ねむママ/ヤマザキ
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73人?1ヶ月が経過しました?
こんにちは、
ねむの飼い主のヤマザキです!
今日は、ねむと私たちのこれまでについて少し長文を書きました。
良ければ読んでくださると嬉しいです。
今日で、ねむが余命数日〜2ヶ月と宣告されてから、1ヶ月が経過しました?
もちろん、84日間の投薬が終わり、再発せずに無事に寛解してこそおめでたいのですが、
余命数日という最悪な事態を免れて、今日も側にいてくれていることがとても嬉しく幸せです。
今日は、ねむを迎えてから、色々あったことを振り返り、投稿させて頂きます。
ねむは、8月21日に我が家へやってきました。少しケージから出したら、ずっと走り回り遊んでいて、子猫の好奇心と体力に驚きました。この日は、一度も排泄をせずにすごく焦ったのを覚えています。
次の日から、咳をしているのが心配で、オンラインサービスで獣医さんに相談しました。環境に慣れるまで、様子を見ることを勧められたのですが、その後も咳が止まらず、病院に連れて行くことにしました。
実家で亀1匹しか飼ったことがなかった私は、動物病院を調べることすら初めてで、連れて行く病院がなかなか選べずにすごく時間がかかりました。
病院では、猫は普通咳をしないので、喘息の可能性があると診断され、かなりショックを受けました。
喉の薬をもらい、服用2日後くらいから咳が少しおさまりました。数ミリ程度の小さな錠剤の薬を粉々にして少量の子猫用ちゅーるに混ぜて食べさせていました。
しかし、安堵していたのも束の間でした。
1週間後くらいからお腹が柔らかくなってきたと思ったら、数日で異様なほど膨れてきて、体調が悪くなり、甘えて私たちから離れなくなりました。
寝てばかりで、ご飯も少ししか食べず、便秘気味。そして子猫なのに眠ることが優先で遊びに興味を示さない。
家に来てまだ2週間で、ねむの「普通の体調」が分からなかったのですが、何かおかしいと感じ、また病院へ連れて行きました。以前と違い、レントゲンやエコーを用いた大掛かりな診察となりました。
そして、咳の原因は肺炎。
体調不良の原因はFIP(猫伝染性腹膜炎)と診断されました。
かかりつけの病院では、この病気はステロイドやインターフェロンを用いた延命治療しかできない。ねむは肺炎が完治していないので、ステロイドが肺炎を悪化させて、最後は肺が耐えられなくなった時と言われました。
…それでは、苦しむだけだと思いました。
そして、最後の過ごし方を決める必要があるとも言われました。
この時の絶望感と無力感は、二度と味わいたくありません…。
小さい身体に点滴を打ち、採血をした先生や看護師さんのことはきっと怖いはずなのに、名前を呼ばれるとトコトコと寄っていきお鼻を擦り付けるかわいいねむ。
だっこされても暴れずに顔を近付ける健気なねむ。
なんでこの子が、とあまりの悲しみに気が遠くなっていきました。
この日、検査終わりに迎えに行くと、一生懸命ケージから私に向かって鳴いていたのを覚えています。
これから、美味しいものを沢山食べて、好きなおもちゃを見つけて、成長に合わせてお留守番もケージに入れるのをやめて、のびのびと幸せに暮らして欲しい。そう思っていたのに、
「長くとも2ヶ月」というわずかな間に、鳴く元気すら無くなるのを見届けなければいけないなんて、あまりにも残酷で受け入れられませんでした。
病院で絶望的なことばかり言われて、私自身、上手く呼吸ができなくなるほど泣き続けましたが、必死にFIPを調べて、未承認薬を知りました。
痩せて背骨の突起が見えるほどになり、お腹だけが腹水でパンパンの状態で、バランスを崩してふらつきながらも一生懸命ご飯に向かって歩き、少しだけ食べて、疲れてしまうのか、またすぐに眠る。
これを繰り返すねむを見て、ねむはまだ生きたくて、こんなに頑張ってご飯を食べている。それにまだ大きい声で鳴く気力がある。
まだ半年も生きていないねむを絶対に失いたくない。
そう思い、未承認薬について更に調べ、治療を決意しました。
翌朝、未承認薬の協力病院の中で1番近い病院に電話をして、診察をお願いしました。
予約がいっぱいだったのですが、診察に空きが出たら電話を貰えることになりました。すぐに家を出られる準備をして待機していたのですが、予定の時間に電話が来ず、焦りから涙が止まらず、泣きながら眠るねむを撫でていたら、連絡があり夕方に診察して頂けることになりました。
この時は一分一秒が命取りで、本当に怖くて仕方なくて、生きた心地がしなかったです。
病院に向かうタクシーを怖がり、鳴き続けるねむが、鳴くことで体力を使ってしまうことも怖かったです。
診察の結果、症状から見てFIPの疑いが9割とのことで、すぐに未承認薬の投与を始めることになりました。
かかりつけの病院で依頼しているFIPの検査結果が出ているわけではなかったので、試しに1週間分を処方されましたが、劇的に効いて、次の日には走りまわるようになり、1週間後にはご飯も完食できるようになりました。
そして、2週目の投与をしている最中に検査結果が出て、陽性が確定しました。
FIPであれば、84日間、24時間おきの投薬がしっかりと出来れば、寛解まで治療出来る可能性が高いです。
ですが、薬が高額で、どうしても全額を用意することが出来ません。
飼い主の私たちが全額を賄えないこと、私たちの力だけでねむを守ってあげられないこと、本当に情けなく思っています。
ですが、苦しい思いばかりしているねむを治して、これからは猫らしい一生を送って欲しいです。
無事に成長し、大人になったねむと1秒でも長く、一緒に過ごしたいです。
お願いばかりして申し訳ないのですが、どうか、お力を貸してください。
まずは余命宣告を乗り越えて、6ヶ月のハーフバースデーをお祝いしたいです。
何卒、宜しくお願い致します。
ねむ飼い主 ヤマザキ
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