プロジェクト本文
はじめまして。こむぎの飼い主の木村と申します。
生後7カ月のこむぎが、致死率99%とも言われるFIP(猫伝染性腹膜炎)という難病を発症してしまいました。
日本では延命療法しかないうえ進行がとても早く、発症から早くて1週間、長く生きられても1か月という死を待つことしかできない病気です。
しかし、助かる可能性があるという海外の「MUTIAN(ムティアン)」という薬をみつけました。
この薬を知ったことで、まだまだ明るい未来を与えてあげることができる、未来を生きてもらいたいという希望が見えてきました。
ただ、この治療薬および検査治療には膨大な資金が必要となります。
借りれるだけの借入をして50万円はなんとかやりくりできましたが、このままいくと途中までしか投与が続けられず、こむぎがまた危険な状態になってしまう状況です。
生死を彷徨う病気に罹ってしまい今は動揺していますが、自分より大切な家族のこむぎの命のためにどうかご支援いただきたく、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
もくじ
★このプロジェクトで実現したいこと★
MUTIAN(ムティアン)の治療でこむぎの命を助けたいです。
こむぎはFIPドライ型後期を発症しています。
ドライ型はウェット型よりもMUTIAN(ムティアン)の量が必要なうえ、こむぎはドライ後期で重篤なこともあり、検査代やほかの薬など治療代を試算すると180万以上となってしまいます。
現在私たちは50万円しか用意できず、自己負担だけでは足りない130万円を目標に設定させていただきました。
投薬期間84日のあいだに180万を超える医療費はとても用意できず、当初は途方にくれていました。
そんなとき、インターネットの検索から、クラウドファンディングのおかげでFIP治療を続けられたという方を知り、私たちもこの方法しかないと思い、お願いさせていただくこととなりました。
こむぎの命を救うため、どうかご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。
★こむぎが発症した「猫伝染性腹膜炎(FIP)」について★
~①猫伝染性腹膜炎(FIP)とは~
猫コロナウイルスによって起こる病気です。
猫コロナウイルスに感染していてもほとんどの場合は無症状ですが、体の中に入り込んだ猫コロナウイルスが突然変異を起こして伝染性腹膜炎ウイルス(FIPウイルス)になり、病気を発病させると考えられています。
猫伝染性腹膜炎(FIP)は腹膜(胃や肝臓などの臓器の表面とそれらの臓器がおさまっている腹腔を包んでいる膜)に炎症がおこる病気で、一度発症してしまうとほぼ100%の確率で死んでしまうと言われています。
↑FIPドライタイプ後期のため、脳に菌が回り足と手が麻痺した状態のこむぎです。
~FIP(ウェットタイプ、ドライタイプ)~
・ウェットタイプ
腹部または胸部内に水分がたまり、これらの時に呼吸困難を引き起こすことになります。
血管内からタンパク質が流出し、主に臓器周辺に浸出液がたまり腹水、胸水が起こりやすくなります。
・ドライタイプ
食欲不振、発熱、黄疸、下痢、体重減少を示しますが水分の蓄積はありません。
ドライタイプでやっかいなのは眼症状または神経症状を起こします。(失明、下半身麻痺、てんかん)
こむぎの場合はFIPドライ型後期です。
症状は発熱40.6度、食欲不振、ドライ型の特徴でもあるのですが脳に少しの障害が出てしまい、足と手が麻痺してしまいました。
現在はかなり体調がよくなってきていますが、投薬を84日間続けないとまた悪化したり再発の恐れがあり、まだ油断できない状態です。
体調の良くなってきたこむぎを見て、必ず寛解させてあげたいと思っています。
★これまでの活動★
2021年3月29日(月)
身体が熱く食欲不振になり、最初は風邪かと思っていました。
死に至る病気にかかっていることも知らず、軽い気持ちで家の近くの病院に連れて行きました。
診断は原因ははっきりわからないのでこれから検査を何種類もして原因を究明していくとのことでした。私たちはとても不安になり、取り急ぎ入院を決めました。
しかし、入院中に呼吸困難を起こし、これ以上の処置ができない、家で看取ってくださいといわれました。
↑病院に検査入院させていましたが、40.6度の熱が入院中ずっと下がらなかった状態のこむぎです。
(この時にステロイドを投与する以外の治療方法がないとのことで、ステロイドを投与していましたが一向に良くなりませんでした。この時まだFIP(猫伝染性腹膜炎)とは判明しておらず、MUTIAN(ムティアン) の存在も知りませんでした)
