プロジェクト本文
初めまして、廣瀬と申します。
「これ以上、可哀そうな野良猫を増やしたくない」との思いから、2015年より個人でTNRボランティア(野良猫の避妊・去勢)をしています。
2021年に猫の保護活動も始め、工場に住み着く猫が殺処分されてしまうと聞き、6匹を保護しましたが、そのうちの4匹がFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症してしまいました。
FIPは発症してしまうと、99.9%の確率で、数日~数ヶ月で命を落としてしまうと言われています。
ずっと効果的な治療方法はなかったのですが、ここ数年の間に開発されたFIP治療薬で、寛解する例が報告されるようになりました。
1匹目(治療費約100万円)については、私の貯金で治療出来ましたが、続いて2匹目、3匹目、4匹目も同じ病気にかかり、さらに230万円以上の治療費が必要です。
病院にはなんとか薬代の支払いを待ってもらうようにお願いしておりますが、1匹目で貯金を使い果たしてしまい、自分の力だけでは治療費が足りません。
「保健所で処分」と言われていた、それでも頑張って生きようとしている彼らを、どうか助けてあげたいです。
治療にご支援・ご協力をお願い致します。
もくじ
プロジェクトの目標・実現したいこと
FIPを発症してしまった保護猫4匹に「寛解」してもらい、元気いっぱい楽しく、毎日を過ごしてもらうことが目標です。
・はぁちゃん(10月27日投薬終了・約101万円)
・カーターちゃん(11月18日投薬終了・約71万円)
・次郎ちゃん(11月21日投薬終了・約98万円)
・ちび太(59万円の見込み)
→12月20日までの投薬予定でしたが期間延長。1月8日までの投薬予定です。
治療費合計330万円のうち、貯金で100万円は支払いましたが、病院に投薬費約200万円の支払いを待ってもらっている状況に加え、さらに検査などで約30万円がかかる見込みです。
私は薄給の派遣社員で、毎月の手取りは約17万円。ボーナスはもらえません。
1匹目治療費の支払いで使い切ってしまった貯金も、学生時代の奨学金を返済しながらコツコツと頑張って貯めたものです。
これ以上の治療費を捻出できません。
目標金額には、検査などの治療費、病院に支払いを待ってもらっている投薬費に、リターン製作費・あにファン手数料を加味した253万円を設定させていただきました。
どうか、皆さまのご支援ご協力をお願い致します。
このプロジェクトを立ち上げた理由
私は縁あって、自身の仕事とは別に、保護猫活動に関するボランティアをしています。
毎日仕事の後に、人手不足の保護猫施設で猫達のお世話(時には20匹以上の猫のお世話に通っていました)。
週末は譲渡会や、チャリティーバザーの出店。
他にもチラシ作りや、里親募集のインターネット告知など、私に出来ることをコツコツと頑張っています。
今回FIPを発症してしまった4匹は、ボランティアで参加している保護猫施設とは別に、里親への譲渡をめざして私の自宅で保護している猫たちです。
この4匹に寛解してもらい、里親への譲渡に繋げるため、プロジェクトを立ち上げました。
猫を保護した経緯 ~15匹の猫が処分されてしまう!~
大阪府摂津市のとある工場内に、15匹の猫が住んでおりました。
工場で勤務するおじいさんが長年に渡り、猫のお世話をしていました。
しかし、おじいさんの定年退職に伴い、猫達は工場から追い出されてしまうことに…。
工場側から、「猫達は保健所に処分してもらう」と言われてしまいました。
その頃ちょうど私は、猫の飼育可能な物件に引っ越ししたばかりで、1匹でも多く助けたいと思った結果、私の家では順番に6匹を保護しました。
そして、保護猫6匹のうち、
・しょんぼり3兄弟と工場で呼ばれていた長男「はじめ」、次男「次郎」
・事故で片手の半分を失ってしまった「カーター」
・保護当初は月齢2ヶ月の子猫だった末っ子の「ちび太」
