもぎは私に家族を愛する気持ちを教えてくれただけではなく、私と家族を繋げてくれました。
とてもとても大切な存在です。
FIP(猫伝染性腹膜炎)と診断されるまで
●2020年8月
昨年のことです。
よもぎはよく遊びよく食べる子だったのですが、ある日いきなり食べた物を吐き、飲めず食べれずになりました。
すぐに病院に連れていったところ、誤飲をしたのかもしれないということでレントゲンを撮りました。
しかしそこには何も映っておらず、先生には「レントゲンに映らない物かもしれない。避妊手術がまだなので、避妊手術と同時に開腹をして確認しようと思う」と言われました。
そのままお願いをして病院に預けて帰ったところ、昼過ぎに病院から電話がありました。
「まずいことが起こりました。開腹をしてみたところ腹水が溜まっていて黄疸が出ていました。なるべく処置はしましたが今夜が峠です」
頭の中が一気に真っ白になりました。すぐにまた会えると思っていたのに今夜が峠?理解が追いつきません。
しかしよもぎは頑張ってくれました。なんとか峠を乗り越えてくれたのです。
お話を聞くために病院に行ったところ、先生からは「今日明日いつダメになるかわからないギリギリの状態です」と言われ、また、FIPの判断基準である数値がどちらともいえないギリギリであることや、数々の初見(栄養失調、食欲減退、腹水、黄疸など)からFIPの疑いが高いと言われました。
しかしよもぎはその後驚くほどの回復を見せ、無事に元気で退院することが出来ました。
先生にも「正直FIPを疑っていたが数値も下がっています。奇跡です」と言っていただき、これからもよもぎとずっと一緒にいれると未来が明るくなったのを今でも覚えています。
それからのよもぎは元気いっぱいで一緒にいるだけで元気と幸せをたくさんくれました。
1度大きい病気を乗り越えたよもぎと今後は何十年もずっと一緒。そう信じて疑いませんでした。
●2021年2月から3月にかけて
今年の2月頃から、よもぎが時々転ぶようになりました。
初めは元気いっぱい走ることで、床がフローリングだから滑ってしまうのかな?と思って見ていました。
しかし3月に入り、カーペットの上でもちゃんと歩けなくなりました。
↑丸まっている状態の時に少し触れただけで転倒してしまう様子。
慌てて病院に連れていったところ、血液検査をしてもどの数値も悪くなく、「神経から来ているものだから断定が難しい。筋無力症の可能性が高い」と言われました。
また頭の中が真っ白になりました。
この病気は治すことができるのか?これから先よもぎはどうなってしまうのか?
筋無力症は確定診断が難しいことから、ステロイドを投薬して様子を見ることになりました。
ステロイド投薬により、よもぎの状態は少しずつ改善しました。
その様な状態であるなか、私が就職で上京することになりました。
よもぎの負担を考えると、よもぎを残して上京するべきか、否か、家族と何度も話し合いました。
結果、状態が安定した事や、そしてよもぎが私に特に懐いていた事から、よもぎと一緒に上京することにしました。
●2021年6月19日
地元で頂いた薬がなくなる前にかかりつけ医を探そうと思っていた矢先、6月19日によもぎがいきなり過呼吸と全身痙攣を起こしました。
予め調べていた近くの病院に電話をかけて急いで連れていき、血液検査やレントゲン撮影をしてもらいましたがやはり原因不明でした。
その後1ヶ月ほど通院をしてステロイドとてんかん薬を飲ませましたが、悪くもならないけど良くもならない状態が続きました。
そこで先生に「やっぱり1度MRIを撮ってもらうことをオススメする。紹介状ならこちらから出します」と言われ、紹介状を書いていただき、7月26日に見ていただくことになりました。
●2021年7月26日
血液検査とエコーとレントゲンでは何もわからず、MRIで見てもらったところ、脳室を覆う膜が炎症を起こしていました。
MRIを見ていただいた先生には「これはFIPのドライタイプでよく見られる状態です。他の所見(食欲減退、歩行困難など)とあわせてみたところ、FIPである可能性が非常に高いです」と言われました。
「FIPであるかどうかの検査結果は1週間後に出るためまだ断定は出来ませんが、今すぐに先行治療を始めた方がいい」とも言われました。
