プロジェクト本文
もくじ
ご挨拶
はじめまして。こまりの飼い主の福﨑と申します。
こまりのページに目を留めていただき、ありがとうございます。
こまりは去年12月に里親として我が家に迎え入れたばかりで、生後9か月の女の子です。
そんなこまりが先日、致死率ほぼ100%といわれている猫伝染性腹膜炎(FIP)のドライタイプの中期、もしくは中後期と診断されました。
この病気の治療法は、今の日本ではまだ見つかっていません。発症してしまうと、数日〜数か月程度で亡くなってしまうという、とても恐ろしい病気です。
まだ生後9か月で、少し前までは元気に遊び回っていたこまりがFIPにかかり、余命わずかと宣告されたときは、頭が真っ白になりました。どうしてこまりが・・・。
FIPという病気の存在は認知していました。また、最近できた薬がその病気の治療に有効かもしれないという情報を、どこかで目にしたことを思い出しました。より詳しく調べてみると、その薬は「MUTIAN(ムティアン)」という薬でした。
この薬は、84日間毎日投薬することが必要になりますが、FIPを治してあげることができるかもしれない・・!
しかし、この薬はまだ日本では未認可のため、保険が適用されません。かなり高額でMUTIAN(ムティアン)の薬だけで100万円以上します。
※体重や進行状態で薬の量が変わるため、およその金額です。また、こまりの場合はドライタイプと診断されたため、通常の量より1.5倍の薬が必要となります
また、交通費や検査代、その他のお薬代や再発のリスクを考えると、私達の力だけではこまりを満足に治療してあげれない状況です。
いま世の中が大変な状況の中、とても無理のあるお願いである事は重々承知しております。
ですがどうか皆様の御力をお貸し頂けないでしょうか。何卒宜しくお願い致します。
このプロジェクトで実現したいこと
84日間の投薬を完了させ、寛解を目指します。
そのためには、
・84日分のMUTIAN代
・投薬期間+経過観察期間のその他の薬代
・7回の検査費用
・遠方の為交通費(レンタカー代、高速料金、燃料費)
が必要となるため、トータルで164万円かかる見込みです。
よって、自己負担だけでは足りない80万円に手数料10%をふまえ、88万円を目標に設定させていただきました。
私の財力では、すべての治療費を用意することができず、このままでは84日間の治療が継続ができません。
もし叶うのであれば、一歳の誕生日をしっかりお祝いしてあげたいです。
どうか御力を貸して下さい。
↑先住猫とも仲良しなこまり
こまりとの出会い
こまりは、大阪のとある地域で保護された保護猫です。
その地域には他にも何匹かの猫達が一緒だったそうです。
TNR活動をされている方々がその猫達を発見し、これ以上猫が増えてしまわない様にと懸命に猫達と向き合ってる間のことでした。
そのうちの一匹の子猫が殺害されてしまい、TNR活動をされている方のお宅の柵に縄で吊るされていたそうです。
その犯人がまたほかの子猫たちを狙って殺害するかもしれない危険性があったため、今いる子猫達だけでも早急に保護しなくてはと、そのとき保護されたのがこまりです。(一緒に兄弟猫も保護されました)
↑保護された時のこまりと仁くん
こまりを引き取る際にこの話を聞き、衝撃を受け、とても胸が苦しくなりました。
それと同時に、この先はこんな辛い思いをさせず、幸せに生きて欲しいなと思いました。
当初はこまりだけ引き取る予定でしたが、一緒のゲージに怯えて入っていた兄弟の黒猫ちゃんを見て、辛い環境を共に乗り越えて来た2匹を離れ離れにしたくないと思い、2匹一緒にお迎えすることにしました。
こまりはボールで遊ぶのが大好きなので、小鞠(こまり)と名付けました。
(黒猫ちゃんは、仁(じん)と名付けました)
家に来た当時、仁くんは怯えてばかりで、こまりにべったりで離れませんでした。
↑我が家に来た初日
こまりはいつも、そんな仁くんを守ってる感じでした。
(弟とお姉ちゃんみたいに見えました)
仁くんはこまりが大好きで、今は隔離しているこまりの部屋の前でよく鳴いています。
仁くんの為にも、2匹が無邪気に遊びまわる姿をまた見れるようになることを信じて、投薬を頑張りたいと思います。
FIPと診断されるまで/現在の状況(5月17日現在)
GW前のことでした。いつもなら先住猫や仁くんと家の中で走り回ってるのに、最近は少し大人しいなと感じていました。
週2回ほど体重を測って記録しているのですが、少し体重が減っていました。また食事の食いつきも悪い気がしました。
次の日、たまたま別件でかかりつけ医に行った際、先生に相談し簡単な診察をしてもらいました。触診や胸の音、肺の音、目の状態も良いと言われ、食事の量が減ったのは今まで食べれるだけ食べていたのが、成長して自分の食べれる量が分かって来ただけかもしれないので、様子を見て体重がさらに落ちて来る様なら、また来て下さいと言われました。