この4匹がFIPを発症してしまいました。
病院にはなんとか薬代の支払いを待ってもらうようお願いしておりますが、自分の力だけでは治療費が足りません。
保護猫たちの治療費に、どうかご支援ご協力をお願い致します。
これまでの活動と経緯① 保護するまで
●2015年冬
「これ以上、可哀想な野良猫を増やしたくない」との思いから、個人でTNR活動(野良猫の避妊去勢手術ボランティア)をするようになりました。
これまでに、60匹以上の猫をTNRしています。
●2019年8月
大阪府摂津市の工場において、猫15匹以上のTNRをしました。
(はぁちゃん、次郎ちゃんは、この時に避妊・去勢手術を行っています。)
●2021年5月
摂津市の工場猫が処分されてしまうことを聞き、はぁちゃん、次郎ちゃんを含む3匹を保護。
保護したての頃は「ここはどこにゃ~」「外に出せにゃ~」「お前は誰にゃ~」と鳴いていましたが、段々とお家に慣れてくれました。
●2021年6月
摂津市の工場より、1匹(ちび太)を保護。
保護当初は月齢2ヶ月の子猫でしたが、よく食べ、よく遊び、すくすくと大きくなりました。
甘えん坊で、クリクリの目と、ぐりん!と曲がった鍵しっぽがチャームポイントです。
●2021年7月
摂津市の工場より、カーターちゃんを含む2匹を保護。
カーターちゃんは、工場で2度も事故に遭いました。
1度目の事故でしっぽの先を失い、2度目の事故で片手の半分を失っています。
寒い冬の日、暖を取ろうとして、機械か車両のエンジンに挟まれてしまったようです。
ですが、そんなハンディキャップを感じさせないくらい、元気いっぱい猫じゃらしで遊び、ジャンプし走り回ります。
ピョコピョコと歩く姿が健気です。
ちょっとビビりながらも、甘えん坊で食いしん坊です。
保護からしばらく経った頃↓
これまでの活動と経緯② FIP発症
●2021年7月
はぁちゃんの様子に異変がありました。
元気と食欲がなくなり、やがて、しんどそうに肩で息をするようになり病院へ。
黄色くとろみのある胸水が溜まっており「FIPウェットタイプ」であると伝えられ、投薬治療を開始しました。
●2021年9月
カーターちゃんの食欲がだんたん落ちていきました。(普段は誰よりも食いしん坊なのに。)
はぁちゃんの時と症状が似ていると心配になりながら病院へ行ったところ、胸水が溜まっており「FIPウェットタイプ」との診断され、投薬治療を開始しました。
●カーターちゃん発症の数日後、今度は次郎ちゃんの食欲もなくなってきました。
部屋の隅で大人しく寝ているようになりました。
普段はお腹の上に乗って甘えるのが大好きですが、お腹の上にも乗ってこないように。
病院に行くと、胸水に加え「リンパ腫」があると言われ、FIPの「混合タイプ」と診断され、投薬治療を開始しました。
※混合タイプの場合は、ウェットタイプに比べ薬の量が1.3倍に増えます。
●2021年10月
ちび太は8月末頃から時々、連続した咳のようなクシャミのような症状がありました。
10月初めに急に咳が増え、猫じゃらし運動後の呼吸がグフグフと聞こえるようになり病院へいったところ、「肺炎症状」との診断がおりました。
普通の肺炎なら抗生物質で改善するそうですが、抗生物質で一向に改善せず、むしろ悪化。
色々と検査した結果「FIPドライタイプ」である可能性が高いと診断され、投薬治療を開始しました。
しばらくすると運動後の呼吸も楽になったようで、抗生剤では改善しなかった肺炎も、改善が見られました。
ご支援金の使い道
ご支援頂いた費用は全額「カーターちゃん・次郎ちゃん・ちび太」の治療費に使わせて頂きます。
●はぁちゃんの治療費
・薬代(メロンX):941,000円
・通院費:72,490円
はぁちゃん合計:1,013,490円
→私の自己資金(貯金)で支払い済
●カーターちゃんの治療費
・薬代(メロンX,V):629,000円
・通院費:81,740円
