プロジェクト本文
はじめまして。
1歳のペルシャ猫「シンバ」の飼い主、大山と申します。
2021年10月、シンバが致死率ほぼ100%の難病「FIP(猫伝染性腹膜炎)」を発症してしまいました。
進行が非常に早く、日本ではまだ治療方法が確立されていません。
どうにかしてシンバともっと生きたいと、FIPについて調べていくうちに、未承認薬を84日間投与することで多くの猫ちゃんの命が助かっていると知りました。
しかし、その薬は日本では未承認で保険も効かないため非常に高額です。
シンバが助かるならとすぐに治療を開始しましたが、治療費に100万円以上かかるとのことで、恥ずかしながら私たちの収入だけでは支払っていくことができません。
治療して寛解することを信じて、シンバを元気にしてあげたいです。
大好きなシンバともっと一緒に生きたいです。
皆様どうか、ご支援、ご協力をよろしくお願い致します。
プロジェクトの目標
無事に84日間の投薬治療を終えてFIP寛解し、シンバの命を助けることが目標です。
シンバは2021年10月16日から投薬治療を開始しました。
薬代、診察費と検査費を合わせた治療費総額が1,133,372円かかる見込みです。
治療費のうち、私たちの収入や貯蓄などの自己負担で賄える金額を引いて、40万円を目標金額に設定させていただきました。
皆様、一緒にシンバの命を助けて頂けないでしょうか。
FIP診断の経緯と現在の治療状況
☆2021年9月中旬
シンバが鼻水やくしゃみをするようになったので、かかりつけの病院へ連れて行きました。
「鼻炎」ではないかということで、抗生剤を1週間分貰って飲みました。
鼻水はすぐに治りました。
☆2021年9月下旬
抗生剤を1週間分飲み終えて1週間後、また鼻水が出てきたので再度かかりつけの病院へ行きました。
今度は抗生剤を2週間分貰って飲みました。鼻水はすぐに治りました。
☆2021年10月13日
2週間の抗生剤を飲み切る数日前から食欲がなくなり、ぐったりと寝ている時間が多くなりました。
はじめは抗生剤の影響かと思っていましたが、
抱っこすると以前より体重が軽くなっており、お腹が膨らんでいました。
これはおかしいと思い、かかりつけの病院とは別の病院を受診しました。
診察の結果、
・腹水が溜まっており、黄疸が出ている
・39度の微熱
・食欲不振や体重減少
という症状から、
「FIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性が極めて高い」
「FIPの場合、治療法はなく余命も短い」
と告げられました。
その日はFIPの検査をし、結果は後日ということになりました。
数日前まで元気だったのに。どうしてうちのシンバなんだろう。と涙が止まらず、もっと早く異変に気付いてあげられたらと悔みました。
そして、もっとシンバと生きたいと強く思いました。
家に帰ってすぐにFIPという病気について調べ、未承認薬でFIPの寛解に向けた治療ができるという情報を見つけました。
すぐに未承認薬を処方できる病院を探し、県外の協力病院を探し出して電話しました。 片道3時間半かかりますが、行けない距離ではありません。
幸いそちらの協力病院に未承認薬の在庫があり、週末に診てもらえるとのことでしたので、シンバの未承認薬でのFIP治療をすることに決めました。
⭐︎2021年10月16日
県外の未承認薬の協力病院へ行きました。
シンバは初めての片道3時間半という長距離移動でしたが、頑張りました。
こちらでも検査をし、結果は後日とのことでしたが、貧血の数値や腹水の様子などの諸症状からやはりFIPの可能性がかなり高いと言われ、結果を待たずに投薬治療を開始できることになりました。
シンバはこの日から3日間病院に入院し、集中的に治療をしていただきました。
⭐︎2021年10月17日
FIPの検査をしていただいていた県内の病院から、検査の結果シンバは「FIP陽性」であると連絡が来ました。
こちらが診断書です。
投薬治療開始後のシンバの様子
⭐︎2021年10月20日
シンバを県外の協力病院へ迎えに行きました。
先生から、貧血などの数値からシンバは「FIP初期~中期」だろうと言われました。
シンバは食欲もあり、便も出ているとのことで少し安心しました。
病院に入院中は、お世話してくださる先生や看護師さんに甘えていたそうです。
家にいた時より目に見えて元気になっており、未承認薬の効果を感じました。しかし、まだ腹水は溜まっているようです。
⭐︎2021年10月30日
経過観察のため、県外の未承認薬の協力病院へ行き、血液検査をしてもらいました。
