プロジェクト本文
はじめまして、ゆずの家族の福士と申します。
数ある中からゆずのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
ゆずには現在3つの難病
- FIP(猫伝染性腹膜炎)
- 肝臓のアミロイドーシス
- 腎臓のリンパ腫
の疑いがあります。
医師からは「FIPの可能性が限りなく高い」と診断され、日本で未承認の内服薬を84日間毎日服薬することで、希望の光が見えてくるとのことでした。
FIPの治療が落ち着き始めたら、残り二つの難病とも向き合っていこうということになりました。
しかし、FIP治療に加えて2つの難病も重なるため、治療費はとてつもなく高額で、治療費を合計すると150万円以上かかる見込みです。
そのため皆様のお力をお貸しいただきたく今回のプロジェクトを設立いたしました。
「ゆずを助けたい」
誠に勝手なお願いですが、皆さまの暖かいご支援をどうかどうかお願いいたします。
もくじ
プロジェクトを立ち上げようと思った理由
ゆずに元気になってもらいたい!
ただそれだけです。
<現在ゆずにはFIP、肝臓のアミロイドーシス、腎臓のリンパ腫の疑いがあります>
FIPとは致死率99%の病と云われ、日本で承認された治療薬はなく、猫にとっては不治の病とされる病気です。
日本では未承認の内服薬にて寛解した事例が多数ありますが、個人輸入または日本に11件と極々限られた病院でしか手に入れる事ができません。
幸い私は近くにFIPの協力医療機関があり、診断や処方を受けることが出来ました。
もし、遠方だったら…もっともっとハードルが高い判断だったと思います。
肝臓のアミロイドーシスは、肝臓がスポンジのようになっているため、衝撃で肝臓から出血する病気です。
日常生活で衝撃をかけないことや、出血を抑える薬での治療が必要となります。
腎臓のリンパ腫は、腎臓の病気です。2種類のタイプがありますが、ゆずは進行が遅いタイプに該当するため、抗がん剤での治療に期待ができます。
また、あくまで現状はこれら3つの病気の疑いがあるという段階であり、必ずしも全ての病気を患っているということではありません。
FIP治療に加えて2つの難病も重なるため、治療費はとてつもなく高額です。
「ゆずを助けたい」
誠に勝手なお願いですが、皆さまの暖かいご支援をどうかどうかお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
まずは「ゆずを助ける」こと。
高額な治療に正直悩んだのも事実です。
しかし、小さな身体で一生懸命ご飯を頬張り生きようとしているゆずを見て、私が諦めてはいけない!と思い、家族でも相談し治療をする事を選択しました。
それから、息子たちのアドバイスでこちらのプロジェクトを知り、立ち上げようと思った次第です。
またこのプロジェクトを通して、皆さまにも少しでも保護団体の活動に興味を持っていただければと思います。
加えて、今回経過報告を記すことで、猫伝染性腹膜炎(FIP)の病態が広まり、現在の未承認の内服薬に限らず承認された治療薬が確立される事に繋がればと思います。
<私は昔から動物が好きでした>
幼少時から母が保護した犬や猫と共に育ちました。
実家を離れペットとの暮らしは長年遠のき、15年前ブリーダーさんより犬を譲り受けその愛犬を5年前に亡くし、その哀しさから暫くはペットと暮らすことは考えていませんでした。
他界から5年が過ぎ、猫好きの友人の話やテレビで保護団体の存在が身近にある事を知り、地域の保護団体のHPでゆずの写真が目に留まり、譲渡会へ出向きゆずと対面しました。
ゆずは保護猫団体に保護された当初お腹に赤ちゃんがいたそうです。しかし、やむなく堕胎処置となり避妊手術を受けたと聞きました。
産まれることのなかった赤ちゃんの分まで幸せにしてあげたい、そんな思いで里親になりました。
この様な経緯もあり、
助けられる命がそこにあるのなら、そしてそれが自分の手で救えるのなら、私なりに精一杯尽くしたい
と考えています。
これまでの活動
5月12日
多尿が続いたため、尿持参し近医受診しました。
「尿比重が若干低いが、飲水量は落ち着いているので様子観察を」と指示があり、痩せているので体重が増えなければ便の検査を受けるようアドバイスがあり、帰宅しました。
5月22日
食欲旺盛で便も普通、しかし多飲多尿が続き、元気も無く寝てばかりいるため、改めて尿・便持参し受診、血液検査もお願いしました。
尿比重は変わらず低く、便は腸内環境が悪く、歯周病もあるため「プロバイオサイエンス」処方がありました。
一般的な血液検査を受け、結果が出たら連絡するとの事で帰宅しました。
夕方近医より検査結果の連絡があり、重度の貧血、高タンパク、黄疸、炎症反応高値であるため「猫伝染性腹膜炎 FIP」の可能性が濃厚です。
そのため猫コロナの抗体検査の追加をしたとの事でした。
FIPは猫にとっては不治の病であり極めて治療は困難です。
「未承認の薬はあるが、かなり高額である」との説明があり、まずは追加検査の結果を待つ事にしました。
夜ゆずはほとんど動かず、今晩にでも息をひきとってしまうのではと不安が募り…
これからの治療のことを自問自答し、私なりにネットで調べました。
そして、未承認ではあるがとても有効な薬がある事を知り、 服用すればゆずが元気になるかもしれないことがわかりました。
しかし現実金銭的に厳しい…さらに自問自答は続きました。
保護主さんに上記をお話しすると、「1ヶ月あまりの生活だからこちらで引き取っても良いですよ」との提案もいただき…
家族ともよく話し合いをし、眠りについたのは深夜でした。
5月23日
朝のゆずは普段通りとはいかないまでも朝ごはんをねだり私に付きまといます。
ご飯をあげると今までの半量程度ではあるものの、食べることはできました。
そんなゆずを見ていると、このまま治療をしないという選択はなく、家族も同意してくれました。
保護主さんにその旨伝え、幸いにもFIP治療に取り組んでいる先生をご存知と言うことで連絡をしてくださり、診療を受ける運びとなりました。
Mutian協力医療機関を受診しました。
血液検査、エコー検査を受け結果の説明があり、「複数の臓器に腫瘤がある。肝腫大も認め、肝臓の腫瘤を生検し、遺伝子検査へ提出してください」と指示をいただきました。
その日のうちに確定診断はつきませんでしたが、状況から猫伝染性腹膜炎の可能性がかなり高く、ドライタイプの末期と暫定診断を受けました。
5日後に遺伝子検査が出ますが、一刻を争う状況との事で治療薬(未承認)をどうするか金額などの説明を受けました。
当院へ出向いたのは治療を受けるためでもあったので治療開始をお願いし、医師が内服の仕方を指導、実際服薬している所を動画撮影をさせていただきました。
5月24日
ゆずはお腹がすいても起こすことはしません。
私が起床したのを感じると小声で「にゃー」と、声になんだか覇気があってなんか元気かも!
