プロジェクト本文
はじめまして、飼い主の藤咲と申します。
この度は、本プロジェクト、めいのページをご覧頂きありがとうございます。
2021年6月8日に生後11ヶ月のめいがFIP(猫伝染性腹膜炎)ドライタイプの初期、もしくは中期と診断を受けました。
この病気の治療法は、今の日本ではまだ見つかっていません。発症してしまうと、数日〜数か月程度で亡くなってしまうという、とても恐ろしい不治の病と言っていい病気です。
予後は悪く、1,2か月の命と宣告されました。
延命治療しか出来る事がないと言われ、病院から帰宅してからは2日ほど泣きっぱなしでしたが、国内未承認の外国の薬がFIPに有効という情報を目にしました。
めいのFIPの症状を治療していくにあたり、GS-441524薬を45日間(※1)投薬する必要があります。
お薬は体重が増えると錠数も増え、金額も増していきます。
(※1) 45日目の血液検査の結果により、最大70日までの投薬に伸びます。
幸い、6月8日にFIPと宣告されてから投薬開始までが早かった為、症状がより進行していく前に治療を始めることが出来ました。
しかし、お薬は日本未認証の為高額なもので、保険は適用されません。
また、交通費や検査代等、再発のリスクを考えると、私の力だけではめいを満足に治療を完遂させてあげられない状況です。
FIPは進行が早く、一刻を争う病気です。
現在世の中が大変な状況の中、とても無理のあるお願いである事は重々承知しております。
また、本来であれば飼い主である私が全てどうにかすべき問題だとも重々承知しております。
ですが、どうかまだ1歳にもなっていないめいの小さな命を救う為、皆様の御力をお貸し頂けないでしょうか。
何卒お願い申し上げます。
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目標金額変更のお知らせ
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自身で不用品を売ったり、いくらか賄えた分を目標金額から引かせて頂きました。
ゴール金額を429,000円(あにファン様手数料差し引き、386,100円)とさせて頂きます。
しかし体重の増加により、当初想定していた治療費よりも上回っている状況です。
引き続きご支援、応援をお願いをさせて頂きたく、何卒宜しくお願い致します。
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変更前の目標金額:550,000円
変更後の目標金額:429,000円
プロジェクトの目標・実現したいこと
45日間の投薬を完了させ、FIPの寛解を目指します。
そのためには、
・45日分のGS-441524薬代
・経過観察期間の検査、その他の薬代
・病院が県を跨ぐ為、電車とタクシーを利用する交通費
が必要となるため、トータルで70万円ほどかかる見込みです。
交通費や、なんとか自己負担出来る費用を引いた50万円を目標に設定させていただきました。(+5万円クラウドファンディング手数料)
こちらのプロジェクトのお金については、全額お薬代と検査代へ充てさせて頂きます。
私の財力では、すべての治療費を用意することができず、このままでは45日間の治療が継続ができません。
もし叶うのであれば、来月の1歳の誕生日を元気に一緒に迎えた後、寛解させて2歳、3歳…とずっとお祝いしてあげたいです。
どうか御力を貸して頂けないでしょうか。
めいの体調不良~FIP診断まで(5月5日~6月8日)
5月5日~
元気なうんちを毎日していましたが、GW辺りから軟便が続きました。
昨年10月に、お迎えしたばかりで環境の変化でのストレスなのか、10日間程軟便をした事があった為、今回もストレスか何かだろうと思い整腸剤を自宅で飲ませながら様子をみておりました。
しかし10日経っても今回は中々元気なうんちに戻らず、軟便→下痢気味になってきた事から動物病院へ連れて行きました。
5月15日
下痢の為通院開始。
触診してもらったところ、おなかを触る先生が「何かある…何だこれ…」と言い始め、エコーで確認してもらう事に。
