プロジェクト本文
皆さんはじめまして。7ヶ月を迎えたミヌエット「りろ」 と共に生活しています、飼い主のとだと申します。
このプロジェクトは、FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症し、命の危機に瀕している愛猫「りろ」を治療するために立ち上げたプロジェクトです。
2021年11月末、愛猫りろがFIP(猫伝染性腹膜炎)混合タイプを発症しました。
FIPは致死率ほぼ100%と言われる難病ですが、国内未承認薬を投与することで寛解に向けた治療ができます。
しかし、この治療には84日間の投薬期間に100万円以上の治療費が必要で、今の私どもではお薬代の全額を用意できません。
りろを助けるために、どうかみなさんのご支援・ご協力をよろしくお願い申しげます。
プロジェクトの目標・実現したいこと
【未承認薬84日間の投薬治療を無事に終え、FIP(猫伝染性腹膜炎)を寛解すること】です。
投薬治療開始から11日目(2021年12月4日現在)、りろは日々病気と闘っています。
投薬をはじめてすぐに、以前よりも元気に鳴き、遊びまわるようになりました。
この投薬治療を無事に終え、りろの平穏な日常を取り戻したいです。
一日当たり1万円以上する未承認薬に加え、毎回の検査費用の全額を自身で用意できません。
ですが、どうしてもこの難病からわが子を救いたく、クラウドファンディングを立ち上げさせていただきました。
みなさんのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
FIP(猫伝染性腹膜炎)とは
FIPは、国内で確立された治療法がなく難病とされており、1歳未満の子猫が多く発症する病気です。
半数以上の猫がもともと持っている「猫コロナウイルス」が突然変異することにより、FIP(猫伝染性腹膜炎)が発症し、それに伴う免疫性ウイルス疾患が急速に体を蝕み、発症から数日~数週間でほぼ死亡してしまうとても恐ろしい病気です。
FIPには、ドライタイプ、ウェットタイプ、混合タイプの3種類が存在します。
ドライタイプ
全身の臓器に肉芽腫性炎(小さなしこり)がたくさんでき、肝機能や腎機能を低下させます。
また、脳に炎症を起こし神経障害が生じることもあります。
ウエットタイプ
胸膜や腹膜など炎症が起き、腹水、胸水などが貯留します。
診断から2週間~1か月で亡くなることもあります。
混合タイプ
ドライタイプ、ウェットタイプ両方の特徴を併せ持ちます。
臓器の肉芽腫に加え、胸水・腹水が溜まり、横断・食欲不振・発育遅延などが見られます。
進行スピードが速く、数日~数週間で亡くなることもあります。
りろはこの、混合タイプを発症しました。
これまでの活動
●2021年7月17日
「りろ」を我が家へ迎えました。
家中を元気に走り回ったりいろんないたずらをしたりと、私たち家族に日々癒しを与えてくれています。
名前:りろ
性別:メス
生年月日:2021年4月18日
猫種:ミヌエット(ブラウンタビー&ホワイト)
●2021年11月22日
避妊手術の術前検査のため、かかりつけの病院へ。
りろを病院へ預け、一旦自宅へ帰宅した直後に病院から電話がありました。
「胸水が溜まっている。。」
すぐさま病院へもどりエコー検査、血液検査の結果から受けた診断は、 FIP(猫伝染性腹膜炎)もしくは膿胸疑いでした。
胸水が溜まっており、高熱41.0℃を出していました。
「家猫で膿胸はなかなかないから、FIPである可能性が高いね。。」
とのこと。
その日はSAA検査をお願いし、帰宅することになりました。
●2021年11月24日
ネットで調べたFIP協力病院へかかることに。
再度エコー、レントゲン、血液検査等を受け、暫定でFIP(猫伝染性腹膜炎)混合タイプ 初期の診断を受けました。
高熱、高蛋白、胸水、リンパにしこり、腎臓に炎症。との所見でした。
その後、国内未承認の海外薬について、その有効性に加え非常に高額であること等、詳細な説明をうけました。
その場で投薬治療の同意書にサインするか、PCR検査の結果をまってサインするか、投薬治療は断念し延命治療にするか。の選択をすることになったのですが、「りろをどうしても救いたい」という気持ちが強く投薬治療の同意書にサインをしました。
数年前に同様の病気でなす術なく愛猫がこの世を去った経緯もありどうしても見捨てられず、助かる可能性があるならとすがる思いでした。
11日分(10日+予備1日分)の治療薬を購入し、その日は帰宅。後日通院の際にPCR検査結果をいただくことになりました。
●2021年12月4日
投薬治療開始から10日が経過し、FIP協力病院へ2度目の診察 へ。PRCの結果は陽性でした。
再度レンドゲン、血液検査を受診。まだ炎症は強いものの、熱は下がり胸水は改善がみられ、多少呼吸が楽にできる状態とのことでした。
再度1週間分の薬を購入し、帰宅しました。
りろの場合、日常生活において、いつもよりはよく寝る、ごはんを小分けに食べる程度で、普段通り元気に遊んだりと症状的には初期的なものでした。
情けない話ですが、私自身りろの体調不良に気が付くことができず、まさかの宣告でした。
ご支援金の使い道
ご支援金の全額を「りろ」の治療に使用させていただきます。
薬代その他検査費用を合わせ、合計118万2,400円かかる見込みです。
すでに支払い済みの検査費、自身で用意できる金額を差し引いて、あにファン手数料を加味した金額77万円を目標金額とさせていただきます。
りろの場合、体重2.5㎏ですので、一日の投薬量が400㎎に設定されています。(2021/12/4時点)
●お薬代
940,800円
※11,200円(投薬量400㎎)×84日
●これまでの治療費内訳
121,600円
※かかりつけ+FIP協力病院×2回
●今後の週一回通院検査費
120,000円
※30,000円×4回
どうかご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
リターンについて
リターンは治療終了後、寛解予定の2022年2月以降に準備し、発送させていただきたく存じます。
【全額支援コース】
御礼のメッセージとともに、りろの写真をお送りいたします。
【支援コース】
御礼の直筆メッセージとともに、りろの写真、オリジナルキーホルダーを送付させていただきます。
実施スケジュール
- 2021年11月22日 FIP疑いと診断
- 2021年11月24日 投薬治療開始
- 2021年12月04日 FIP診断確定
- 2022年02月15日 投薬治療完了
- 2022年03月中旬 リターン発送予定
おわりに
FIPと診断された日はひどく落ち込みましたが、「りろを救う」という強い気持ちで家族一同前向きに治療に向き合っています。
投薬開始後、ごはんもたくさん食べるようになり、おもちゃで遊ぶりろの元気な姿を私たちに見せてくれています。
情けなく身勝手なお願いであること、重々承知しております。
しかし、りろは大切な家族であり、これから成長し幸せな人生を送ってほしいと強く願っています。
どうか皆様のお力添え、ご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。
とだ