プロジェクト本文
はじめまして、ハトモトと申します。
なぜか保護が必要な猫と出会ってしまうことが多く、現在24匹の猫を保護しています。
今までも多数の猫と暮らしていますが、大きな病気等なく、皆元気に暮らしてきました。
しかしある日、6歳の「うーちゃん」がFIPという致死率ほぼ100%の病気になってしまいました。
FIPの治療としては、個人輸入にて未承認薬を購入し、84日間毎日注射をする必要がありました。
そしてうーちゃんは辛い辛い84日と14日の延長治療を経て、元気な姿を取り戻したのですが・・・
再び再発という悪魔が襲ってきたのです。
初回の治療費を現在分割で少しずつ返済中のため、再発してしまった今、どうしても治療を続けることができません。
うーちゃんを助ける為、どうか、皆さまのご支援ご協力をお願い致します。
もくじ
プロジェクトの目標・実現したいこと
猫伝染性腹膜炎にかかったうーちゃんのFIPの治療をし、寛解することを目標としております。
初めの治療の際に97日という長い治療にかかった費用が約90万円でした。現在分割で少しずつ返済中です。
そんな中、さらに再発の84日分の治療にかかる費用の概算では合計1,020,000円かかる見込みとなっています。
うーちゃんがFIPになってからかかった費用90万円+再発における治療費110万円の合計200万かかる想定です。
検査等を入れると実際には110万円以上かかることとなりますが、借入等できる限り自分たちでなんとか工面し、プロジェクトの目標金額を110万円で設定しました。
手数料、消費税等の支払い、リターン費を引いた残りをうーちゃんの治療費として使用させていただきます。
【10月5日追記】
10月4日に血液検査を行い、その結果免疫介在性溶血性貧血の可能性もあるとの事で、今後の治療内容を変更することになりました。
詳細は「これまでの活動」「ご支援金の使い道」に追記しております。
このプロジェクトを立ち上げた理由
1回目の治療時に、なかなかFIPの診断がつかず、様々な検査をしました。
治療も84日では終わらずに延長して、90万円以上の治療費がかかり、貯金を切り崩し、カードローンやリボ払いにて、なんとかお薬を購入し、治療してきました。
うーちゃんが元気になってくれて本当に良かった。借金はこれから返せばなんとかなる!と思い、治療にかかった費用を少しずつ返済している矢先の出来事でした。
FIP再発の疑いにより、色々な検査をしました。
一時は大量に嘔吐したり、全く餌を食べない日があったりしましたが、点滴や吐き気止め等にて対処療法をして、少しずつ元気を取り戻し、自力で餌を食べるまでに回復をしています。
しかし、FIPの治療に関するお薬代以外の診療費、検査代がかさみ、カードも残高オーバーでほとんど使用できない状態となり、今後使用するお薬を購入する見通しが立たなくなってしまいました。
お薬は1瓶120ドル。1日働いていただけるお給料よりも高いです。
自身の経済力の不甲斐なさを感じながらも、どうすることもできず、それでも、一度は元気を取り戻したうーちゃんを見殺しにすることもできず、藁をもすがる思いでこのプロジェクトをすることを決意しました。
これまでの活動
【2020年12月】
うーちゃんは突然食欲を失い、激ヤセし、元気がなくなりました。
6kgほどあった体重は、4kg代まで減りましたが、原因がわからず。
CRPが高値の為、何らかの炎症があるとの事で、抗生剤を服用して様子を見ていました。
【2021年2月】
血液検査では、重度の貧血がありました。
エコー検査では、多くの腫れた腸リンパ節を発見。
この腫れが一体何なのか、詳しい検査をたくさんしました。
FIPの疑いは当初からありましたが、FIPの検査では陰性であったため、なかなか確定診断がつかず。
【2021年3月】
グロブリンの数値も高いので、FIPが一番怪しいけれど、FIPの確定診断がつかないままではありましたが、
治療にて改善されればFIP確定となるため注射による 診断治療を開始しました。