そしてご飯の要求をしパクパク食べ始め、昨日までも半量程度は食べていましたが、勢いが違います。
そして日中横になって過ごす事が多かったのに今日は窓辺で日向ぼっこ、家の中をウロウロ散策していました。
5月30日
Mutian協力医療機関への2度目の受診をしました。
先日の生検では猫コロナは検出されず、猫α1AG2000以上の結果の説明。
そして、改めて血液検査・エコー検査を受け、Mutian服用の効果を評価します。
結果、僅かながらも血液データーは改善し、しこりの大きかも若干縮小しているとの事でした。
確定診断はドライタイプでは困難であるとの事で、「臨床症状、所見、薬の反応からみてFIPでしょう」との改めての診断でした。
しかし、他にも問題が……
「肝臓のアミロイドーシス」の可能性が有り(衝撃で肝臓から出血する怖い病気です)、現在では破裂の様子はないので様子観察しましょうとのことでした。
また、エコー検査で腎臓のリンパ腫の可能性も…
ゆずの場合はFIP単独の病ではないかもしれないと告げられ、「現在では可能性であってまずはFIP治療を継続し全身状態の改善を図りましょう」と治療方針を立てていただきました。
昨日は頭の中がグルグルで…
でもゆずは帰宅したあと「お腹すいたぁ」と、ご飯を頬張り完食してました。
〇ゆずの闘病を記録したSNSアカウントがあります
治療の経過などは、Twitter、Instagramでご報告をしています。
特にTwitterではゆずの日常風景についても投稿しています。
下記をクリックして是非ご覧になってください!
資金の使い道
ご支援いただきました資金は治療費に充てさせていただきます。
〇FIPの治療について
ゆずのFIPはドライタイプ末期のため、1日に200mg/1kgの投薬が必要です。
治療開始時の体重が2.72kgだったため、1日1回550mg (13,200円)で治療開始しています。
また、治療過程で体重に変化がある場合、投薬量もあわせて変動していきます。
2.6kg~2.9kg 550mg
2.9kg~3.1kg 600mg
3.1kg~3.4kg 650mg
3.4kg~3.6kg 700mg
体重の増加が想定されるので、投薬費が徐々に上がっていく見込みです。
〇現在(6/2)までの治療費
5/12 4,750円
5/22 26,400円
5/23 5,800円
5/23 237,842円 (未承認薬11日分)
5/30 265,595円 (未承認薬15日分)
これまでの治療費 540,387円
〇今後予想される治療費
6/5~体重増加により1日600mg(14,400円)服用となっています。
・未承認薬58日分=835,200円~
・他内服薬(貧血等)
・血液検査 9,000円
・エコー検査 3,000円
状況に合わせ、
・遺伝子検査 15,000円
・針生検(細胞診) 10,000円
84日分の未承認薬での治療後も、他の症状に対する内服薬、定期的な血液検査、エコー検査、リンパ腫の精査も必要であるため、
今後の治療費だけで100万円以上、
これまでの治療費を合計すると150万円以上かかると考えられます。
※料金は明細を基に算出しています
これまで約54万円分の治療費を自己資金で支払っており、今後かかる治療費もできることならば自己資金で対応したい思いです。
しかし、お恥ずかしながら短期間で100万円を用意するのは厳しいため、手数料10%(10万円)も踏まえ、100万円を目標金額とさせていただきました。
どうかよろしくお願いいたします。
リターンについて
ご支援いただいた金額に応じリターン品をご用意しております。
・お礼のメール
・マスクケース
・クリアファイル
・トートバック
ゆずのイラストを使ったグッズを作成、お送りさせていただきます。
イラストについては、完成しましたら当サイトやSNSでサンプルをご紹介します。
最後に
ゆずはとても優しく穏やかな猫です。
優しい保護主さんに巡り会い保護され私たち家族と出会いました。
急変に怯えたり、薬を飲ませる事も容易ではないでしょう。
しかし、寛解(完治)を信じてゆずと共に頑張りたいと思います。
勝手なお願いで大変申し訳ありませんが、ゆずと私たち家族にどうかご支援をお願いいたします。