カーターちゃん合計:710,740円
●次郎ちゃんの治療費
・薬代(メロンX,V):912,000円
・通院費:70,850円
次郎ちゃん合計:982,850円
●ちび太の治療費
・薬代(メロンV):496,000円
・通院費:92,360円
ちび太合計:588,360円
4匹の治療費合計:3,295,440円
支払い済み治療費:1,258,440円
今後かかる医療費:18,000円以上
支払いを待ってもらっている治療費:2,037,000円
他の治療費明細は、活動報告にてアップいたします。
目標金額には、今後かかる治療費、既に発生した治療費、病院に支払いを待ってもらっている投薬費に、リターン製作費・あにファン手数料を加味した253万円を設定させていただきました。
どうか、ご支援ご協力をお願い出来ないでしょうか。
リターンについて
4匹全員が寛解する予定の2022年4月上旬より、リターンを実行させて頂きます。
●全額応援コース
心をこめてお礼のメールをお送りいたします。
●全額応援コース(Zoom通話付)
Zoomのビデオ通話にてお礼を申し上げます。Zoomにてお会いできるのを楽しみにしております。
●支援コース(フォトブック)
元気いっぱいに回復した猫達の写真でオリジナルフォトブックを作成し、送付させて頂きます。
●支援コース(フォトブック+Zoom通話)
元気いっぱいに回復した猫達の写真でオリジナルフォトブックを作成し、送付させて頂きます。
Zoomのビデオ通話にてお礼を申し上げます。Zoomにてお会いできるのを楽しみにしております。
実施スケジュール
●猫たちを保護
2021年5月 はぁちゃん、次郎、おサブを保護
2021年6月 ちび太を保護
2021年7月 カーター、きなこを保護
●FIPを発症、投薬治療開始
2021年7月 はぁちゃんFIP発症、投薬治療開始
2021年9月 カーター、次郎FIP発症、2匹の投薬治療開始
2021年10月 ちび太FIP発症。投薬治療開始
●投薬終了
2021年10月末 はぁちゃんの投薬終了。経過観察期間に入りました
2021年11月末 カーター、次郎の投薬終了。経過観察期間に入りました
2021年12月末 ちび太投薬終了予定
2022年1月末 はぁちゃん 寛解予定
2022年2月末 カーター、次郎 寛解予定
2022年3月末 ちび太 寛解予定
●クラウドファンディングスケジュール
2021年12月 クラウドファンディング開始
2022年4月上旬 リターン実行予定
保護や治療の詳しい経緯については、ブログにアップしております。
Blog→ひろせはぁちゃん 保護猫日記
猫達の日々の写真(治療中の様子、経過観察中の様子)をSNSにアップしております。
Twitter→@hirose_hachan55
Instagram→@hirose_hachan55
おわりに ~どうしても助けたかった理由~
2021年4月、初めて、猫「あんこ」を保護しました。
しかし、あんことの幸せな日々は長くは続かず、あんこが来てから1ヶ月が経った頃、あんこの調子が急変。
「あんこを助けてくれるなら、いくらかかってもいい」と病院へお願いしましたが、あんこは回復することはなく、亡くなってしまいました。
この経験から、1匹目のはぁちゃんがFIPを発症したときに「今度こそは絶対に助けてあげる」と思い、迷わずに投薬治療を始めました。
助けてあげられて本当に良かったと思っていますが、はぁちゃんの治療費で貯金を使い切ってしまっており、どうやっても残り3匹の治療費が足りません。
しかし、発症1匹目だから、はぁちゃんは助けられて、発症2匹目、3匹目、4匹目だからカーターちゃん、次郎、ちび太は助けられないなんて、あんまりです。
「保健所に処分してもらう」と言われていたところを保護し、頑張って生きようとしている彼らを、どうか助けてあげたいです。
どうか保護猫たちの治療に、ご協力をお願い致します。