この時のお薬は1瓶あたり90ドル(¥9,900 )でした。
【2021年3月】
FCoV抗体検査の結果により、102400倍という数値から、FIPドライタイプであるとやっと確定されました。
【2021年3月~】
治療開始後、1週間ほどでみるみる元気になり、食欲も旺盛になり、体重も増えました。
【2021年5月】
84日間の注射を経ても、グロブリンのA/G比という数値が思うように基準値まで改善せず、治療延長となりました。
14日間の延長治療後、経過観察期間に移行することができました。
【2021年7月】
検査の結果も良く、順調に経過観察期間を送っておりました。猫じゃらしで遊んだり、大好きな毛玉ボールで遊んだり。とても元気に過ごしておりました。
定期検査でもかなり順調で、体重も5.5kgで安定しており、この調子なら次は半年後に検査で良いよ!とまで言われていました。
【2021年8月】
経過観察63日目、突然元気がなくなり、ご飯を食べなくなり、寝てばかり。
その後、色々な検査の結果、たった1か月で貧血の数値がかなり悪化していること、グロブリンの数値が少し上がったこと、A/G比が悪くなっていること、黄疸が出ていることなどから、一番疑わしい病気が【FIPの再発】と告げられました。
再発確定ではないけれど、非常に可能性が高い為、悩みに悩んだ結果、2021年8月19日より、またしても注射による診断治療が始まりました。
【2021年8月~】
再発の場合は、お薬の耐性を考慮する為、前回に使用したブランドとは別のブランドを使用することになります。
再発治療に使用するお薬は1瓶あたり120ドル(約13,000円)で、前回のお薬よりも値上がってしまいました。
【2021年10月5日~現在治療中】
2021年10月4日に血液検査を行いました。
貧血の数値がかなり悪くなっており、免疫介在性溶血性貧血の可能性もあるとの事でした。
また、毎日の大量の注射の副反応として、注射場所の腫れ、皮膚が固くなり、痛みや出血がひどくでています。
これ以上注射を続けるのは非常に困難だろうということで、10月5日よりステロイドの大量投与に治療内容を変更して治療を継続中です。
ご支援金の使い道
資金については下記のように使用させていただきます。
①お薬代8,040ドル(約88万円)
②税金(4%)約35,000円
③病院での注射1回あたり1,240円×84日=104,160円
84日分の治療で
①+②+③=合計1,019,160円かかる見込みとなっております。
【10月5日追記】
10月4日に血液検査を行い、その結果免疫介在性溶血性貧血の可能性もあるとの事で、今後の治療内容を変更することになりました。
注射での投薬が84日間から47日間になり、48日以降はお薬をステロイドに変更し、治療を継続します。
治療費の概算が変更となりましたので、以下に訂正させていただきます。
●これまで使用しているお薬
4.1mm×47日分=193mm
193mm÷1バイアル5.2mm(120ドル)
=38バイアル(4,447ドル)
日本円で493,236.78 円
●47日分の注射と検査にかかった費用
119,502円
●今後の検査費用
(投薬を3か月と仮定)
月2回×1回約24,000円
=144,000円
今までの治療費とあわせて、治療に必要な合計金額が¥1,692,000になりました。
目標金額はこれまで通り、110万円とさせていただきます。
また、体調不良による点滴やその他の診察料、定期的に行う血液検査等の費用は含まれておりませんので、実際にはこれ以上にかかることとなります。
できる限り自分たちでなんとか工面し、目標金額を110万円で設定しました。
資金が集まった場合は手数料、消費税等の支払い、リターン費を引いた残りをうーちゃんの治療費として全額使用させていただきます。
リターンについて
ご支援いただきました際にはささやかではございますが、リターン品を送りさせていただきます。
