プロジェクト本文
はじめまして、佐藤と申します。
2021年12月、自宅で保護してから一緒に暮らしているゾッチ（推定12歳）が、猫伝染性腹膜炎（FIP）混合タイプと診断されました。
この病気は、致死率が非常に高いと言われている非常に恐ろしい病気です。
大切な家族の一員であるゾッチのために、できることがあるなら…
その思いから、国内未承認のFIP治療薬を使った治療を開始しました。
FIP治療薬は未承認のため保険が適用されず、ゾッチの場合は寛解までに約200万円以上の治療費が発生してしまいます。
しかし、このお薬以外に有効な治療法がほぼ無いのが現状です。
ゾッチの治療継続のため、どうか治療費のご支援をお願い致します。
プロジェクトの目標・実現したいこと
ゾッチにFIP治療薬を84日間投与し、寛解を目指します。
ゾッチはFIP混合タイプ・中期と診断されているため、体重1kgにつき150mg（4,620円）のお薬を投与します。
※現在体重が4.18kgのため、1回650mg（19,030円）
肝臓のお薬と合わせた投薬費19,188円×84日＝約160万円に加え、通院費・精密検査費などを合わせると治療費が合計200万円以上かかる見込みです。
ダブルワークを始めたり、身の回り品をフリマサイトで販売したりして、ゾッチの治療費に充てられる様頑張っていますが、治療費全額はどうしても用意できません。
目標金額は、治療のため絶対に必要なお薬代を目安に設定させていただきました。
ゾッチの治療を続けるために、ご支援ご協力をお願い致します。
これまでの活動・以前のプロジェクト
●2010年3月
1歳ぐらいになったばかりかなぁと思う、若い牛柄の猫が、突然うちの駐車場に現れました。
最初は人の姿を見ると走って逃げていく子でしたが、程なくして保護し、家に迎え入れました。
心臓が通常より大きいため、麻酔事故を考慮して去勢はせきませんでしたが、メス猫と接触することが無いように、現在は完全に室内で暮らしています。
●2014年1月～2021年12月18日
ゾッチが猫エイズを発症してから継続的に治療をし、悪化した時は毎日のように通院していました。
猫エイズが悪化した際の症状は、水様便、激しい嘔吐、食欲不振などで、動きも悪く飲まず食わずの状態になります。
皮下点滴の他に、3本注射（吐き気止め、抗生剤、抗ウイルス薬）を打ってもらい、腹部の触診をしてもらっていました。
●2021年12月
ゾッチの体調が悪く、水様便、激しい嘔吐、食欲不振などの症状がいつになく強く出ました。
いつも通院すると徐々に回復傾向になるのですが、今回はなかなか回復傾向に至りませんでした。
●2021年12月10日
血液検査をしてもらい結果が出ましたが、血液上強い反応や危篤な感じではないと言われ、引き続き点滴と注射3本の治療を継続しました。
飲まず食わずの割には、いつもの様な著しい体重の減少はありませんでした。
強制的にチュール、退院サポート、療法食をシリンジでできる限りあげていました。
そのせいもあり、体重の著しい減少には至らないのかなと思っていました。
●2021年12月11日
身体が熱く感じたので、通院時に検温してもらったところ、熱が40℃ありました。
『今回は発熱がある！！』
この日を境に、いつもと違う症状が多々見受けられました。
首輪が擦れて毛が生えてない部分の皮膚が黄色くなっており、受診時先生に聞いたところ、
「猫は食べなくなると皮膚が黄色くなる」
「多分、エイズの最終的な症状だと思います」
と言われました。
●2021年12月12日
腹部の張り膨らみが気になりました。
先生に「FIPではないですか？」と毎回受診時に尋ねましたが、FIPの検査をしていただけるわけでもなく、納得できない返答しか返ってきませんでした。
●2021年12月18日午前
レントゲンを撮ってもらったところ、やはり腹水が溜まっており、FIPだとのこと。
飲まず食わずなのに体重が著しく減少していなかったのは、腹水が増えていたからだったのです。
前々からFIPではないかとあれほど聞いていたのに……
「今の状況を見る限り状況は厳しいと思います。こちらとしてはやれることがないので、飼い主さんの要望があれば対処療法します。」
「今日はどうしますか？」と聞かれたので、抗ウイルス薬を打ってもらい帰宅しました。
FIPと診断されたことで頭が真っ白になり、帰宅後は大泣きしました。
