プロジェクト本文
初めまして。数あるページの中から私たちのページを見てくださりありがとうございます。
バッツの家族のkamataと申します。保護猫だったバッツ(10か月黒白)、みぃや(10か月キジ柄)と夫の4人で生活をしています。
2020年9月中旬に家族としてバッツを受け入れました。
そして今年4月3日、FIP(猫伝染性腹膜炎)混合タイプ と診断されました。
かかりつけの病院では、対処療法をして延命治療をし最後を看取るしかないと宣告されました。とても現実を受け入れることができず、インターネットでFIPについて調べたところ、日本では未承認薬である「MUTIAN」という薬が唯一助かる可能性があるという情報にたどり着きました。
幸い、自宅から一時間のところにMUTIANを処方している病院があったのですぐに診察をしに行きMUTIANを処方してもらいました。
しかし、混合タイプということもあり、通常の1.5倍の量を84日間毎日決められた時間に投与しなければなりません。
バッツの体重と混合タイプ中期ということで薬代だけで105万以上かかる見込みと医師から告げられました。
本来ならばバッツのFIP治療費を捻出するのは私たち夫婦の責任です。大変お恥ずかしい話ですが、現在私が妊娠5か月目ですぐに復職できないこと、バッツはペット保険に加入しておりますが、MUTIANは未承認薬のため、保険適用外となってしまっていることもあり、私達の経済状況ではとても厳しい状況です。
ただでさえ世の中が大変な状況であるなか、自身の飼い猫のための資金集めとは大変申し訳なく恥ずかしいことであることは重々承知ですが、わたしたちの大切な家族であるバッツを救うため、どうかお力を貸していただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
プロジェクトの目標・実現したいこと
投薬を完了させ、寛解させてあげたいです。
投薬量は重症度と体重からその日の投薬量が決まります。
バッツの場合、混合型中期のFIPとの診断で、診断時の体重は2.7kgだったため、1日で400mgを投与しました。お薬の価格は200㎎あたり4,800円です。この時の一日の薬代は10,560円(税込)でした。
初回診察時の領収書の写真を添付します。
このプロジェクトを立ち上げた理由
FIP(猫伝染性腹膜炎 )は一度発症してしまうと完治ができない病気です。
現在のところ、日本でFIPを完全に治す治療法はありません。致死率99%のため対処療法を施しても予後は不良で、1年後に生存している割合は5%未満です。
MUTIANは日本で使用され始めてからまだ時が浅く、有用性も定かではありません。それでも少しでも治る可能性があるならばと藁にも縋る思いでMUTIANの投薬を決めました。
このようなクラウドファンディングに対して色々なご意見やお考えがあるかと思いますが 、高額治療となりペット保険も適用できないこと、また、個人的な理由ですが現在私が妊娠5か月目ですぐに仕事に復帰できないため、考えに考えた末 クラウドファンディングに踏み切りました。
また、活動記録を残し、今後同じようなFIPを発症してしまった猫ちゃんと飼い主さんに少しでも役に立つ情報を提供し、日本でのMUTIAN承認や治療法の早期発見つながれば良いと心から願っています。
これまでの活動・以前のプロジェクト
●FIPの記録
2020年9月に我が家にやってきたバッツが、先月ほど前から食欲が落ち、おもちゃで遊んだりもしなくなってしまいました。
大好きなちゅーるもカリカリも食べなくなり、寝床から動こうともしません。よく見ると瞬膜も出ていたので風邪かな?と思い、翌日動物病院に連れて行きました。
2021年3月10日
動物病院では熱もなく、風邪の引き始めかもしてないということでシロップ薬を一週間分処方してもらい様子を見ることになりました。
2021年3月16日
再び動物病院へ。症状が変わらないので気になる項目を血液検査することになりました。
検査の結果、肝臓の数値が高いことがわかりました。その日は点滴を打ってもらいました。
点滴のおかげか寝床からリビングに歩いてきてくれました。でもまだ瞬膜が出ていて歩き方もよろよろでした。
2021年3月18日
経過観察の為動物病院へ。この日は注射と内服薬を処方してもらいました。
カリカリはもちろんウエットフードもペロペロ舐めるだけで租借しようとはしません。かろうじて水は1日1回飲んでくれましたが、うんちも出ないし毛がボロボロになり背骨も浮き出てしまいました。
寝床から動かず、瞬膜が出ていてぐったりしていました。
まだこの時点では風邪が長引いてるのかな?と楽観視をしていました。
2021年3月23日
内服薬を拒絶し始めたので病院にて点滴を打ってもらいました。
