プロジェクト本文
初めまして。ジルの飼い主の伊藤と申します。
生後8ヶ月になったジルが猫伝染性腹膜炎(FIP)ドライタイプを発症してしまいました。
何とかして助けてあげたいと思い調べたところ、GS-441524による治療法があると知りました。
FIP治療のために、84日間投薬する必要があります。
そして未承認薬のため、非常に高価なお薬になります。
大変お恥ずかしい話しですが、これまでの治療、検査費用を負担し、これから84日間治療するためのGSの費用を支払うには、私達の経済状況では非常に厳しい状況です、、
なんとか84日間の投薬を終える為に、勝手なお願いで申し訳ありませんが、お力を貸していただけないでしょうか。どうかジルを助けてください。
このプロジェクトを立ち上げた理由
FIPは発症してしまうと、投薬治療しない限り数週間〜一ヶ月ほどで亡くなってしまう可能性が高い病気です。
もっともっと遊ばせてあげたい、美味しいご飯も食べさせてあげたい、家族としてもっとずっと幸せに過ごしていきたい。
どうしても諦めたくない、死なせたくないと思い、治療することに決めました。
●猫伝染性腹膜炎(FIP)について
猫や子猫の命にかかわる重篤な病気です。罹患率は非常に低く、猫と子猫の間で一般的に見られる猫コロナウイルスによって引き起こされます。
猫伝染性腹膜炎を発症すると、腹膜(胃や肝臓など臓器の表面とそれらの臓器がおさまっている腹腔を包んでいる膜)に炎症が起こります(腹膜炎)。
症状は、「ウェットタイプ」と「ドライタイプ」の2つに分類されますが、どちらのタイプも、主な初期症状は、発熱や食欲低下など、初期の段階では気づきにくい病気です。
多くの場合、治療への反応が悪く、診断後、数日から数ヶ月で亡くなってしまう致死率の高い病気です。
数年前まではかかったら最後、安楽死を勧めるしかなかった死の宣告ともいわれた病気です。
ジルは好奇心旺盛で甘えん坊な性格で、呼ぶと必ず「にゃー」と返事をしながら近寄ってきます。
私がベッドに行くと一緒にきて一緒に寝ます。遊んでほしい時もネズミのおもちゃをくわえて持ってきます。
元気な時はキャットタワーのハンモックが大好きで居ないと思うといつもそこでくつろいでいました。
本当に可愛くて人懐っこくていい子です。先住猫ともやっと馴染んできて家族としてずっと一緒に居られると思った矢先の発症でした。
大切なジルを助けてあげたいです。
そしてジルを寛解させてあげて、同じ病気を患ってしまった猫ちゃんや飼い主の方の励みになるように少しでも役に立てればと思います。
これまでの活動
家族に迎え入れて少し経ってから、たまに下痢をするようになりました。ただ元気もあって、たまにだったのでそのまま経過を見ていました。
●3月12日
下痢が酷く元気もなくなったので初めて病院に連れていきました。医師からは熱はあるが胃腸炎だろうと抗生剤と整腸剤と下痢止めを出してもらいその日は帰宅しました。その時は薬で一度良くなりました。
●4月7日
発情期を迎えたので避妊手術の相談と、まだたまに軟便があったので一緒に診てもらえるよう、少し大きめの病院に行きました。ここからは経過報告書をいただいているので、そちらを添付します。
●5月26日
悪性のリンパ腫の可能性が高いとの事で、検体検査を併せて避妊手術を行いました。
●6月9日
検査結果の確認と抜糸のため受診。
悪性リンパ腫は否定的だか、FIPだろうということを伝えられました。次からは診療時間外の他の猫ちゃんが居ない時間に来てほしいとの事も言われました。ここで出来るFIPの治療法は対処療法しかないと言われ、そのまま帰宅しました。自宅に帰り、FIPの治療について調べました。頭が真っ白になりました。治療には高価な薬を使わなければならない、内服だと薬だけで100万以上、注射の投薬でもその二分の一はかかると、、、
とにかく治療出来る病院で診てもらおうと思い、そのまま都内の病院へ向かいました。
その日に行った血液検査と今までの経過報告書を見せたところ、やはりこれはほぼFIPのドライタイプで間違いないと言われました。エコーなどもしてもらいましたが、1週間様子を見て1週間後にまた検査をしましょう。と言われました。
●6月16日
この日も血液検査やエコーをしてもらいました。肝臓の数値も下がっていたため、資金の余裕もないため投薬治療を決められずステロイドを処方してもらい帰宅しました。
