プロジェクト本文
はじめまして。飼い主の村上と申します。
今年2月27日、こまりが生後まだ3か月でFIP(猫伝染性腹膜炎)という難病を発症してしまいました。
ある日、突然元気が無くなり、食欲も減って、いつもと違うお腹の膨らみも気になったので最寄りの動物病院を受診すると、発熱や血液検査で黄疸の症状が見られ、「猫伝染性腹膜炎(FIP)の可能性が極めて高い。」と告げられました。
初めて聞く病名、
獣医師からの病気の説明を聞いて、不安と絶望でいっぱいでした。
その後、FIPについてインターネットでもあらゆる情報を必死にかき集め
「今の日本では未承認ではあるが、すごく有効な“ MUTIAN “という薬がある。」
ということを知って急いで対応して頂ける協力病院を探し、衰弱しているこまりを連れて行きました。
獣医師の「とにかく時間がない。」との判断で、こまりはFIP検査の結果を待たずとしてその日のうちにMUTIANによる投薬治療がスタートしました。
本来であれば飼い主である私どもがこの子の命を救うための費用を捻出すべきであることは、十分に理解しています。
ですが、お恥ずかしい話になりますが、コロナの影響で我が家は収入が激減してしまい、その中で長男の高校入学も重なったこの春、
一刻を争うこの治療に、現在の我が家の経済状況では高額な投薬継続を続けさせてやることができません。
大切な家族であるこまりの命を
「なにがなんでも救いたい!」
ただただその想いで、このプロジェクトを立ち上げました。
どうか皆様の温かいご支援、ご協力をお願い致します。
プロジェクトの目標・実現したいこと
MUTIANでかけがえのないこまりの命を助けたいです!!
このお薬により助かっている命は沢山あります。
FIPという病気からこまりの大切な命を救うにはこの選択しかこの時の私には“ 希望 “が見つかりませんでした。
ただし、この薬は動物医療薬品としては未承認の為、お薬に保険は効きません。
大変高額なお薬になります。
84日間、毎日同じ時間に投薬する必要があり、投薬を途中で中断した場合はまた1からのやり直しになってしまいます。
そして、連続投薬終了後、経過観察期間を経て寛解となります。
どうか、このまま6月22日の投薬期間最後の日を無事に迎えるまで
なんとしても継続して治療をしてあげたいのが私どもの願いです。
FIPに特化してる病院での検査結果から、こまりは進行の早いウェットタイプの中期〜後期であると診断されました。
FIPという病気は、発症すると数日〜1ヶ月以内で亡くなることも決して少なくないという、本当に恐ろしい病気です。
これまでは延命の為の対処療法しかなかったのですが、近年になりFIPの治療にこのMUTIANが効果を生んでいます。
※これは、こまりの飼い主である私自身の判断で行っております。
すべてのFIPの猫にこの薬が有効であるという宣伝をするものではありません。
このプロジェクトを立ち上げた理由
こまりはとても人懐っこい性格で、
家族や友人の膝の上に乗ったり後追いするくらいとても人好きで明るく、
元気いっぱいに過ごしておりました。
すくすくとこのままずっと健康に育ってくれると家族全員がそう思っていました。
しかしながら、不運にもこのFIPを発症してしまい、このままでは高額な治療を継続できず、その場合また悪化して命の危機に瀕してしまうことは間違いありません。
飼い主として、とても葛藤しました。
でも、こうして家族となった大切な大切な「命」を、
見捨てることなんてできません。
こまりは小さな身体で毎日を頑張って生きています。
とにかく助けてあげたい気持ちでいっぱいです。
こまりのFIPが寛解するまで、家族一同どんな事があっても諦めず、全力でサポートしていきます。
勝手なお願いだとは重々承知しております。
ですが、どうかこまりの命を繋ぐために皆様の温かいご支援、お力添えを頂けないでしょうか。
これまでの活動・以前のプロジェクト
↓最初の病院での検査結果です。
↓こちらがMUTIANをスタートした時、FIP協力病院にて検査した際の結果になります。
MUTIANでの治療を始めてから1週間後の検査結果になります。
続いていた下痢の症状も治まり、食欲も出てだいぶ元気になりました。
↓
でも、まだ腹水が少し溜まっているのと、FIP特有の貧血の症状があり
お薬の副作用もあるのかもしれませんが、肝臓の数値がよくない状況です。
現在は、毎日色々な種類のお薬を欠かさず投薬しています。
次回はまた4月末に診療予定となっております。
ご支援金の使い道
ご支援頂いた資金は、全額こまりの治療費に充てさせて頂きます。
