プロジェクト本文
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プロジェクト早期終了のお知らせ
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治療を頑張って参りましたが、9月3日早朝にロイはお空へと旅立ってしまいました。
生後5ヶ月、痩せてしまい1.5キロととても小さな体でほんとに一生懸命病気と闘ってくれました。
プロジェクトの途中でしたが、早期終了とさせていただきます。
これまでいただいたご支援金ですが、これまでのロイの治療費、同じように病気と闘っている子たちの支援に使わせていただきます。
たくさんの方々から応援していただき、生後5ヶ月という短い生涯でしたがロイは本当に幸せ者です。ロイが繋いでくれたご縁に感謝です。
たくさんの応援、ご支援いただきありがとうございました。
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変更前の終了日:2021年9月30日
変更後の終了日:2021年9月10日
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はじめまして、ロイの飼い主の細川と申します。
ロイが今年7月、生後4ヶ月で「腎孤立型リンパ腫(大細胞型)」を発症していると診断されました。
抗がん剤治療を施していますが、約半年(計16回)に及ぶ治療となり、状態をみて輸血も必要になるため総額156万円以上がかかる見込みです。
夫婦2人の貯蓄をすべてロイの治療費に充ててきましたが、今後かかる予定の治療費には遠く及ばず、恥ずかしながら、わたし達の力だけでは治療を続ける事ができません。
しかし治療ができれば助けられるかもしれないロイの命を、経済的な理由だけで諦める事ができませんでした。
↑貧血が進み輸血中のロイ。ぐったりしています。
まだお空に行かせるには早すぎます。
ロイにはもっとこの世界の楽しい事、もっと美味しいものがたくさんある事、まだまだ知ってもらいたい事がたくさんあります。
どうか、皆様のお力をお貸し頂けませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
プロジェクトの目標
25週間にわたる計16回の抗がん剤治療を完了させ、寛解を目指します。
そのためには
・16回分の抗がん剤治療費
・16回分の半日入院費
・治療期間、抗がん剤治療合間の検査費用
・ペット用酸素ハウスレンタル費用
が必要になるため、トータルで156万円以上かかる見込みです。
自己負担ではたりない、106万円を目標に設定させていただきました。
わたしたち財力では、すべての治療費を用意することができず、このままでは治療を続けることができません。
どうかロイを助けるご支援をよろしくお願いします。
このプロジェクトを立ち上げた理由
ロイのような子猫がリンパ腫と診断される事はほんとに稀なようで、最初は疑われもしませんでした。
もっと早くから治療を受けさせてあげられてたら、、と後悔もあるので、こんな症例もあると知ってもらいたいです。
同じく病気で闘ってる子たちに希望を与えられるような記録を残せたら幸いです。
病気を診断されるまで、診断されてから現在まで
ロイは2021年5月に生後2ヶ月で我が家にお迎えしたトイガーの男の子です。
お迎えした日からとにかく元気いっぱい
食いしん坊でご飯は毎回完食?
家中を走り回り、壁をかじったりヤンチャで手がつけられないほどでした。
甘えん坊な子でどこまでもついてきて、お風呂にもトイレにもくっついてきて必ずお迎えしてくれました☺️
7月15日
突然お腹、後ろ足を触ると嫌がるようになりました。
少しご飯を残すようになりましたが元気は変わらず、猫ちゃんのイヤイヤ期もあるのかな〜くらいに軽く考えていました。
それから少しずつ寝ている時間が増えている事に気づき、18日かかりつけ医受診しました。
採血検査の結果軽度の貧血、炎症反応の上昇、グロルビン値の上昇がありましたが、エコー検査、レントゲン検査は異常が無かったためしばらく点滴に通院するように言われました。
それから3日間点滴に通院しましたが、状態改善はなく徐々に弱っていきました。
その頃には後ろ足に力が入らないようでやっと立ち上がりフラフラ歩いている状態でした。
7月20日
この時点では腎孤立型リンパ腫だとわかっておらず、今までの経過を見る限り、FIPの可能性があるとだけ告げられました。
そこで初めて猫伝染性腹膜炎(FIP)と言う病気を知りました。
治らない病気
致死率ほぼ100%
早ければ発症後数日で亡くなる病気
色々なサイトで調べましたが、どこも同じような事ばかり書いてあり、最悪の事ばかり考えてしまいました。
どんどん弱って、やっと歩行しているロイをみてこのまま亡くなってしまうのではないかと、どうしょうもない不安感と絶望感しかありませんでした。
7月21日
点滴での治療で改善が見られない、前回の採血検査の結果から、FIP可能性が非常に高くこのまま治療を行わないと持って余命1ヶ月程と診断されました。
かかりつけ病院のFIPの治療経験のある先生から
MUTIAN協力病院を紹介されすぐに受診し、エコー検査、採血検査、腎臓に疑わしい影があるとの事で腎生検も行いました。
FIPの採血検査、細胞診の結果が出るのには数日かかるので確定診断は出来ないですが、ほぼ間違いなくFIPドライタイプの中期〜後期との診断でした。
結果を待ってからの治療では遅いかもしれない
投薬では追いつかない。との判断で、そのまま緊急入院、MUTIANの注射での治療がはじまりました。
↑入院初日のロイ
7月27日
MUTIANの治療を続けていましたが状態の改善はありませんでした。
ロイちゃん生後4ヶ月になったその日
腎生検の結果、腎孤立型リンパ腫(大細胞型)と診断されました。
猫コロナウイルスパネル検査が陰性、MUTIANの投薬で状態の改善が見られないため、FIPは否定的と言われ、MUTIANでの治療は終了しました。
↑入院費¥377,857
7月28日〜31日
貧血が進み輸血が必要になったため、輸血ができる元のかかりつけ医へ転院、入院しました。
輸血、抗がん剤治療?