風邪でもなく原因もわからず対処療法しかできないもどかしさから、バッツを譲ってくださった保護猫団体さんに電話で相談しました。
そこで保護猫団体のSさんが「その症状はもしかしたらFIP(猫伝染性腹膜炎) )という病気かもしれない。すぐに別の病院で詳しく検査をしてもらってください!」と助言してくださり、ここで初めてFIPという病気のことMUTIANという唯一助かる可能性のある薬があることを知りました。
2021年3月25日
保護猫団体さんが普段利用されている病院に行き、診察してもらったところ熱が40.2度ありました。
そしてさらに詳しく血液検査等してもらいました。
肝臓の数値は下がっていましたが、貧血や、血液中の蛋白質が多いなどFIPの可能性があることがわかりました。
その日はすぐにFIPの唯一の治療薬を処方してもらえる病院を探し明日すぐに行くことに決めました。
この日の晩、バッツの目を見てみるとFIPの症状でもある神経障害(瞳孔の左右差)が表れていました。
2021年3月27日
FIP協力病院にて血液検査・エコー検査の実施。
エコーの結果ほんの少し腹水が溜まっていると言われ驚きました。
そして眼球の神経障害や、ブドウ膜炎の症状があり、やはり検査の結果FIPの可能性があるので、FIP確定検査の結果が出る前にMUTIANでの投薬を開始することを決意しました。MUTIANの投薬は早ければ早いほど効果があるからです。
この時バッツの体重は2.7kgでFIP混合タイプの中期と仮診断されたので1.5倍の投薬でスタートとなりました。
8日分(7日分と1日予備の分)のMUTIANを処方してもらい一週間後にFIPかどうかの検査結果を病院に聞きに行くことになりました。
2021年4月3日
検査結果を聞きに行ったところ、FIP陽性確定との診断がおりました。
ご支援金の使い道
全額を猫の薬代として使用します。
※計算の内訳は下記をご覧ください。
また、活動報告などで最終的な収支のご報告をする予定です。
バッツは混合タイプの中期で現在クラウドファンディング申請時の体重は3.0kgのため、
2021年4月8日現在 1.5倍量の200mg×2錠+100mg1錠、合計500mg/日が必要です。
また、2週間に1度の血液検査、状況によって他検査があります。
薬の代金は200mgあたり5,280円(税込)なので1日にかかる薬の代金は13,200円(税込)です。
現時点での病院からの見積もりは薬代だけで最低105万以上となり、両親からの支援や私の貯金から半額ほど費用を捻出できそうなのですが、残りの捻出が難しいため、クラウドファンディングの手数料10%を上乗せした目標設定金額を設定させていただきます。
クラウドファンディングのサイトの手数料が10%引かれるので、実際にこの金額を集めるためには552,750円が必要という試算になります。
※上記には、通院のための交通費や2週間毎の検査代など、その他の経費は含めていません。
今後の活動記録は必ず活動報告・twitter等のSNSにて投稿させていただきます。
リターンについて
ささやかではありますが、ご支援をしてくださった方に感謝の気持ちをお返しいたします。
全額応援コースをお選び頂いた方
費用の掛からない形で、お礼のメール・写真や動画データをプロジェクト終了後に送らせていただきます。
支援コースをお選び頂いた方
お礼のメールとコース別に写真や動画に加えお礼のお品(クリアファイル・ポストカード・Tシャツ等)をご用意させていただきます。
プロジェクト終了後に制作し、送らせていただきます。
実施スケジュール
治療・クラウドファンディングの具体的なスケジュールは下記のとおりです。
2021年3月27日 MUTIAN投薬開始(2週間毎の通院・検査)2021年4月中旬 クラウドファンディング開始
2021年6月18日 MUTIAN投薬終了予定(84日目)
2021年6月 クラウドファンディング終了
2021年8月 リターン発送
おわりに
バッツは保護猫譲渡会にて譲り受け、出会った猫ちゃんです。
トライアル初日から人見知りもせず、ごはんもよく食べ、お風呂の時間には浴室内にまでついてくる本当に人間が大好きな猫ちゃんです。
まだ10ヵ月しか生きてないバッツの小さな命を諦めたくありません。また、夏に生まれてくる私たちの赤ちゃんとこれからの長い人生を一緒に過ごし共に成長していって欲しいと願っています。
ただでさえ世の中が大変な状況であるなか、自身の飼い猫のための資金集めとは大変申し訳なく恥ずかしいことであることは重々承知ですが、わたしたちの大切な家族であるバッツを救うため、どうかお力を貸していただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。