通常あるはずの無い場所に、数センチの謎のしこりのようなものを確認しました。
この日は受診した時間が遅く精密検査が出来ないという事で、次回精密検査をしましょうという事となりました。
年齢的に腫瘍は可能性が低いので、癒着、肉芽腫性炎の可能性で見ていると予想を伝えられ、下痢の応急処置としてこの日は整腸剤をもらって帰りました。
5月17日
謎のしこりの原因解明の為、調べられる検査を全て行ってもらいました。
時間のかかる検査なので、朝一で病院へ預け、夕方お迎えに行きました。
ざっくりした結果、場所的に腸間膜にしこりが発生している事、体の炎症度数が高すぎるので、しこりが出来たことによって周りに炎症が起きており、炎症により下痢も引き起こしているのでは、という見解でした。
細胞を取ってしこりの正体を調べるにしても、しこりに血管が絡んでおり針を刺して採取するのが難しいらしく、お腹を開いて取れるぶんのしこりを取り除くという事しかできないそう。
次回血液検査の結果を見て、方針を決めることに。
5月20日
前回便が持っていけなかったので、この日は便を持って行き便検査も行っていただきました。
まだ幼猫という事もあり、めいちゃんに負担のかかる事は避け、まずは、ステロイド投与でしこりが縮むか内服で反応を見ていく方針になりました。
下痢便の検査結果は問題なし、下痢は体が炎症を起こしているせいで続いていると思うと言われました。
この日は検査+ステロイドと抗生物質処方で、次回しこりのサイズを再度見て薬の効き方を確かめるという事になりました。
5月25日
しこりのサイズを改めてエコーにて確認しました。
少し縮んでいるとの事!このまま内服薬で良くしていけたら最高ですね、という事となり、引き続きステロイド投与で様子を見る事となりました。
6月3日
お薬はもう少し出ていたのですが、食欲がどんどん落ち、下痢もやはり収まらず目に見えて元気がないので予定より早く病院で診てもらいました。
再度エコーでしこり確認してもらいましたが、サイズは小さくなっておらず、内服療養の限界だそうでした。
しこりの細胞を調べないと適した薬も出せないという事で、次回お腹を開いてしこりの細胞採取→原因特定にあたる事となりました。
手術の前に改めて最新の血液検査データを取るのと、前回行っていなかった猫コロナウイルス(FCoV)抗体検査を行いました。
この時は抗体検査をすると言われ、それがFIPの事とは認識出来ておらず、あまり深刻に考えてはおりませんでした。
しこりの細胞を調べて病名特定し、適した薬で良くなって行くだろうなと考えていました。
6月8日
しこりの細胞検査の為手術です、朝一で病院へ連れて行きました。
しかし検査の前に猫コロナウイルス(FCoV)抗体検査の結果を伝えられ、FIPのドライタイプであろうと診断されてしまいました。
8日、連れていく前日に母から「めいちゃんはFIPじゃないんだよね…?」と聞かれてそんなわけないじゃんって思って居たのですが、不安になって調べていたら心当たりが多すぎて、FIPなのかもしれない…先生か前回言っていた抗体検査はFIPか調べるための検査だったのかと7日夜に気づきました。
それでも、8日診断結果伝えられるまでは、「まだ確定してないしFIPなんかじゃないし、めいちゃんは死なない」と思って居たのですが、いざ診断されてしまうと絶望で涙が止まりませんでした。
先生は、持って1,2か月だと思います、あとは延命治療をしてあげる事しかできない、手術の予定だったが、FIPという事なのでしこりを調べたところでどうにもならないので手術は出来ませんとおっしゃいました。
まだ9か月しか一緒に居られていない、めいちゃんも1歳になってすらいない、急変したら7月7日の誕生日をこの子は迎えられないのかもしれないのかと思ったら、帰宅してからの丸3日毎日泣いていました。
3月より1時的に実家へ戻っておりましたが、新しい家借りたらのんびり20年くらい一緒に過ごそうね~なんて思っていた矢先、あと数か月しか一緒に居られないと言われたのです。
泣きながらたくさんFIPの事を調べました、するとFIP寛解することが出来る薬がある事、実際に薬を使って病気が治まり、元気に過ごしている猫ちゃんがたくさんいる事を知りました。