この間YouTubeなどでFIPを発症した猫ちゃんを調べたり、ネットでいろいろと調べました。調べれば調べるほど残酷なことばかりで、いろいろ考えては毎日泣いていました。その間もジルは口呼吸をすることが多くなり、一点を見つめぼーっとしている事がありました。大好きなおもちゃへの反応も鈍くなっていました。それでも私の呼ぶ声には反応して、いつも私のベッドで一緒に寝てくれました。大好きなジルともっと一緒に居たいそう強く思いました。ドライタイプは発症してからの亡くなるまでのスピードが速いようで、このまま手遅れになってからでは遅いと思い出来るところまででもと思い、遅くなりましたがここで投薬治療を決めました。
●6月23日
ステロイドの経過とGSの相談のために受診。
ステロイドを使ったにも関わらず、熱は39.6°ありました。
こんなにずっと熱が続いているのに、そんなにぐったりしていないのが不思議なくらいだと、稀に症状があまり出ない子もいるみたいで、そういう子に限って一気に体調が悪くなったりするとも言っていました。
きっとジルは心配かけないようにと元気なふりをしていたのかなと思い、とても辛くなりました。
この日にGSを処方してもらいました。
ご支援金の使い道
ご支援金は手数料等を差し引いた全額をジルのFIPの治療費として充てさせていただきます。
●お薬代
1バイアル20,000円+税、投与量は0.3ml/kg。ジルは現在の体重が3.04キロなので、0.9ml/日で、1バイアルおよそ1週間分弱。体重増加(約1週間0.1キロずつ増加)やロス(今まででも1週間分を5日で使い切ってしまっています)など考え、13バイアル+5バイアルほど 暴れてしまい、上手く刺せていないまま注射をしてしまったり、体重が現在1週間で0.2キロ以上増えているのでこれからどんどん増える可能性が高いとの事
18バイアル×20,000円+税=396,000円
●シリンジ、注射針代
シリンジ 50円、注射針25G 30円、注射針21G 30円
細い針では薬剤の粘弾性が高く吸えないため、25Gの針で吸い上げ、このままの針で注射すると針が太く痛みが強いようなので21Gの針に付け替えて注射します。そのために1回で計2本になります。
シリンジ50円+25G針30円+21G針30円×84+(ロス分として約15回)=10,890円
●アルコール綿
300円 注射するところを消毒する時に使います
●定期的なエコー検査、診察代
約30,000円
●高速代
往復3,320円×12回=39,840円
●今までの検査、診察代
約130,000円
全て合わせて少なく見積もっても約607,030円になります。
ここから自己資金を差し引いて、手数料を考慮し、
目標金額を 500,000円とさせていただきました。
恥ずかしながら私達の収入では、生活費などを見直しても84日間投薬を続けるのは限界があります。
しかし、投薬をして少しずつ元気になり遊んでいる姿を見るとどうしても救ってあげたいです。
治療を続けるためにどうか皆様のご支援をいただけないでしょうか。
リターンについて
リターンについてですが、ご支援への感謝の気持ちを込めてお礼メール、お気持ちですがステッカーを作成して送らせていただきます。
全額支援コースにつきましては、ありがたく全てジルの治療費に充てさせていただきたいと思います。
実施スケジュール
6月23日から薬の投与を始めております。
84日間毎日投与するので、9月14日に投薬治療が終わる予定です。
治療後の9月14日以降、リターンの発送の準備をさせていただきます。
治療の経過や内容は活動報告やTwitter(@Jill1016FIP)からお伝えさせていただければと思っています。
なんとか84日間の投薬を終える為に、勝手なお願いで申し訳ありませんが、皆様お力添えのほどよろしくお願いいたします。どうかジルを助けてください。
最後に
ジルはまだ生後8ヶ月でやっと家にも馴染んできて、いまからたくさん思い出を作っていこうと思った矢先の発症でした。
まだまだ死なせたくないです。先住猫とももっといっぱい遊んで、いっぱい美味しいものを食べてもらって幸せにしてあげたいです。どうしても救ってあげたいと思っています。
治療費を補うことができず、皆様にご協力をお願いすることになり大変申し訳ないと思っております。
どうかこれから先もジルと一緒に居させてください。ジルを助けてください。
よろしくお願いいたします。