↑入院費¥119,559
↑貧血がかなり進んでおり、輸血をしないと危ない状態でした。
8月1日
輸血後、抗がん剤後の採血検査
↑抗がん剤の影響で白血球は下がっていますが、貧血は少し改善されました。
8月6日〜8日
呼吸状態の悪化、肝機能の数値、炎症の数値が悪いため再入院。
抗がん剤治療 2回目を行いました。
↑入院費¥97,917
↑白血球数、肝機能が高いです
退院できましたが呼吸が苦しそうなため酸素ハウスのレンタルを勧められ使用を開始しました。
2021年8月8日時点
診療費、治療費の合計
¥664,092
ご支援金の使い道
全額ロイの治療費として、大切に使わせていただきます。
ロイはUWプロトコールという方法で治療中です。
初めの2ヶ月は毎週、その後の4ヶ月は2週間に1回抗がん剤を行う治療法、25週間にわたり、計16回行う予定です。
貧血が進めば輸血の必要性もあります。
【必要推定金額】
これまでにかかった費用 664,092円
今後かかる費用の見込み 899,790円
合計 1,563,882円
あにファン手数料、リターン製作費などをあわせて、目標金額を
ご支援が必要な金額 1,063,882円
に設定させていただきました。
【これまでにかかった費用(内訳)】
【今後かかる費用の見込み(概算)】
・半日入院費(ICU)
¥5,000×残り14回=¥70,000
・抗がん剤薬剤料
¥15,000〜20,000×残り14回=¥252,000
・抗がん剤治療当日その他費用(点滴、血液検査等)
¥13,910×残り14回=¥194,740
・抗がん剤の合間の検査、皮下点滴、超音波検査(週1回)
¥12,350×残り23週間=¥284,050
・ペット用酸素ハウスレンタル料
月額¥16,500×6ヶ月=¥99,000
その他状態を見て、輸血、入院費も必要になってきます。
輸血(50ml)¥14,000
入院費(ICU)1日¥10,000
輸血、入院費はどれ程必要になってくるか分かりませんので、合計には含めませんでした。
考えたくはないですが、ロイにもしもの事があった場合は同じように病気と闘ってる子達の支援の為に使わせていただきます。
リターンについて
▶︎全額支援コース
感謝の気持ちを込めたメッセージをお送りさせていただきます。
▶︎支援コース
感謝の気持ちを込めたメッセージ、ふんわり柔らかなタッチで描かれたロイのイラストをお送りさせていただきます。
さいごに
長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
輸血、抗がん剤治療を始めた時2〜3日が山場だね。覚悟してくださいと言われましたが、治療のおかげか退院できて今日までなんとか元気に暮らせています。
リンパ腫は一度寛解できても、再発、再燃を繰り返す病気です。
しかし、若い子ほど抗がん剤が良く効くことがあり中には寛解後8年も長生きした子もいるそうです。
小さな身体で一生懸命闘っているロイちゃんと少しでも長く穏やかに暮らしたい。
まだロイは生後4ヶ月です、お空に行かせるには早すぎます。
もっともっと楽しい事や美味しいものはたくさんあるんだよ!と教えてあげたいです!
どうか小さな命を守るために皆さまのお心添えをお願い出来ませんでしょうか。
ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。