プロジェクト本文
はじめまして。
衣智(いち)の家族のとれふる♪と申します。
衣智ですが、7月1日にFIPのドライタイプ初期との診断を受けてしまいました。
医師からは、
「FIPの治療薬は日本には現在ありません。」
「海外では一定の効果が期待されている薬はありますが、日本では未承認の薬なので、とても高額になりますし、こちらでは取り扱っていないので、個人輸入となります。」
「そして医師の立場から申し訳ないですけども、未承認の薬をオススメしますよ、とは言えません。」
と言われました。
「ただ、以前FIPに感染して診察した方で、個人で薬を手に入れられて治療された猫ちゃんは、今でも生きていますよ」
とも言って下さいました。
病院の診察後、私はどう考えても、何とかして衣智を助けたい!と思いました。
衣智を助ける為に、飼い主の自分は全力で何とかして努力するのは当たり前だと思っておりますので、とりあえず衣智がお世話になっていた方に連絡をしました。
そうしましたら、その方のお知り合いの方でFIPの治療を経験した方がいまして、色々お話しを聞くことが出来、とりあえずまずは先に手に入れたGSを56日投薬し、その後MUTIANに変更しても大丈夫との事なので、14日投薬する事にしました。
しかし薬代、診察代、検査代等、諸々を合計しますと治療費が総額69万以上かかってしまいます。
もし出来るのであれば、皆様のお力を少しずつでもお貸しいただき、衣智の命を繋いでいただけないかと思い、今回のプロジェクトを設立致しました。
衣智の命を救ってあげたいです!
どうかご支援の程よろしくお願い致します。
プロジェクトの目標・実現したい事
【70日間投薬してFIPの寛解を目指し、衣智を助ける事】です。
その為に
・70日分のGSとMUTIANの薬代
・経過観察期間の検査や診療代
が必要となりますので、トータル69万以上はかかってくる見込みです。
協力をいただきたい目標を55万に設定させていただきましたが、ご協力お願い出来ないでしょうか!
薬で寛解し、繋いでいただいた命に感謝しつつ、毎年衣智の誕生日をお祝いしてあげたいです。
-私の心を救ってくれた衣智-
私は20年前に母親を乳がんで亡くし、父親も去年、肺がんの闘病の末亡くなりました。
衣智は、父が亡くなる時期に入れ替わるようにして私の元に来てくれました。
↑ 来たばかりの子猫の頃の衣智
その当時は、父の入院している病院へ通ったりしながら、その後に仕事、そして帰宅。
そんな生活が続きヘトヘトだったのですが、ある時、先住猫を病院へ連れて行った際、そこで地域の保護団体が譲渡会を行いますという貼り紙に目が止まりました。
それを目にした時、父親の看病で疲れている筈なのに、何故かその譲渡会に一度行ってみたいなとふと思いました。
そこで出会ったのが、衣智でした。
譲渡会で衣智に出会い、トライアルも決定。 避妊手術をしてからのトライアルになるという事で、譲渡会から2週間後くらいにトライアル開始となりました。
トライアルが始まるまでの2週間ワクワクして待ってた、ある日。
父の入院している病院から突然連絡があり、容態が急変。 そしてどんどん悪化していき、容態が急変してから3日後、父はこの世を去りました。
葬儀も終え、両親がいなくなってしまった悲しみが強く、気持ちが失意のどん底でした。
そしてその悲しみをうめてくれるかのように、入れ替わるように衣智ちゃんが来てくれました。
その時の嬉しさは今でも忘れられないです。
私は亡くなった父が、悲しみに暮れないように連れてきてくれた子なのかなと思っています。
これまでの活動・以前のプロジェクト
衣智の体調不良〜FIP診断まで(6月17日〜7月1日)
・6月17日
夜、日付が変わるか変わらないか位の時間に突然、猛烈に痒がるような仕草をし始めました。
とにかく落ち着かなく走る、止まる、高速に色々な箇所を舐め始める。 舐めるのが止まるとまたソワソワと走り回るの繰り返しでした。
明らかにおかしな行動だったので次の日に病院に連れて行く事にしました。
・6月18日
病院に行きましたが、いつも先住猫を診て下さる先生が不在だった為、違う先生に診断してもらいました。
触診したりして診てもらったのですが、熱が高め以外はとくによく分からないとの事だったので、血液検査をお願いしました。
先生はあまり気にしてない感じだったのですが私はなんだか嫌な予感しかしていませんでした。
検査結果は、白血球の数値が高めに出ていました。 腎臓、肝臓の数値は正常値。
先生は「白血球が高いので、確実にどこかは炎症していますが、レントゲンは異常が見られないですし、エコーもわずかに肝臓の後ろ辺りが白っぽいかな?という程度なので、特定が難しいです。 とりあえず抗生剤を1週間だしますので、様子見てみて下さい。 腸炎かもしれないですし、もし抗生剤が効かないとなるとリンパ腫の疑いもゼロではないかもです。」
と言われ、とりあえず薬をもらって様子を見る事に。
ただ、ここから薬を飲ましても一向に改善されず、ますます悪化して急激に弱っていきました。