しかし治療薬は保険が効かず、とても高額なお薬という事、効果の出ている猫もいるけど、すべての猫に効く訳ではないという事が同時にわかりました。
私は独身ですし、貯金に関してはこれから貯めていくつもりで現段階ではめいちゃんの治療に充てられるお金が無く、とてもすぐに治療をしてあげられそうにありませんでした。
両親にお金を借りられたら良かったのですが、保険未加入の実家で1番の老猫も病気を抱えており、その子の治療費で実家もカツカツな状態でした。(この子は6月10日に虹の橋を渡りました。)
看取るか、なんとかお金を捻出するかの2択で、貯金の無いタイミングと重なった為本当にどうしようか悩みましたが、たくさんのFIPの子の闘病ブログ等を読んで、折角迎えた自分の子を、何もせずただ看取るだけでは絶対に後悔してしまうと思い、治療へ進む事に決め、同時にプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。
体重がどんどん落ちていく日々、触ると骨と皮しかありません。(平均は3.5~4.0kg)
ご支援金の使い道
全額めいのお薬代、投与後の経過観察検査代として大切に使わせて頂きます。
色々と支払いがあり貯金の無いタイミングと重なってしまい、これまでにかかった費用については分割で
支払い日を遅らせている状態です。
<概算(想定必要金額)>
これまでにかかった費用・・・ 276,146円(下記へ内訳)
今後かかる費用の見込み・・・381,200円
合計・・・・・・・・・・・・657,346円
ご支援が必要な金額・・・・・ 55万円(手数料10%(5万円)込で設定させていただいております)
合計金額に含めておりませんが、薬の吐き戻しがあった場合には再投与が必要となります為、
これ以上の金額が想定されております。(吐き戻し分は自己負担しますので上記には含めておりません。)
<内訳(これまでにかかった費用)>
FIP診断までの検査通院6回、薬代、移動費合計→106,546円
FIP治療薬代、GS-441524薬2週間分+移動費→169,600円
これまでにかかった費用合計→276,146円
交通費は自己負担計算ですが、タクシーを使用しない想定で載せております。(雨の日や猛暑の際に使用予定)
↑初日5錠+2~14日分+吐き戻しした際の予備の金額です。
リターンについて
■■全額支援コース■■
めいを引き取った生後2か月~経過観察期間までの写真、動画データをお送り致します。
■■支援コース■■
*ファスナーにつけるのに丁度いい3㎝程のめいのアクリルキーホルダー(イラスト製作中、随時デザインラフ等を活動報告にて更新します。)
*またはマスクチャーム(磁石でつけるタイプになりますので、バッグや帽子に付けたり、ピアスにすることも可能です)
(10,000円支援コースのマスクチャームも、白か茶色選択可能です)
*オーダー首輪作成(フラワーorシンプルタイプ)
色、長さ等ヒアリングの上、制作させて頂きます。
+めいを引き取った生後2か月~経過観察期間までの写真、動画データをお送り致します。
※グッズについてはプロジェクト終了後発注する為、8月下旬~の発送になります
実施スケジュール
6月8日 FIP初期、または中期との診断を受ける
6月12日 GS-441524薬 投薬開始
7月26日 GS-441524薬 投薬終了
7月27日 クラウドファンティング終了
8月下旬 リターンを順次お送り致します
おわりに
この度は最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。
会社が半分テレワークの為、めいの事を見る時間が多くあり助かっています、
まずは7月26日のGS-441524薬の投薬終了まで頑張りたいと思います。
Twitterでは、より詳しい近状報告や写真をほぼ毎日投稿しております。
(アカウント:@Mei07999)
noteではFIP発症までの様子、まとめて経過観察ご覧になれるようブログ形式にて投稿をしております。
noteはこちら→めいのnote
飼い主として自身ですべてを賄う事が出来ず頭が上がりませんが、どうか皆様にご支援ご協力をお願いさせてください。