3月29日から検査していましたが検査結果がでるまで1週間はかかり、最初は腎臓の炎症、それが肺に、そのあと脳も炎症を起こし、後ろ右足麻痺となりました。
私がもう少し早くこの病気に気づき、対処できれば左足の麻痺は回避できたかもしれません。そのことが心残りでしかたありません。
しかし、MUTIAN(ムティアン)を処方できる協力病院が偶然にも札幌にあり、すぐにセカンドオピニオンとして連れて行ったことで何より命を救うことはできました。
最終的に検査結果はFIP陽性でした↓
4月7日(水)午前10時30分
その協力病院に駆け込み、その日の12時にすぐ投薬をしていただきました。
10日間ほど40.6度前後の熱が下がらなかったこむぎですが、投薬開始翌日には熱が下がっており、本当に奇跡のようでした。
↑呼吸が苦しくなった状態で酸素室にいるこむぎです
今回このMUTIAN(ムティアン) に出会ったおかげでこむぎの命がすくわれました。
この病気にかかった猫が命を落とすことがないように、この治療を多くの人に認知してもらい、手軽に処方されることを心から願っています。
★資金の使い道★
このMUTIAN(ムティアン) はとても高価な薬です。保険も効きません。
こむぎは1.9㎏で、ドライ型後期のため400㎎の投与が必要です。
1カプセル(200㎎)6,600円のため、1日13,200円。
回復し体重が増えていくたびに増やしていかなければなりません。
また84日間投与が絶対ですので、最低でも13,200円×84日がかかり、体重増加分、入院費用、検査費用、診察費用含めると総額180万以上かかる見込みです。
生後7ヵ月の小さなこむぎにぜひ将来を与えていただけないでしょうか。
★支払い詳細(予定分も含めて)★
ご支援金は、手数料等を差し引いた全額をこむぎの治療費に充てさせていただきます。
MUTIAN(ムティアン)費用(税込み)
投薬期間84日間
・4月7日~5月14日
38日間×400mg(13,200円)
=501,600円
・5月15日~6月29日
46日間×450mg(16,500円)
=759,000円
※体重増加による投薬量増加を想定
投薬費合計:1,260,600円~
通院費用
FIP(猫伝染性腹膜炎)と確定するまでの費用
・通院3回&入院1回
=160,160円
協力病院でのFIP治療開始後費用
・5/14までの定期検査及びその他の薬
=201,225円
・今後の検査費用
=81,400円(予定)
通院費合計:442,785円(予定)
投薬費+通院費の合計
=1,703,385円~
現在私は自営業となりますが、新型コロナの影響で会社の業績が思わしくなく、恥ずかしながら50万円しか用意できない状態です。
このままだと投与が続けられないと日々悩んでおりました。
そのため、今後の投薬費用をどうかご支援いただきたく、130万円を目標に設定させていただきました。
どうかご支援ご協力をお願い致します。
★実施スケジュール★
3/29 診療、検査、薬処方
3/30 診療、検査、薬処方
4/1 診療、検査、薬処方
4/6 診療、検査、薬処方(入院代含む)
4/7 ~転院(入院)~MUTIAN(ムティアン)投薬開始
4/9 診療、検査、薬処方(入院代含む)
4/10 薬処方
4/12 診療、検査、薬処方
4/19 診療、検査、薬処方
4/27 薬処方
5/1 診療、検査、薬処方
~予定スケジュール~
5月の3週目に診療、検査
6月の4週目に診療、検査
6月29日MUTIAN(ムティアン)投薬終了
今後は下記のTwitterよりご報告をさせていただきます。
Twitter:@komugi200925
★最後に★
こむぎはまだこの世に生を受けて7か月、我が家にきてくれて4か月です。
生まれつき身体が小さく上手に声が発せらませんでした。
大切に育ててきて、今となってはかけがえのない家族です。
ただ今回の発症について、なにもせずに亡くなってしまうのをただ黙って見ていることだけはできませんでした。
命を助けられる可能性があるならば、この病気を寛解させて、こむぎとの生活をこの先も過ごしていくことが今の私たちの夢です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
支援していただいた方々には心を込めてお礼をさせていただきます。
ご支援ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。