プロジェクト本文
はじめまして。トムの家族のあぴと申します。
生後11ヶ月の「トム」がFIP(猫伝染性腹膜炎)ドライタイプを発症してしまいました。
FIPはこれまで治療法がなく、致死率99.9%ともいわれていた病です。
現在、FIP治療薬を投与すれば寛解が見込まれると医師から治療を勧められ、投薬をすることにいたしました。
しかし、日本未承認薬で保険適応外、処方いただく病院も遠方のため、交通費や検査費等全てを含めて寛解までに総額120万程かかる見込みです。
そのため、どうしても自分たちだけでは全てを賄うことはできません。
まだ、1歳の誕生日も迎えていない。そんなトムに沢山の思い出を作ってあげたい!
どうか、トムを助けるためにFIP治療費のご支援ご協力をお願いいたします。
プロジェクトの目標・実現したいこと
84日間皮下注射で投薬し、寛解を目指します。
おかしいなと感じてから1週間、ご飯も食べてくれず、ずっと寝てばかりだったトム。
注射をしてからは数日で食欲も戻り、フラフラしながらも家中を歩き回れるようになりました。
しかし、途中での中断は再発のリスクが高くなるため、治療完了まで84回の注射を毎日欠かさず続けなければなりません。
治療費は注射だけでも84~90万円、交通費や検査費等全てを含めて寛解までに総額120万程かかる見込みです。
お恥ずかしながら、私たちだけではどうしても救えません。
ですが、トムを死なせたくないんです。
自力で賄える金額や、クラウドファンディング手数料10%を加味して、97万を目標金額に設定しました。
どうかトムが寛解するまでこの治療を続けられるよう、皆様の暖かいご支援ご協力をお願い致します。
病状の現れから治療開始まで
●2021.6.19●
暗いところで右目が違ってひかり、よく見るとモヤモヤとした感じに見えたため通院。
ぶどう膜炎と診断されました。
この頃、先住猫さんと取っ組み合いのじゃれあいが始まり出した頃で、傷つけたのかな?とあまり深く考えてあげれていませんでした。
熱なし。点眼薬を処方され様子を見ることに。すこぶる活発。
●2021.7.1●
目薬を継続して左右の目の眼圧差が落ち着いてきたので、目薬が効いて良かったとその時は思っていました。
●2021.7.10●
去勢。
●2021.11.25●
歯茎の腫れ
食欲減退
元気がない
餌を咥えるけど食べるのをやめる。
おかしいなと口を見てみたら前の歯茎が赤く腫れていたので、病院へ連れていくことに。
食べなくなるほどの腫れでは無いから何らかの原因がある可能性はある。
1度対処療法で改善が見られないなら次考えようと抗生剤で様子を見ることに。
【体重5.0kg】
●2021.11.29●
全く餌を食べない。ぐったりしてカゴの中でじっと動かなくなってしまった。
歯茎の腫れもあまり良くならないし、急に寒くなったので何かしらの風邪でもひいたかな?と再診。
39.4℃の熱発…。ビタミン剤等を注射で入れてもらい帰宅。
その日は久しぶりに元気になり、風邪だったのかと安心していました。
【体重4.95kg】
●2021.11.30●
やっぱりあまり動かない。
部屋が寒くならないように暖房もつけてあげて、ペースト状の餌なら少し食べるので、何とかその気になった時は与えてあげて、それでもトムの元気がどんどんなくなっていきました。
トイレに来てくれることも、氷をおねだりしてお腹を見せにキッチンにくることもなくなりました。
●2021.12.4●
病院からは1週間後に来てくださいと言われていましたが、せめて注射をして水分をと通院。
血液検査、エコー検査で腎臓の血管に炎症が確認され、体重もどんどん下がっていることからも、FIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性があると指摘されました。
【体重4.75kg】
FIPの治療ができる病院を紹介していただき、その日のうちにセカンドオピニオンを受診。