そしてGW中、おうち時間で一緒にいる時間が増えて、やはりおかしいなと感じたため体重を測ると、さらに減少していました。
GW明けに病院に連れて行くと、40度ほどの熱があり、少し脱水がありました。念のため血液検査を行い、検査結果が出るのを待ちました。
検査の結果、FIPの疑いがあるとのことでした。
↑FIPの可能性があると診断された血液検査の結果
否定肯定をハッキリさせるため、外部検査をすることになりました。検査結果が出るまでは抗生剤と強肝剤を処方してもらいました。
薬を飲むと少し食欲も戻り、元気も少し取り戻していたので、大丈夫だと信じていたのですが・・・。
1週間後、検査結果が分かり、ほぼFIPで間違いないとの事でした。
↑外部検査の結果ほぼFIPで間違いないと言われた際の検査結果
その結果を受け、こまりを譲って頂いた保護主様にすぐに連絡を取り、FIP治療の協力病院を紹介して頂きました。
次の日の診療時間終了後に診ていただけることになり、車で2時間程度かかる病院に行きました。
これまでの検査結果や過去の病歴を伝えると、追加でレントゲンやエコーの検査が必要でした。
追加検査の結果、FIPのドライタイプ、ステージは中期もしくは中後期と診断を受けました。
↑協力医院での追加の検査結果
その日はMUTIAN(ムティアン)の皮下注射を打ってもらい、消化機能改善薬剤と食欲促進剤、乳酸菌のカプセル、貧血の補助剤を処方して頂きました。
↑その日処方されたお薬と診察代の領収書
そして、次の日も診療時間終了後に来院することになり、診察とMUTIAN(ムティアン)の皮下注射をして頂きました。
次の日からは自宅で皮下注射を行っております。自宅では3日間分の皮下注射を打ち、それ以降はカプセルでの投薬となります。
↑次の日処方されたムティアン(およそ2週間分)と診察代の領収書
MUTIAN(ムティアン)投薬後、1週間続いた熱も下がり、今のところ副作用等も見られません。
ご支援金の使い道について
全額こまりのお薬代として大切に使わせて頂きます。
また考えたくは無いですが、万が一途中で最悪の結果になってしまった場合は、
保護ネコ団体様に寄付させて頂きます。
<概算(想定必要金額)>
これまでにかかった費用・・・ 33万円
今後かかる費用の見込み・・・131万円
合計・・・・・・・・・・・・164万円
自己負担可能な金額・・・・・ 84万円
ご支援が必要な金額・・・・・ 80万円(手数料10%の為、88万円で設定させていただいております)
<内訳(これまでにかかった費用)>
<内訳(今後かかる費用の見込み)>
◎MUTIAN(カプセル)
84日間の投与が必要であり、体重の増加に伴い、下記のように投薬に必要な量も増加します。
15日目〜30日目 3.3kg → 500mg 13,750円 × 16日 = 220,000円
31日目~60日目 3.6kg → 550mg 15,125円 × 30日 = 453,750円
61日目~84日目 3.9kg → 600mg 16,500円 × 24日 = 396,000円
◎その他のお薬
MUTIANとは別に、食欲を増進させる薬や貧血の症状を改善させるお薬の投与も必要です。
またこれらのお薬はMUTIANの投与期間が終わった後も、さらに84日間の投与が必要となります。
計168日間 97,636円(※既に処方された分を除く)
◎医療費・交通費
今後も定期的(2週間)な通院が必要です。
(84日間のうち、最低6回の予定)
また、遠方であり車を所持していないため、レンタカーの手配も必要となります。
医療費:10,000円 × 6回 = 60,000円
交通費:14,245円 × 6回 = 85,470円
リターンについて
■全額支援コース
感謝の気持ちを込めたメールをお送り致します。
■支援コース
缶バッジや卓上カレンダーなど、こまりのオリジナルアイテムを製作し発送致します。
※オリジナルアイテムはプロジェクト終了後発注する為、7月中の発送になります
実施スケジュール
5月15日 ムティアン投薬開始
5月29日 2週目定期検査(予定)
6月12日 4週目定期検査(予定)
6月26日 6週目定期検査(予定)
7月10日 8週目定期検査(予定)
7月24日 10週目定期検査(予定)
8月6日 ムティアン投薬終了、最終検査(予定)
8月7日 経過観察期間開始(84日間)
さいごに
この度は最後までご覧いただき、ありがとうございます。
インスタグラムの方では、より詳しい近状報告などをほぼ毎日投稿しております。
(アカウント:komari_fip)
こまりを救う為に、どうか皆様のお力を貸して頂けないでしょうか。
どうぞ宜しくお願い致します。