プロジェクト本文
はじめまして。熊本県に住む潤の飼い主の松田と申します。
潤は、2019年2月6日に生を受け、同年7月我が家の家族になりました。
大人ばかりの我が家に最高の笑顔をくれたのは、潤ちゃんです。
そんな大切な潤ちゃんが2021年4月3日、致死率約100%と言われるFIP(猫伝染性腹膜炎)と診断を受けました。
診断を受けたときは絶望の淵に立たされ、ただ茫然とするばかりでした。
しかし、日本未承認のお薬ですが、海外のお薬を84日間同じ時間に体重に合わせた量の薬を投与すると寛解が望めることが分かりました。
我が家を笑顔にしてくれた潤ちゃんを、FIPから救いたい!
この強い思いで、このお薬の投薬を決意しました。
しかし、大型種のラガマフィンの潤ちゃんは、成猫であるため、170万ほど必要となります。
私の財力では治療費すべてをねん出することができず、84日間の治療継続ができない状態です。
皆様のお力をお借りしたく、プロジェクトを立ち上げました。
ご支援ご協力、お願い申し上げます。
潤ちゃんのFIP診断までの経緯
2021年1月
体重の減少が激しくなり、動物病院を受診しました。
血液検査の結果は異常はないとのことでしたが、念のためエコー検査を実施していただきました。
空腸リンパ節が1.5cm腫れていることがわかったため、リンパ腫の検査もしていただいています。
2021年2月
外注に出していたリンパ腫の検査結果が届いたとのことだったので、説明を聞きに受診しました。
その結果、リンパ腫は否定することができました。
しかし、このまま体重減少が続く場合には、FIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性があるというご説明をしていただきました。
その後、食べようという気持ちはあるものの、食欲はなく体重の減少が続きました。
2021年3月下旬
再度動物病院を受診。
空腸リンパ節が1.5cmから2.5cmに大きくなっており、熱も41.5度ある状況だったため、FIPの検査を実施しました。
それと同時に、体重減少・食欲不振の状態のため、毎日皮下点滴を実施し、体調を少しでも維持できるよう対症療法を行っていました。
2021年4月3日
皮下点滴の為動物病院を受診した際、FIPの検査結果を聞きました。
結果は、陽性。
陰性であってほしいと願っていましたが、陽性と診断。
潤ちゃんのリンパ節の肥大から考えると、ドライタイプであるだろうと診断を受けました。
潤ちゃんFIP治療薬の投薬開始
この病気の子はほぼ亡くなっていると聞かされましたが、頭が真っ白で何も考えられませんでした。
診断を受けてからたくさん調べました。
出会うことができた命を救う方法を調べていく中で、日本未承認の薬でなら救うことができる可能性があることに行きつきました。
この日本未承認のお薬の協力病院は熊本県にはなく、車で2時間ほどかかる他県に1件だけあることがわかり、4月10日に受診させていただきたい旨連絡を入れました。
電話口で、急変しやすい病気のため早目の受診をおすすめしますとすすめられましたが、仕事が変わって数日の私は休むことができず、4月10日土曜日を急変しないことを祈りながら待つしかありませんでした。
2021年4月10日(土)
待ちに待った受診日です。早朝より高速で潤ちゃんを乗せて向かいました。
先生はとても親切に病気のことを説明していただき、この日本未承認のお薬は大変高額であること、しかし85%ほどの猫ちゃんが改善し寛解している現状もあるということをご説明していただきました。
協力病院での診察結果です。(血液検査)
上記検査結果により、FIPのドライタイプ中期であると判断されました。
心臓病の可能性もあるとご指摘を受けました。
熱:39.5度
空腸リンパ節の肥大は2.5cm、微量ながら胸水も認められましたが、混合タイプもドライタイプの中期も薬の量は同じということで、この日から日本未承認薬の投与を始めました。
当日の病院での体重は3.65kg
ドライタイプ中期は通常(体重1kg×100mg)の1.5倍量必要だそうです。
3.65kg × 150mg =547.5mg このため、入院して550mgの投与を開始していただきました。
2021年4月11日
潤ちゃんをお迎えに行きました。
熱:38.5度
点滴をしながら薬の投与を行ってもらい、病院で体重を測ってもらうと3.7kg( × 150mg = 555mg )になり、550mgでは足りなくなったため、この日から600mgの投与となりました。
自宅に帰り、車の中でトイレをすませたこともあり、体重は3.6kgに減っていました。
夜、初めての私の手からの投薬。
33分後に嘔吐し、慌てて病院へ連絡をしました。
先生から指示を仰ぎ400mgを再投与。
37分後、再度嘔吐。