FIPに関連する検査の結果が出るには時間がかかるとのことで、まずはステロイドを処方され、もしFIPだった場合の治療方針の説明を丁寧に受けました。
ステロイドが効いたのか食欲が回復したかと思えば、次の日はぐったりして動かない。トムが死ぬかもしれない。
そんな日が続き、不安でいっぱいでした。
●2021.12.7●
注射の在庫が入荷され、今日からでもFIPの治療が開始できると電話がありました。
治療を先延ばしにすると危険な病気であると説明があり、検査結果はまだ揃っていませんでしたが、GS製剤を投与開始することを決めました。
【体重4.7kg】
●2021.12.8●
SAAと蛋白分画の検査結果が出て、FIPの可能性が非常に高いと改めて診断されました。
●2021.12.12●
GS製剤のおかげで、すごく元気になってくれました。
体重も5.05kgに超回復。投与量の調整が必要になりました。
●2021.12.18●
先生から電話で、FCoV陽性の報告を受けました。
覚悟してたことですが、結果が出てしまうとショックでした。
ご支援金の使い道
ご支援金は全てトムの治療のために大切に使わせて頂きます。
【注射投薬の費用】
体重に対しての投与量につき、大型種のため後半投与量も増え、費用も上がっていきます。
●体重5kg(1日8,190円)
12/6~12/12(6日間)… 54,050円
●体重5.5kg(1日8,800円)
12/13~12/23(11日間)…106,480円
●体重5.5kg(1日8,800円)
12/24~1/6(14日間)…135,520円
今後の予定
●体重6.0kg想定(1日9,100円)
1/7~1/31(25日間)…250,250円
●体重6.5kg想定(1日9,400円)
2/1~2/28(28日間)…289,520円
GS製剤合計 835,820円見込み
【その他サプリメント】
エネアラ(2970円)×3個…8,910円
【診察・検査費】
・FIP治療対応病院でのFIP診断検査
+投薬中の定期検査
+投薬終了後の定期検査を含めた費用
診察・検査費合計 約20万円
治療費合計…約1,044,730円見込み
GSを処方いただく病院が遠方のため、寛解するまで往復1回13,400円×12回=160,800円の交通費がかかってしまいます。
交通費を合わせて30万円を自己負担できますが、どうしてもこの金額が限界です。
用意できていない治療費にクラウドファンディング手数料10%を踏まえまして、目標金額を97万円に設定させていただきました。
どうかトムが寛解するまでこの治療を続けられるよう、皆様の暖かいご支援ご協力を何卒よろしくお願い致します。
実施スケジュール
- 2021年12月7日FIPの可能性が極めて高いGS製剤投薬治療開始
- 2021年12月18日 検査結果FIP陽性
- 2022年1月31日 プロジェクト終了
- 2022年2月28日 GS製剤投薬治療終了
- 2022年4月下旬 リターン発送予定
トム療養備忘録(Twitter)
https://twitter.com/totomaru119
YouTube
https://youtu.be/mn7LhWT-tIs
おわりに
トムは元気いっぱいのやんちゃ坊主なんです。
それがFIPに感染してから本当にじっと寝て死を待つだけの状態で、明るかった我が家から光が消えてしまいました。
そんな中、主治医の先生から紹介を受け、未承認薬を取り扱っている先生と出会い、トムは現在、果敢に闘病に打ち込んでいます。
トムはGS製剤注射を頑張って続け、投与後すぐ食欲ももどり、1週間後には先住猫さんと元気に遊べるまで回復しました。
GS製剤の存在に、ただただ感謝しています。
まだ1歳の誕生日さえ迎えていないトムに、これからもたくさんの思い出や楽しい事をいっぱい経験させてあげたいです。
お恥ずかしながら私たちだけではどうしても救えません。
ですが、トムを死なせたくないです。
どうかトムが寛解するまでこの治療を続けられるよう、皆様の暖かいご支援ご協力を何卒よろしくお願い致します。