プロジェクト本文
初めまして。れんの飼い主、大塚と申します。
れんは幼少期、ペットショップにて猫風邪をこじらせてしまい右目の視力がほぼ無い状態です。
そして生後6ヶ月で猫伝染性腹膜炎(FIP)という病気を患ってしまいました。
この病気は、発症すると致死率が約100%と言われています。
日本ではこの病気を治す薬は開発されておらず、緩和治療のみとなっていますが、ここ1~2年で海外の「MUTIAN」という薬が効くと言われ、投薬を始めました。
猫ちゃんの体重や症状によって金額は変わりますが、日本未承認の薬のためかなり高額です。
本来、全額自分で支払うべきなのは重々承知しております。
ですがとても高額で、私の力だけではれんへの投薬を続けることができません。
皆様のご支援をどうかいただけないでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
FIPという病気について
この病気は、「ウェットタイプ」「ドライタイプ」また、2つが混ざった「混合タイプ」があります。
「ウェットタイプ」
腹部または胸部内に水分が溜まり、時に呼吸困難を引き起こすことがあります。
その他、食欲不振、発熱、体重減少、黄疸、嘔吐、下痢などの症状が現れます。
急速に症状が悪化することが知られています。
「ドライタイプ」
食欲不振、発熱、体重減少、黄疸、下痢などの症状がありますが、水分の蓄積はありません。
様々な臓器に徐々に肉芽腫を形成し、肝臓、腎臓、睾丸の腫れや腸のリンパ節の腫大、および広範な化膿性腹膜炎を引き起こす可能性があります。
れんは食欲不振、体重減少、腹水、睾丸の腫れ、神経症状が出ていたため、2つのタイプが混ざった「混合タイプ 中後期」と診断されています。
FIPが発覚するまで
3月3日、はじめは猫風邪の症状かと思い通院し、薬も鼻水に効くお薬を処方していただきました。
食欲がないのも、元気がないのも風邪の症状だと思っていました。
3月7日、あまりにも元気がなく病院を変え診ていただきました。
この時点で毛艶の悪さ、お腹の膨らみ(腹水)を指摘されました。
「もともと通っていた病院のほうが設備が整っているので、明日診察に行ってください。」とのことで翌日3日に行った病院へ再度行きました。
3月8日、先生の目を変えるため3日の時とは別の先生に診ていただきました。
痩せ細った体にたまった腹水、食欲、元気が全くないことを伝えると「猫伝染性腹膜炎(FIP)の可能性が高いです。」とのことで血液検査、腹水検査をすることになりました。
血液検査の結果、FIPと思われる数値でした。
(この時頭が真っ白になってしまい、検査結果を撮影せず今後MUTIANでお世話になる病院の先生に提出してしまいました。その為データが残っておりません。)
【後日届いた検査結果でFIPと確定】
おそらくFIPということで、すぐに治療が必要となりました。
その際に「MUTIAN」という、日本未承認の薬があることを知りました。
個人輸入もできるのですが、れんの症状的に一刻の猶予もありませんでした。
幸い、兵庫県の姫路市に(車で往復8時間)MUTIANを処方してくださる病院があると紹介していただきました。
すぐに病院へと向かいました。
車の中でもれんは苦しそうにぐったりとしていました。
【姫路の病院に向かう途中のれんくん】
病院に着き、FIPやMUTIANの説明を聞き、れんの症状を診ていただきました。
れんは食欲不振、体重減少、腹水、睾丸の腫れ、神経症状が出ていました。
「混合タイプ 中後期」と診断され、MUTIANを処方していただきました。
病院でもMUTIANの注射を投与していただき、帰りの車の中では半量のMUTIANを投与しました。
少し薬が効いてきたのか、家に着くまで落ち着いて寝てくれました。
【姫路から帰りのれんくん】
3月8日より投薬を開始して、約1か月。
闘病開始前と比べ、体力が徐々に回復してきました。
今後も寛解に向けて、投薬を続けたいです。
【れんくん3回目の姫路通院】
しかし、FIPは84日間の投薬を続けないと、悪化や再発をしてしまう可能性がかなり高い病気です。
投薬をやめて症状が悪化してしまったら、またはじめから84日間の投与を始めなければいけなくなってしまいます。
たくさん遊びまわり、たくさん甘えてきてくれるれんを見て、最後まで投薬したいという思いでプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
絶対に助けたいです。
ご支援金の使い道
皆様から援助していただいた支援金は、すべてお薬代、治療費にあてさせていただきます。
「MUTIAN」という薬は、投薬開始から84日間毎日決まった時間に与えなくてはなりません。
体重や症状によって投薬量は変わります。
【ある日のMUTIAN投与前のれんくん】
れんの場合、混合タイプなので200mg/kgとなります。
現在体重が1.72kgなので投薬量は350mgとなります。
100mgの価格が ¥2,904なので、
1日あたり ¥10,164です。
1ヶ月あたり¥315,084です。
体重が増えれば投薬量も増え、値段もあがります。
2021年3月8日 投薬開始し、4月11日現在の購入金額は
MUTIAN 注射投薬 ¥16,500
MUTIAN 50mg×55=¥79,860
MUTIAN 100mg×44=¥127,776
MUTIAN 200mg×45=261,360
約43日分
合計 ¥485,496(税込)
れんがどのくらい大きくなるかはわかりませんが、今後の投薬費用の予想金額として
400mg×15日間=¥174,240
450mg×15日間=¥196,020
500mg×11日間=¥159,720
約41日分 見込み
合計 約¥529,980(税込)
84日分 見込み
合計 約¥1,015,476(税込)
定期的な検査にも費用がかかり、
約45,000円×3回
合計 約¥135,000(税込)
治療費全体
合計 約¥1,150,476(税込)
となっています。
これまでにかかった投薬費用と診察代などの治療費(合計約550,000円)は、貯金や生活費を切り詰めるなどしてなんとか用意してきました。
しかし、これからの投薬費用がどうしても捻出できそうにありません。
そのため、今後かかる治療費にあにファンの手数料を考慮して、目標金額を700,000円と設定させていただきます。
【初回MUTIAN購入等明細】
【現在購入分のMUTIAN】
【現在服用している薬やサプリ等】
(治療の為に処置していただいた皮下点滴やステロイド注射、その他の治療費や検査費は入っていません。)
本来、全額自分で支払うべきなのは重々承知しております。
ですがとても高額で、私の力だけでは間に合いません。
どうか、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
リターンについて
お礼のメールやお手紙、れんの写真や動画、缶バッジ、キーホルダー、コップ等をお届けします。
発送時期は6月〜7月となります。
最後に
とても長い文章になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
れんの治療の経過や近況報告など、随時更新していきます。
twitterも行ってますのでぜひ覗いてみてください。(@cafekan1121)
今回、FIPの発見が遅れてしまいれんに辛い思いをさせてしまった事が1番申し訳なく思っています。
いつまでも元気に、一緒にいたいです。
皆様のお力をお貸しいただければとてもうれしく、ありがたく思います。
どうか、宜しくお願いいたします。