・6月19日
カリカリの食べが悪くなる。
・6月20日
カリカリぎ食べられなくなり、ウェットフードならなんとか食べる。
・6月21日
ウェットも食べが悪くなり、チュール等のペースト状の物しか受け付けなくなる。
・6月22日
・起き上がってご飯の場所に行けなくなり、ほぼ寝たきりに。 チュールでもお皿で食べられなくなり手から食べさせる。
1週間経っていなくても、これは明らかにまずい…と思うのと、前回の診察での先生の仰った事が微妙に納得出来ず、モヤモヤも残ってたので、すぐに先住猫の診てもらっている先生に診てもらいに再び病院へ行きました。
・6月23日
いつも診てもらっている先生は、私の話をしっかり聞いてくれて、前の受診履歴のデータと照らし合わせ、通常の血液検査にプラス蛋白値も調べてくれました。
その時、蛋白値が高く、他の症状で発熱、白血球の高さ、それらを全部照らし合わせると、FIPの可能性が考えられますと指摘されました。
FIPの可能性を判断するには、猫コロナウイルス抗体検査が最も重要な材料で、それは外部に検査を回さないと分からないとの事なので、外注する事に。
結果が出るのに約1週間かかるとの事なので、それまでの間はステロイド剤を飲ませて様子を見て行く事になりました。
・7月1日
検査結果の為病院へ。 そして検査の結果、やはり抗体検査の数値が物凄く高い数値が出ていました。
そして腹水は無かったのと肝臓の数値は正常値だったので、FIPのドライタイプの初期でしょうと診断されました。
最初は私はFIPという病気を知らず、説明を受けた時には相当ショックでした。 「どうしてこの子が…」と…。
日本では未承認でも海外に薬がある事を教えて下さった時も色々考えました。
薬を投薬しても100%効果がある訳ではない…もしかしたら効かないかもしれない…
でも薬を使わなければほぼ確実に近いうちに亡くなってしまう…
薬を使わずに何もせず亡くなってしまったら自分はきっと物凄い後悔をする…!何とかして衣智を助けてあげたい!!
私の悲しみを救ってくれたこの子に、今度は私が全力で恩返しをする番だ!!
と思い、投薬治療をする事に決め、そしてプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
ご支援金の使い道
全額、衣智の為の薬代、投与後の検査代等、大切に使わせていただこうと思っております。
《概算(想定必要金額)》
・これまでにかかった費用
※薬代《GS》(1錠1,800円、1kgで1錠。衣智は約4kgなので、1日に4錠を32日間)…合計230,400円
※薬代《GS24日追加》(1錠2,000円)…192,000円
※薬代《MUTIAN》(1日の投薬費用11,326円を14日間)…合計158,563円
※(診察代、検査費用)…合計62,890円
全ての合計…643,853円
・今後かかる費用の見込み(診察代、検査費用)…約50,000円
合計693,853円
以上の金額を想定しております。
自分達でも頑張りますので、今回ご支援いただきたい金額は55万円(手数料10%込み)で設定させていただきました。
※薬の吐き戻しがあった場合は再投与が必要となりますが、それらは合計金額には含めておりません。
《これまでにかかった費用の内訳》
・検査通院4回、薬代の合計62,890円(7月16日現在)
・FIP治療薬代 GS56日分(錠剤)とMUTIAN14日分(錠剤)…合計580,963円
これまでにかかった費用643,853円
リターンについて
☆全額支援コース☆
衣智のこれまでの写真や動画データをお送り致します。
☆支援コース☆
・衣智をイメージしたオリジナルストラップ又は、天然石付きオリジナルマスクストラップ+衣智のこれまでの写真や動画データをお送り致します。
※グッズの写真は後ほど上げます。
※グッズの発送につきましては、プロジェクト終了後になりますので、10月中旬頃からの発送となります。
実施スケジュール
7月1日 FIP初期との診断を受ける
7月6日 GS&MUTIAN投薬開始
9月13日 投薬終了
9月30日 クラウドファンディング終了
10月上旬〜 リターン順次お送り致します。
おわりに
この度は最後までご覧いただきまして誠にありがとうございます。
私の仕事が自営の為、午後からの仕事、そして同居人が現在テレワークな為、衣智の様子が見る事が出来てて助かっております。
投薬はまだまだ続きますが、まずは投薬終了を目指し頑張りたいと思います!
TwitterやInstagramではほぼ毎日、経過を投稿しております。
Twitter:@yuiyuicat_LOVE
Instagram:yuicat.1130
飼い主が一番責任を持って全力で向き合っていく事は当たり前だと重々承知しておりますが、それでも足りない分…少しでも…ほんの一握りでも皆様のお力添えをいただいて、衣智の命を繋いでいけたらと思いますので、どうぞ、よろしくお願い致します!