プロジェクト本文
皆様、はじめまして。
私は2020年7月生まれのアメリカンショートヘア「コルト」を家族に迎えた佐瀬と申します。
現在コルトは致死率99%の難病【猫伝染性腹膜炎(以下FIP)】の闘病中です。
コルトは、生後11ヶ月になる私たちの家族です。
誰にも人見知りをしない甘えん坊な子で、ご飯を食べることが大好きな男の子でした。
しかし、2021年6月14日、コルトはFIPだと診断されてしまいました。
FIPとは致死率99%と言われている恐ろしい病気です。
しかし日本では未承認のMUTIANという薬で寛解まで持っていける希望があると知り、私たちはコルトのためにもこの治療法へと踏み切ることにしました。
ただこのMUTIANという薬はとても高額な上に寛解するまで84日間を継続して投薬する必要があり、最後まで治療を続けると薬代だけで1,213,625円ほど必要となる計算になります。
情けない話ですが、今までの貯金をすべて使っても私たちの力だけでは用意することができないのが現実です。
コルトの治療を最後までさせてあげるためにも、どうか皆様からのご支援ご協力をよろしくお願い致します。
プロジェクトの目標・実現したいこと
「コルトを助けたい、何も辛い状況のない中で伸び伸びと生きてほしい」
そう願い、コルトの治療を最後まで続けるため私たちは本プロジェクトを立ち上げました。
コルトの治療に必要なMUTIANという薬は未承認故にとても高額です。
コルトの現体重だと薬代だけでも6/19〜6/26までは1日で12,775円、6/27からは薬の量が増え1日14,600円かかるので、
これを84日間続けていくと最終的には最低でも1,213,625円かかる計算となっています。
更にコルトは成長期の子猫でもあるため現在進行形で体重が増え続けており、
診察費などを含むと最終的に明示した金額より更に増えていくことが予想されます。
・MUTIAN投薬費用(84日分)
12,775円×7日+14,600円×77日=1,213,625円~
※体重増加を加味すると1,500,000円前後になる見込み
・診察費/検査費
初回の27,210円+以降の約4650円×通院約9回=約69,060円
・交通費
往復1,806円×通院約10回=18,060円
増えていく体重や上記の診察費などを加味すると、最後まで治療をするためには全部で1,600,000円ほどかかる見込みです。
私個人でも今年の頭から毎月5万円の貯金をしていましたが、私たちの収入と現在の貯金額30万円だけではとても治療費全額を捻出することができません。
コルトの治療を最後まで続けるため、MUTIAN投薬代を皆様にお力添え頂きたく、1,213,625円を目標金額として設定させて頂きました。
誠に勝手ではございますが、皆様からの温かいご支援ご協力をお願い致します。
猫伝染性腹膜炎 FIPとは
FIPは猫にとって治す事も防ぐ事も難しい難病で、猫コロナウイルスというウイルスによって引き起こされます。
FIPを発症すると腹膜に炎症が起こり、発熱、食欲の低下、黄疸(白目や歯茎が黄色くなる)、お腹が膨れるなどが認められて、病気の進行も早く、2週間から1ヶ月で亡くなる事がほとんどだそうです。
ウェットタイプとドライタイプがあり、
ウェットタイプでは元気や食欲の低下、発熱、胸水や覆水の貯留などが見られ、
ドライタイプでは目や脳に病変がみられることが多く、運動失調などの症状もあるそうです。
コルトはドライ・ウェット混合タイプの中期である可能性が高いと告げられました。
実際コルトは2021年6月上旬ごろからご飯を一切食べなくなり、元気なく寝ている姿が見られました。
あんなに甘えん坊で寂しがりな子が私たちから距離を置くようになり、名前を呼んでも動こうとしません。
何かのストレスだろうかと思い、すぐさま病院に連れて行ったところ高熱が発覚。
血液検査をしてFIPの疑いがあると診断され、セカンドオピニオンでもFIPの可能性がかなり高いと診断されました。
検査結果
・FCoV抗体価の値が通常の1600倍
・γ-グロブリン 56.4% 通常 11.9〜31.8%
・TBIL 総ビリルビン 0.8 通常〜0.4ほど
・TP 総蛋白 10.2 通常5.7〜7.8ほど
FIPの治療法と経緯について
現在の日本では前述した通り、有効な治療法はありません。
1件目の病院で示してくれた治療法は3つ
1.ステロイド
2.インターフェロン(免疫活性剤)
3.イトラコナゾール(抗真菌剤)