また、皆様からのご支援が募集金額を超えた場合や、本当に考えたくはないことですが
万が一、こまりの病状が悪化して治療中に亡くなってしまった場合でも返金は致しかねます。
その場合は、皆様から頂いた資金は同じFIPで苦しんでいる猫ちゃんの為に、寄付したいと思います。
どうか、ご了承ください。
(その際は、皆さまにお知らせいたします。)
リターンについて
全額応援コースをお選び頂いた方には、
費用の掛からない形で、気持ち程度ではありますが
感謝の気持ちを込めてお礼のメールや、こまりの写真画像ダウンロードを設定させて頂きました。
支援コースをお選び頂いた方には、
感謝の気持ちを込めてお礼のメールとコース別にオリジナルファイル、ノート等をご用意させて頂きます。
こまりの状況は、活動報告にて随時ご報告させていただきます。
実施スケジュール
◉ 投薬の費用について ◉
↓獣医によるお薬の目安です
痩せてしまったこまりは、1.2kg、最初の5日間は1日あたり100mgを飲んでおりました。
投薬6日目から体重が増えて、お薬も150mgになりました。
更に1週間後には1.6kgになり、4/20から1.8kgになったので、お薬は200mgになりました。
成長期なのでこのまま元気でいてくれたらどんどん体重も増えてくる事が予想されます。
治療にかかる金額を目安として計算してみました。
体重が増加することを予想し、算出したものです。
●3/31〜4/5まで【100mg】
1日あたり 2,400円×6日間=14,400円
●4/6〜4/19まで【150mg】
1日あたり 3,600円×14日間=50,400円
●4/20〜5/3まで【200mg】
1日あたり 4,800円×14日間=67,200円
●5/4〜5/24まで 【250mg】
1日あたり 6,000円×21日間=126,000円
●5/25〜6/22 (投薬最終日まで) 【300mg】
1日あたり 7200円×29日間=208,800円
MUTIANのみの金額で 計466,800円になります。
◉ 検査の費用について ◉
↓最初に病院に行った時の診療費明細書です。
↓FIP協力病院での診療明細書です。
↓1週間後に再度検査した時の診療明細書です。
現在までかかった検査費用が、計116,041円になります。
(※ 画像の明細書からMUTIANを抜いた金額です。)
これからかかるであろう検査費用 (エコー、血液検査等) が、約100,000円。
順調であればあと3、4回くらいの通院になりますが、今後の検査結果が悪かった場合はその費用も上乗せになるかと思います。
順調に行けば、約682,841円の治療費となります。
ここに≪+あにファン様手数料10%≫を考慮し、
現在の自己負担の不足分として、
目標金額を500,000円に設定させていただきました。
こまりは保険に入っていますが、適用が5月1日からの設定となっており、検査費用なども保険対象になりません。
FIPはもちろん保険適用外となります。
検査費等も全て自己負担になります。
高額な薬の投薬や血液検査などの治療に必要な医療費の全てを自身で賄うことが不可能な状況なため
大変勝手なお願いではございますが、皆様のご協力をお願いしている現状です。
おわりに
最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
余命間近まで近づいていた小さなこまりが、頑張って治療にチャレンジしています。
こまりの異変に気づいた段階で、もっと早く病院に連れて行ってあげていたら…
もしかしてこんなにも苦しまずに済んだのかもしれないと思うと、
飼い主として胸が締め付けられる想いでいっぱいです。
でも、こまりはMUTIAN投与5日後には自力で少しずつ食事も出来るようになり、10日後には元気にオモチャで遊べるまでに回復してくれており、MUTIANの効果の手ごたえは実感しております。
まだ生後4か月のこまりには、これからたくさんの幸せや楽しい事をいっぱい経験させてあげたいです。
この先も続いていくFIP治療の過程において、
今後の経過や検査もどうなるか分からない部分はございますが
こまりが今、頑張ってお薬を飲んでる姿や諦めずに毎日生きていてくれている事に感謝して、
飼い主である私自身も全力でこまりをサポートしながら、精一杯仕事を頑張って少しでも治療費に充てたいと思っております。
長くなりましたが、どうか小さなこまりが寛解までこの治療を続けられるよう、
皆様の温かいご支援、ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。