目標金額に届かない場合であっても、プロジェクトは進行中ですので、リターン品をお届けいたします。
ポストカードや写真集、カレンダーなど、全てオリジナル製品となっております。発送は2021年11月中旬です。
【オリジナルポストカード】
我が家の猫たちのオリジナルポストカードです。
とびきりかわいい写真を厳選し、ポストカードにしてお届けさせていただきます。
【オリジナル写真集】
我が家の猫たちの写真集です。
うーちゃんの写真集や、我が家の猫たちの歴代の仔猫時代の姿だけを集めた写真集、色々な猫たちの写真集などテーマに沿った特別な1冊をお届けいたします。
【オリジナル卓上カレンダー2022年】
我が家の猫たちの写真の入った、オリジナル卓上カレンダーです。
猫たちの様々な姿が毎月お楽しみいただけます。
実施スケジュール(変更後)
【闘病スケジュール】
●2021年8月19日
再発治療開始(注射1日目)
●2021年9月16日頃(予定)
血液検査(注射28日目)
●2021年10月4日(実施済み)
血液検査(注射47日目)
●2021年10月5日~ステロイドによる治療開始
●2021年10月25日頃(予定)
血液検査、エコー検査
以降2週間おきに検査(予定)
※数値が芳しくない場合は延長治療も可能性あり。また改善のない場合は銘柄の変更や他の病気の可能性も視野に入れる必要性があります。
その場合におきましてもこのプロジェクトで集まった支援金はうーちゃんの病気の治療費として使用させていただきます。
【クラウドファンディング スケジュール】
●2021年9月初旬
クラウドファンディング 開始
●2021年10月20日
クラウドファンディング終了
●2021年11月中旬
返礼品順次発送
うーちゃんの闘病の様子はブログ、Youtube、TikTok、インスタグラム、Twitter等各種SNSにて記録しております。
応援いただければ、とても励みになります。
●ブログ
猫伝染性腹膜炎(FIP)闘病記録
●YouTube
YouTube【FIP闘病中の記録】~病気と闘う猫
●その他SNS
各種SNSのご案内
おわりに
うーちゃんは、生後3日目で、母猫を亡くし、人工哺乳で育てました。
生まれた時から、うーちゃんは他の子よりも一回り大きかったです。
うーちゃんの母は、娘が小学校低学年の時に、「一人ぼっちで居たから」と連れて帰ってきた保護猫でした。
この時は既に大きい猫であり妊娠していました。
近所で尋ねても情報もなく、迷い猫としての情報もなかったので、我が家に迎え入れることとなりました。
子猫たちを出産後、息が荒いなとは思っていましたが、出産と育児疲れだと思っていました。
3日後、やはり息が荒いのでおかしいと思い、すぐに病院へ向かいましたが、診察台に着いたその時、息を引き取りました。
お腹に水が溜まっていたそうです。
亡くなった為、検査はしていませんが、 今思えば、FIPのウェットタイプだったのかもしれません。
母猫をFIPで亡くしたうーちゃんを、何としてでも助けてあげたいと思い、高額な治療費も、辛い痛い注射もなんとか頑張って、やっとの思いで経過観察期間に入ることができました。
元気がなかった日々が嘘のように、毎日とても元気に過ごしていました。
しかし、まさかの再発疑いとなってしまい、本当に残念でなりません。
本来であれば、飼い主が治療費を負担することは当然のことで、経済力がないのに動物を飼うこと自体、間違っているのかもしれませんし、経済力に見合った治療費を賄える範囲で妥協しないといけないのかもしれません。
とても痛い、苦痛でしかない注射を、また84日間も打ち続けてこの子は幸せなのだろうか?
意味があるのだろうか?
と、何度も何度も考えましたが、 一生懸命餌を食べる姿を見ると、治療すれば助かるものなら助けてあげたいと思いました。
こんな、不甲斐ない飼い主ですが、どうか、うーちゃんのために皆さまのご支援ご協力をお願い致します。
FIPで亡くなる子が1匹でも多く減ることを願って・・・