薬が合わないのかと心配しましたが、今回の嘔吐の原因は潤ちゃんの空腹すぎることが原因だろうということで、この日の投薬はこれで終わりました。
2021年4月12日 投薬3日目
投薬開始前からの変化は、食べる量が少し増えたことでした。
2021年4月13日~2021年4月16日
投薬4日目~7日目
ほんの少しの時間ですが、走ることができるようになりました。
1か月以上走ることがなかったので、気分が少しいいのだろうと感じていました。
2021年4月17日 協力病院を受診
3.685kgに体重が増え、リンパの腫れも2.5cmあったものが、1.5cmに小さくなっていました。
先生も経過は良好だろうとおっしゃってくださいました。
※腫れが引きにくい子もいるそうです。
2021年4月18日~2021年4月23日 投薬9日目~14日目
順調に食欲が戻り、元気よく動き回る時間も増えました。
2021年4月24日 協力病院受診
体重 3.9kg リンパの腫れ0.6cm 先週よりさらに小さくなっているとのこと。
体重も順調に増えているので、4kgを超えたら、650mgへ増量になるため、200mgと50mgを処方していただきました。
血液検査も行い、その結果の連絡をいただきましたが、炎症反応の数値もA/G比も初診時に比べ良くなっているとのことです。
家での経過も良好で食欲旺盛になり、このお薬の効果を実感しています。
2021年4月30日
4kgを超えたため、650mgの投与へ変更しました。
2021年5月1日~2021年5月15日
投薬22日目~投薬36日目
体重も順調に増え、経過は順調のように感じています。
次回の診療は投薬6週目です。
※お薬が減ったころに、病院へ連絡し郵送で送ってもらっています。
ご支援金の使い道
集まったご支援金はすべて潤ちゃんの治療費にあてさせていただきます。
潤ちゃんは大型であるため、これからも体重は増えるであろうと予想されています。
元気に食欲が戻って体重が増えることは大変うれしいことです。
しかし、体重に合わせた薬の量を投与しなければならず、金額もその分増えてしまうのが現状です。
50mgで1,400円+税
1日目 550mg 15,400円+税
2日目 600mg 16,800円+税、400mg 11,200円+税
3日目~20日目 600mg (16,800+税)×18日 = 302,400円+税
21日目~40日目 650mg (18,200+税)×20日 = 364,000円+税
41日目~60日目 700mg (19,600+税)×20日 = 392,000円+税
61日目~84日目 750mg (21,000+税)×24日 = 504,000円+税
合計1,605,800円+税
上記が今まで飲んだ薬の量と、これからの体重増加を見込んだ薬の量での予想金額になります。
消費税がかかるため、投薬費用だけでも合計1,766,380円の予想となります。
治療経過や投薬状況などは以下のSNSにてご報告させていただきます。
Instagram:https://www.instagram.com/ry16102019
Twitter:https://twitter.com/Junchan2688
リターンについて
・全額応援コース
心を込めたお礼のメールと、潤ちゃんのお写真をお送りさせていただきます。
・支援コース
全額応援コースの内容に加え、潤ちゃんモチーフのオリジナルハンドメイドグッズをお送りさせていただきます。
にくきゅうストラップ
御守型ストラップ
バッグフック(テーブルにバッグをかけられるもの)
すべて私が作ります。
※画像はサンプルです。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回、大切な家族が致死率約100%と言われるFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症し、命の大切さを再認識しました。
本来であれば、飼い主の責任ですし私がすべてまかなうべきことは承知しております。
しかし、恥ずかしながら私の今の財力では治療費すべてをねん出することができません。
このままでは治療を継続できず、また悪化し命の危機に瀕してしまう状況です。
そして、このFIPという病気が不治の病といわれる病気ではなくなることを強く願っています。
日本で承認されたお薬が一日も早く出ることを願い、そして多くの方にこの病気を知っていただきたいと思っています。
どうか、皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか
よろしくお願い申し上げます。
※このお薬は飼い主の自己責任と判断で投薬が必要と考えています。
※このお薬がすべてのFIPの猫ちゃんに有効であるという趣旨ではございません。