ただ、この3つとも助かる可能性は殆どなく、治すための治療とは違って痛みや苦しみを和らげていく対症療法だと言われました。
話を聞いたときは深く絶望し、コルトは死を待つことしかできないのかと思いました。
ですが日本で未承認の【MUTIAN】という薬であれば一定の効果があるかもしれないと知り、急いで病院を探し、何件も電話をかけた末ようやくMUTIANを扱っている病院を見つけることができました。(今はとても少ないのだそうです)
このMUTIAN協力病院でも、検査の結果やはりコルトはFIPの中期(ドライ・ウェットの混合タイプ)である可能性が高いと告げられました。
すぐに治療を開始した方が良いと言われ8日分の薬を処方してもらいましたが、MUTIANの費用については未承認で保険が利かないため、最低でも100万円以上かかるのだそうです。
最初はあまりの金額に驚き戸惑いましたが、命に代えられるものはないと思い、MUTIANでの治療を始めることを決意しました。
↓別の日
今後について
現在コルトは16日目の投薬を終えたところです。※2021/07/04現在
投薬3日目あたりから回復の兆しを見せ始め、今まで体を丸めて浅く寝ていたのが体を伸ばしてゆっくり眠るようになり、三週間ぶりにご飯を口にしてくれました。
今では元気に走り回る様子も見られ、あんなにも元気がなかったのが信じられないくらいです。
ですがMUTIANを服用して元気になったということは、コルトはFIPであることが事実として決定づけられてしまったこと。
こんなに元気でもまだ完治したわけでは無く、全部で投薬は84回行う必要があること。
様々なことに結論が出て、改めてコルトのこの病気を治していこうという決意を固めることとなりました。
これからもしっかり様子を見ながら投薬を続けて、最終的には病気の寛解を目指していきます。
資金の使い道
支援していただいた金額は全てコルトのMUTIAN代に充てさせていただきます。
*診察費/検査費
初回の27,210円+以降の約4650円×通院約9回
=約69,060円
*交通費
往復1,806円×通院約10回
=18,060円
*薬代 コルト必要摂取量
・6月19日〜6月26日 1回525mg (7回分)
①MUTIAN200mg 4,800円×2個=9,600円
②MUTIAN100mg 2,500円×1個=2,500円
③MUTIAN50mg 1,350円×1/2個=675円
①+②+③=12,775円 1回投薬分
12,775円×7回投薬分
=89,425円
・6月27日〜 1回600mg(77回分)
①MUTIAN200mg 4,800円×2個=9,600円
②MUTIAN100mg 2,500円×2個=5,000円
①+②=14,600円 1回投薬分
14,600円×77回投薬分
=1,124,200円
薬代合計 89,425円+ 1,124,200円
=1,213,625円
*コルトを最後まで治療するための必要費用
約1,600,000円
*MUTIAN投薬費用である目標金額
1,213,625円
自分たちで用意できる額は捻出しなければならないと考えていますが、高額のためどうしても自分だけでは金額を用意することができません。
コルトの治療を最後まで続けるため、どうか皆様のお力添えをいただきたく、温かいご支援ご協力を頂ければと思っています。
出会った当初から可愛く元気に跳ね回っていたコルトのことを、どうしても助けてあげたいです。
スケジュールについて
2021年7月7日(水)〜9月5日(日)までのプロジェクト期間を予定しています。
治療開始日2021年6月19日(金)
ここから9月11日(土)まで投薬が続きます。
あにファン内の活動報告やTwitterにて随時状況を報告させて頂きます。
Twitterアカウント@Sase_Colt0709
リターンについて
お礼のメール、コルトの画像や動画、シール他など。
お気持ち程度にはなってしまいますが、グッズなどをお送りさせていただきます。
※詳しくはリターンの欄をご覧ください
※リターンの発送は9月下旬を予定しています。
最後に
本来ならば私たち家族が治療費を最後まで負担すべきとわかってはいるのですが、このような形で皆様に甘えてしまうこと、心よりお詫び申し上げます。
家族であるコルトの命を救いたい、ただその一心です。
同じような病で悩んでいる方への情報提供に繋げたり、このような難病でも寛解したという事例になれればと考えております。
このご時世に大変なこととは存じますが、どうかご支援のご協力をお願い致します。
佐瀬