今後は、炎症数値SAA、α1AGが下がっていくか、腹水が消えるかを見ていくそうです。
腹水は少し減っているようです。食欲も元気もあるため、血液検査の結果を見て経過観察していくことになりました。
次回の診察は1か月後(11月27日ごろ)です。
☆2021年11月5日
シンバ1歳の誕生日でした。
FIPと診断されたときには1歳の誕生日を迎えられないと思っていたので、本当に嬉しいです。
毎日ご飯をモリモリ食べ、おもちゃで遊び、「ニャー」と甘えてくれる、そんな当たり前の日常の幸せと有難みを感じています。
まだお腹は腹水で少し膨らんでいるので、これからも投薬治療を頑張って寛解を目指したいと思っています。
ご支援金の使い道
いただいたご支援金は、全てシンバのFIP治療費に使わせていただきます。
投薬量は体重に比例して増加します。
シンバは約3㎏なので、1日350㎎(1万円)の投薬です。
【FIP治療にかかる投薬費用】
☆投薬開始 10月16日~20日(入院していた4日分)
注射と錠剤での投薬で64,460円
☆10月21日~1月7日(残りの80日分)
1日分(350㎎)10,780円×80日分=862,400円
合わせて薬代の総額は926,860円です。
【診察費と検査費】
☆10月13日~10月30日の3回の診察で 146,512円
☆今後の診察予定(2回分)約60,000円
診査費と検査費の総額は206,512円です。
薬代、診察費と検査費を合わせた治療費総額は1,133,372円となる見込みです。
治療総額1,133,372円のうち、自己資金で支払える金額、あにファン手数料やリターン作成費用を差し引いて、40万円を目標金額に設定させていただきました。
皆さま、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
リターンについて
気持ちばかりではございますが、支援してくださった方には心を込めてリターンを送らせていただきます。
お礼のメール、お礼の手紙(直筆)、シンバの写真や動画、その他グッズなどをご用意させていただきます。
プロジェクト終了後、1月上旬〜半ばの発送を予定しております。
どうか、お力添えのほどよろしくお願いいたします。
実施スケジュール
2021年10月13日 FIP発症し県内の動物病院で各種検査
2021年10月16日 県外の病院に入院しFIP投薬治療開始
2021年10月17日 FIPと診断
2021年10月21日 自宅での投薬治療開始
2021年10月30日 経過観察①
2021年11月27日 経過観察②
2021年12月25日 経過観察③
2021年12月19日 プロジェクト終了
2022年1月上旬〜半ば リターン発送予定
※現在の予定ですので、経過によって変更の可能性もあります。随時報告致します。
twitterでシンバの様子を発信しております。(@shinba_ganbare)
よろしければ、どうぞご覧ください。
おわりに
シンバは、私たち家族の太陽でした。
シンバがFIPと診断された日は目の前が真っ暗になり、まだ1歳にもなっていないシンバとお別れしないといけないのかと悲しみで胸が張り裂けそうな気持ちになりました。
未承認薬で寛解が望めることを知りましたが、私たちの資金では賄いきれません。
途方に暮れながらFIPについて調べていくうちに、クラウドファンディングで支援を受けてFIP治療をしている方がいることを知りました。
本来ならば、飼い主である私たちの資金でシンバの治療をするべきであることはわかっています。
夫婦でシンバの治療についてたくさん話し合いました。
資金がないので治療を諦めこのままシンバの命が尽きていくのに寄り添うのか。
自分たちの資金を全て使い、足りない分をクラウドファンディングで支援していただきシンバの治療をするのか。
投薬治療をしたから必ず寛解するとも限らない、再発の可能性だってある。
私たち夫婦が悩み抜いて出した答えは「シンバの治療を諦めたくない」ということでした。
私たち夫婦には、子どもがいません。シンバは子どものような存在です。
可愛い可愛いシンバともっと一緒に楽しい思い出を作りたい。
そして、シンバが寛解したら今度はFIPと闘う猫ちゃんと飼い主さんを全力で応援したいと思っています。
長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
図々しいお願いであることは重々承知しておりますが、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。