苦楽を共にしてきたゾッチ。普通に老衰で見送りたかったのに。
なんでこんないい子が10歳過ぎてFIPになったのか……
でも、死なせるわけにいかない。私が今までゾッチに救ってもらった分、この子を助けなければ……
その一心で、その日の午後、FIPの治療してくれる病院を受診しました。
●2021年12月18日午後
国内未承認FIP治療薬を取り扱っている病院を受診したところ、暫定ですが、FIP混合タイプ・中期との診断。
この日から国内未承認FIP治療薬を1回650mg投薬開始しました。
今後の通院・治療の詳細につきましては、随時活動報告に投稿させていただきます。
ご支援金の使い道
皆様から頂いたご支援金は、全額ゾッチの治療費に使わせていただきます。
●FIP治療費
初診・精密検査・・・107,470円
超音波検査・血液検査・・・1回 36,829円×9回＝331,461円
お薬代・・・1日19,188円×84日＝1,605,912円以上
合計、約200万円以上
上記の費用はFIP治療の概算です。
検査内容によっては検査代が高くなることがあり、体重が増えるとお薬代も増えるため、実際にはもっと治療費がかかると思われます。
目標金額は、治療のため絶対に必要なお薬代160万円に設定させていただきました。
ダブルワークを始めたり、身の回り品をフリマサイトで販売したりして、ゾッチの治療費に充てられる様頑張っていますが、治療費全額はどうしても用意できません。
ゾッチの様子、検査結果、診療明細等は「活動報告」に随時投稿し、透明性のあるプロジェクトにします。
ゾッチの治療を続けるために、ご支援ご協力をお願い致します。
リターンについて
ささやかではありますが、お礼のメールや、オリジナルグッズを作成して感謝の気持ちをお返しいたします。
※リターンは2022年4月以降順次発送いたしします。
皆様からのご支援金を適切に使用させていただいた明細書など、治療経過をこちらの活動報告機能にてご報告させていただきます。
実施スケジュール
【治療・検査】
2021年12月18日 検査通院 ※投薬開始
2021年12月26日 検査通院
2022年1月5日 検査通院
2022年1月下旬 検査通院
2022年2月下旬 検査通院
2022年3月中旬 検査通院、※投薬終了
2022年3月下旬 検査通院
2022年4月上旬 検査通院 ※投薬終了後、ここまで再発が無ければ一応完治
2022年5月上旬 検査通院
2022年6月上旬 検査通院 ※問題無ければ終了、以後定期検診
【クラウドファンディング】
2022年1月中旬 クラウドファンディング開始
2022年3月 クラウドファンディング終了
2022年4月 返礼品送付開始
最新の情報は「活動報告」またはTwitterをご確認ください。
https://twitter.com/zocchi_fip
プロジェクトの代理作成について
このプロジェクトは、ゾッチの飼い主・佐藤さんと以前から家族ぐるみで仲良くさせていただいている、時田が作成いたしました。
佐藤さんのご愛猫が猫伝染性腹膜炎（FIP）を発症してしまい、高額な治療費が必要なため、少しでも力になりたいと思ったからです。
ゾッチの飼い主本人がパソコン操作に不慣れなためプロジェクトの立ち上げが難しく、プロジェクト進行中の管理や治療経過等の投稿に支障が出る恐れもあるため、プロジェクト運営を代行させていただいております。
皆さまからいただいたご支援金は、時田を経由せず、あにファンから直接佐藤さんにお届けしていただきます。
ご支援金の流れにつきましては、明細書付きで活動報告へ投稿いたします。
時田
おわりに
元外猫さんだった事もあり猫エイズキャリアですが、症状が悪化しないようにこまめに治療していました。
いつか別れの時は来ますが、その時は穏やかに旅立って欲しいと願う気持ちでした。
1日でも長く共に過ごしたいと日々願っておりました。
そんな中、FIPを発症してしまいました。
FIP宣告時はあまりの衝撃で頭が真っ白になり、涙も出ませんでした。
そして、藁にもすがる思いで国内未承認治療薬による治療を始めました。
ゾッチとの思い出は、数えきれないほどいっぱいあります。今までゾッチに救ってもらった分、今度は私がゾッチを救うと心に決めました。
高額な治療費の為、この度皆様の力をお借りしたいと思っております。
大切な家族であるゾッチを救うため、どうかご支援をお願い致します。