↓その時の検査結果です。
(現在は確定診断を受けており、FIPのドライタイプ後期と診断されました)
先行治療というのは、日本ではまだ未承認のMUTIANを投薬することです。
MUTIANの投薬を決意するまで
●2021年7月28日
MUTIANは日本では未承認なことからとても高く、ウェットタイプやドライタイプ、体重、そして症状の重さから飲む量はバラバラです。
繰り返しになりますが、協力病院の獣医さんからは薬代や検査代などをあわせ、150万円は想定した方がいいと言われました。
また、よもぎの症状が出たあたりの月日から見て初期ではないことや、必ず効くとは限らないことも教えていただきました。
よもぎは大きい病気を1度乗り越え、今も毎日薬を飲んで頑張ってくれています。
これ以上治療を続けるのは本当によもぎのためなのか、そして高額な医療費を払うことが出来るのか、たくさん葛藤をしました。
しかし、私と一緒に横になり撫でられて喉をゴロゴロ鳴らすよもぎを見て、これからも隣にいたい。寂しがり屋なこの子を1人になんてさせない。そしてまた大好きなチュールをおなかいっぱい食べて、大好きなおもちゃで満足するまで遊んで欲しい。
そう決意をして、2021年7月28日からMUTIANの投薬を始めました。
↓その時の書類です。
ご支援金の使い道
全てよもぎのお薬代にあてさせていただきます。
【内訳】
●7月26日
血液検査やMRIを含む精密検査をして頂きました。
(154,845円)
●7月28日
MUTIAN1週目を処方して頂きました。
(97,240円)
●8月4日
MUTIAN2週目を処方して頂きました。
(95,920円)
●8月10日
MUTIAN3週目の処方と血液検査をして頂きました。
体重が2.1kgから2.3kgに増えた為、投薬量が450mgから500mgに増えています。
(111,155円)
●今までかかっている診療費の合計…459,160円
●薬代のみ…295,680円
現在(8月12日)は体重が2.3kgで500mgの投薬なので、1日あたり13,200円かかっています。
24日分は既に処方して頂いているので残り60日分となり、最低でもお薬代だけであと792,000円は必要になります。
有難いことにクラファンを始めるまでの間に直接支援をいただいておりました。
本当にありがとうございます。
●直接支援の合計…177,000円
今までにかかった診療費は自分でなんとかお支払いしていきます。
現在クレジットカードの限度額などがギリギリの状態でして、残りのお薬代が払っていけるかが分かりません。
今後必要になるお薬代からご支援して頂いた分を引きますと、615,000円となります。
クラファンの手数料10%とリターンにかかる資金、体重増加によって増える投薬量なども考慮しまして、780,000円を目標とさせて頂きます。
リターンについて
ご支援頂いた皆様へ感謝のメールを送らさせていただくと共に、誠にささやかながらではありますがお礼の品を送らさせて頂きます。
ポストカードやトートバッグについてはご住所を送っていただく形になります。
※万が一、新型コロナウイルスの影響によりリターンの延期や遅延をしてしまう場合は、その都度報告させて頂きます。
実施スケジュール
●7/26 MRIを含めた精密検査
●7/28 MUTIAN投薬開始(2.1kg/250mg)
●8/4 MUTIAN2週目(2.2kg/250mg)
(以下予定)
状態を見て約2週間ごとに検査
●10/19 投薬終了、経過観察開始
●10月上旬〜 リターン発送予定
インスタグラムとツイッターでも活動報告をおこなっています。
よろしければそちらもご覧いただけると幸いです。
●インスタグラム
ID:yomogi_fip_
●ツイッター
ID:yomogi_fip_
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございました。
現在よもぎは薬が効いており、昔のように元気いっぱいです。
しかし、84日間の投薬を続けられないとまた悪化してしまい、寛解に向かえなくなります。
これからもこんなよもぎを隣で見ていたいです。
ご支援ご協力を何卒よろしくお願い致します。